【徹底検証】5000万円以上費やして、動画広告と静止画広告どっちが良いか検証してみた結果…
こんにちは!!キャリーミーでマーケティングの責任者の三森 捷暉です。
外が本当に暑いですねええ!!!
これからnoteを三森は頑張っていこうと決意した1本目なので、
本日はとっておきコンテンツ!
多くのマーケターを悩ませる「動画広告 vs 静止画広告」問題について、キャリーミーが5000万円以上費やした結果をCPA含め、包み隠さず、検証結果をお伝えしていきます!!!
世のBtoB企業では
「静止画広告と静止画広告ってどっちがいいの??」って悩まれている方が
星の数ほどいると思いますし、その中の星の一つが紛れもなくボク三森でした。そんな悩めるマーケターの皆様に少しでも参考になれば幸いです!!
※参考になったらシェアしてくださいね!!約束ですよ!
1. 動画広告と静止画広告の基本的な違い
まずは、動画広告と静止画広告の特徴を簡単におさらいしましょう!!
※もう知っとるわ!という方…ごめんなさい!!
動画広告の特徴:
PDCAを回すのが難しい
インパクトが強く、記憶に残りやすい
多くの情報を短時間で伝えられる
制作コストが高い
静止画広告の特徴:
PDCAを回しやすい
制作コストが低い
サイズ変更が容易
情報量が限られる
それぞれの特徴を踏まえた上で、実際のキャリーミーの検証結果を見ていきましょう。
2. キャリーミーの広告戦略とその背景
ここで、ボクたち、キャリーミーというサービスについて少し説明しますね!(若干宣伝!!)
キャリーミーは、「ビジネス界にプロ契約を」をモットーに、1万人以上のプロ人材を企業に紹介するサービスを展開しています。
当時、ボクたちは大きな課題を抱えていました。プロ人材は順調に集まっていたものの、法人からのリードが不足していたのです。
この問題を解決するために、大規模な広告キャンペーンを実施することになりました。
「プロ人材を必要としている経営者に、とにかく強烈なインパクトを与えたい」
そんな思いから、私たちは動画広告に大きな期待を寄せました。念願のCMが完成し、いよいよ大規模な広告配信が始まったのです。
PS.キャリーミーのサービス資料はこちらからダウンロードしてね!!
(「三森のnote」って書いてもらえると、細かい話を説明できるかもなので
記載してみてね!!!)
2. YouTube広告の衝撃的な結果
ボクたちキャリーミーが最初に力を入れたのが、タクシー広告とYouTube広告でした。「動画の時代」と信じて、渾身のCMを制作し、大々的に配信しました。
しかし、結果は惨憺たるものでした。
目標CPA: 35,000円 実際のCPA: 318,182円
なんと、目標の10倍近いのコストがかかってしまったのです。
最初、「あれ、疲れてるから桁を見間違えちゃってるのかな?」
って思いました…
「こんなはずじゃなかった…」
落胆する私たちを尻目に、静止画広告は着実にコンバージョンを生み出していました。ここで初めて、
**「本当に動画広告作る意味あるの?」**
という疑問が頭をよぎったのです。
とはいえ、ここで諦めるわけにはいかないので改善をさせようと頑張りました。
YouTube広告の改善策
改善方法は、いろいろ試しました!!配信方法だったり、タイトルだったり、
いろいろありますけど、
シンプルに1番効果が出たのはクリエイティブの見直しですね
これだけだとわからないと思いますので
具体的にどこを変えたかと言いますと
元々20秒近くあった本田さんの導入部分を 9秒まで短縮、後ろ21秒の構成を見直し、サービス説明部分を20秒近くまで伸ばしました
目標CPA: 35,000円 実際のCPA: 85,958円
これらの改善を重ねた結果、何とかCPA8万円台まで下げることができました。目標には届きませんでしたが、大きな学びが得られた経験となりました。(現在は停止中だけどね!)
3. Meta広告で見えてきた真実
次に、Meta(旧Facebook)広告での検証結果を見てみましょう。ここでは、動画広告と静止画広告を並行して運用し、徹底的に比較しました。
結果:
動画CPA: 28,545円
静止画CPA: 30,679円
動画の方が若干よかったです。また特に顕著に効果が出たのは重要なのはCTR(クリック率)の差です。
動画CTR: 0.7%-1.9% 静止画CTR: 0.3%-1.1%
動画の方が明らかにCTRが高く出ました。
ただこのCTRの差があるせいで、同じセットで静止画と動画広告を回すと
広告費が動画広告に寄りがちなので、そこは気をつけて!!
Facebook広告についてもガンガン改善していかないともったいないので
改善していきます!!
その結果を共有共有!!!
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Meta広告の改善策
結論、Meta広告の改善はクリエイティブの量です!
(Meta広告は、どんだけいいクリエイティブだって枯れちゃうし!、どれが当たるかなんてわからない!!爆速PDCAしか勝たん!!)
改善方法
クリエイティブの大量生産 検証期間中(2023年9月〜2024年2月)に、動画26本、静止画220枚という大量のクリエイティブを制作
A/Bテストの徹底 様々なクリエイティブ、コピー、ターゲティングのパターンを試し、最適な組み合わせを見つける
結論:動画か静止画か、その答えは…
5000万円以上をかけた大規模検証の結果、私たちが到達した結論は以下の通りです:
動画広告は、CTRが高く、クリエイティブも枯れにくい
静止画広告は、改善が早くテストしやすい
理想的には、動画を軸にしながら、静止画も並行して改善を続けるのが効果的
しかし、これはあくまでキャリーミーの場合のお話し!!
実際には、自社の商品やサービス、ターゲット層、予算などに応じて、最適な戦略は変わってきます。
重要なのは、このような大規模検証の結果を参考にしつつ、自社の状況に合わせて小規模なテストを繰り返すことです!
最後に、広告運用で大切なのは継続的な改善です。たとえ最初の結果が思わしくなくても、諦めずにクリエイティブを改善し、ターゲティングを調整し続けることで、必ず成果は上がってきます!!
私たちの5000万円の「投資」が、皆さんの広告戦略の一助となれば幸いです!!
※ここまで読んでくれたらさすがにシェアしてよおおおお!!!
【著者プロフィール】三森 捷暉:2021年新卒で株式会社Piece to Peaceに入社。キャリーミーにて広報、デザイン業務,広報・マーケティングに従事。カンファレンスやタクシー広告などマーケティング全般を担当。
趣味:卓球 用具めっちゃ好き、キョウヒョウめっちゃ好き。