己巳の日と「白蛇辨財天」
今日11月1日は「己巳の日(つちのとみのひ)」です。
巳、つまり蛇は、弁財天のお使い。「己巳の日」とは、蛇が弁財天に願いを届けてくれる日であり、金運アップに良いと言われています。
「己巳の日」は、弁財天に参拝するのもいいですし、お財布を新調するなどお金に関することをするのに適した日なのです。
ということで、栃木県真岡市にある「白蛇辨財天(はくじゃべんざいてん)」に行ってきました。
といっても、実は「己巳の日」は後付けです。先日、何となく白蛇のいる弁財天に行きたくなり、調べたところ真岡市の「白蛇辨財天」に行き当たりました。
その後「己巳の日」に気付き、せっかくなので11月1日を予定していましたが、1日は月次祭があるとのこと。普段から巳の日は参拝者が多いそうで、さらに「己巳の日」ともなれば混み合うことが必至です。
なので、前日の10月31日に一人で気ままにドライブがてら行ってきました。片道約1時間の、程よい距離でしたね。
あらかじめGoogleレビューを参考にし、何もない平日ならと思って行ったのですが、すでに第一駐車場(4〜5台駐車可能)は満杯でした。仕方なく、裏手にある徒歩2分ほどの第二駐車場へ駐車しました。
境内に入ると、まず目につくのが駒蛇さま。実は、私は蛇が怖いので、あまり気持ちのよいものではありません(汗)。自分で行っておいて、おかしな話ですが。
普通の狛犬さまもおります。
拝殿はこんな感じです。
境内に入ると、ちょうどご祈祷中だったようで、いいタイミングに行けました。
拝殿の右手奥に入ると「銭洗いの滝」があり、お金を洗うことができます。
昔、鎌倉の「銭洗弁天」でお金を洗ったことがあります。岩をくりぬいたようなところにある独特な雰囲気の神社でした。
ただ、洗ったお金を他のお金と混ぜてしまったようで、すぐに使ってしまったという苦い経験をしています。
今回は洗わず、社務所で御宝銭を授与していただきました。
社務所は趣のある古民家でした。社務所というより、商家のような作りですよね。波に三つの鱗という社紋が変わっていて素敵なので、写真を撮ってきました。この社紋、三大弁財天といわれる「江島神社(神奈川県)」とよく似ています。
境内にある池。帰りには亀が見送ってくれました。ただの甲羅干しですが(笑)。
社務所では御朱印もいただきました。
私は御朱印帳を持ち歩かないので、いつも書き置き用のにしています。
昨日は気温が20度ほどでしたが、車に乗っていると暑いくらいでした。半袖姿の人もけっこう見ましたね。
もう11月なのに、どうなってるんでしょう?
ところで「己巳の日」が巡ってくるのは60日ごとです。今年は11月1日と12月31日の2回を残すのみ。気になる人は、弁財天を参拝したりお金にまつわることを整えたりしておくといいかもしれませんね。