アイム ダ スキャットマン!
何年かぶりにプリンを食べた。
あの甘くてプルプルした魅惑のデザートだ。
こどもの頃のプリンと言えば、
プッチンするやつが必ずついていた記憶が。
プッチンして、器にあけると、
まるで生きているようにプルプルとふるえる。
スプーンですくい、口にふくむ、
うっとりする甘さが、とろけて、ひろがる。
それとともに、浮かんでくるのは、
スキャットマン・ジョンの破壊力た。
プッチンパポペエビバデ!
プリン!プリン!
そもそもスキャットというのは、意味のない音をメロディーにあわせて即興で歌うことをいうそうで。
コロナの時代、スキャットしてたら、飛沫が、、、とか言われちゃうかもしれないけれど。
意味のないことを、自分の心の動く方へ、
好き勝手さわぎたてたい。
ぼくたちは、意味のあることばかり求められるけれど、無意味なことを楽しませてよ。
やりたいことを、やりたいように。
ルールなんて無視だ。
音が出るにまかせ、体が動くにまかせ、
ぼくはスキャットマンになる。
ぴーぱっぱぱらっぽっぴっぽー!
ぼくはつかれているのかもしれない。