いわく付きの 「物」 を供養する方法
「気に入って買ったものの急に運気が落ちた」「プレゼントされたものだけど何だか気持ち悪い」そんな経験はないでしょうか。
古いものやプレゼントされた物の中には、前の所有者の執着心が残っていたり念が込められていたりすることもあります。
とはいえ、いざ処分するとなると困ることは多いものです。神社や寺院でお焚き上げしてくれるのは、ほとんどが古札やお守り。勝手に古札と一緒に置いてくるなどして、迷惑をかけてはいけません。そこで、いわく付きの物を簡単に処分できる方法を紹介したいと思います。
「気持ち悪い」という直感は信じた方がよい
ところで、古い物は何でも処分した方がよいということではありません。本来、誰かにいただいた物は「喜んで欲しい」「お祝いしたい」といった良い思いが込められているものです。
しかし、中には呪いを発動させるために念を込めてプレゼントするという人もいます。アンティークや骨董品、リサイクル品の中にはやむを得ず手放したという物もあるでしょう。入手経路に関係なく、処分すべきかどうか迷ったときに頼りにしたいのは自分の直感です。
「置いておくと怖い」「気持ち悪くて使えない」と感じたら処分すればいいと思います。
物に応じて適切に処分をする
難しく考えなくても、不用品として処分できるものもあります。つまり、ゴミとして廃棄するということです。私の場合、陶器類などは「不燃ゴミ」として行政に回収してもらいました。
ぬいぐるみなども、小さめのものなら可燃ゴミとして出すことは可能です。
人形の場合、「人形供養」をしてくださる神社が近くにあれば、納めて供養してもらいましょう。「人形供養」をしている神社や寺院は、ネットでも検索できます。供養時期が決まっていることもあるため、勝手に置いてくるのではなく事前に確認しておくとよいと思います。
高価な物は浄化してから売却を
貴金属類など高価な物だと、中には「買ってあげたのに」という思いが強く、執着してしまう人もいます。可能であれば、相手に返すのも一つの方法です。しかし、返せない事情があるときは、売却するのも悪いことではありません。
その場合は、簡単に浄化してから手放すことをお勧めします。次に所有する人に呪いまで渡すことがないようにするためです。
誰にでもできる簡単な方法としては、次のようなものがあげられます。
浄化作用のあるお香・お線香(セージ、桃、水晶、ミルラ、白檀など)を焚き、物に感謝をする
神社のお手水で浄める(手に持った状態でよいので、水をかけ流す)
お焚き上げしてもらう
これは、私が書いた生き霊の書籍の中でも紹介しているもので、送るだけでお焚き上げしてくれる「みんなのお焚き上げ」というサービスがあります。
専用のキット(箱など)を購入し、処分したい物を詰めて送るだけという簡単な方法です。送った物は、提携神社がお焚き上げして供養してくれます。適当に廃棄されることはありません。供養証明書も送られてきます。
お焚き上げサイトへは、こちらのリンクから行けます↓
以上、手元に置いておきたくない「いわく付きの物」を処分できる方法を紹介しました。
お線香は強力なものもありますが、いわゆる「呪物」といわれるようなものや尋常ではない事象が起こっている厄介なものでもなければ、そう心配することはありません。
使わなくなった物を売る、誰かに譲る側になったときも、物への感謝や「喜んでもらいたい」という気持ちを添えておきたいものですね!