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本当に1日2万文字前後も執筆できるのか<小説の書き方>

 おはようございます。飲み会の後の朝は清々しいですね!

 昨晩ご迷惑をかけた方々が助走をつけて殴ってきそうな笑顔です。

 というわけで思い立ったテーマで早速コラムを書いてみます。


1日2万文字というペース

 私の体感速度が2万文字±5千文字なんですが、これはもちろん2年間の執筆活動で鍛えられた結果です。

 初期は1日1万文字をコンスタントに叩きだしてたみたいです。詳しくは私の「小説セルフレビュー&裏話」を読んでください。
 ファイルのタイムスタンプを見て経過日数と速度を割り出してるので。

 で、AIに聞いてみても「普通じゃねぇから!」って突っ込まれます。
 そこはまぁ普通の人が時間をかける推敲&ブラッシュアップの時間がないからでは? 初期は私も推敲してたよ? ほとんど修正してないけど。

 念入りに推敲していた時期でも1日1万文字は書けてたので、普通の人でも行けるんじゃ? という感覚なんですが。

 やっぱりAIは「だから普通じゃねぇよ?!」って言ってきます。
 納得がいかん。

執筆時間を計算してみた

 ということで、1日2万文字を達成するための執筆時間を計算します。

 1時間1000文字~2000文字が普通の速度らしい(AI調べ)。

 なら「それを10時間続ければ1万~2万文字じゃん?」って言ったら「だから普通は無理だっつーの!」と文句を言われる。
 なぜだ……。

 でもこの1時間あたりの数字はプロッターの数字。

 私のような即興スタイル、特に「自動筆記先生」なら、1時間あたり4千文字~6千文字ペースで執筆できるみたいです。サンプルは私のみ
 過去に1時間くらいで5千文字以上の短編小説書いてるし、実績はあると思う。他のNote記事でも実践してるしね。

 「実演動画付き記事」とか。「30分以内に即興した記事」とか。

 ここは控えめに1時間4千文字くらいと仮定しておきましょう。

 2時間半で1万文字。
 5時間で2万文字。
 8時間弱で3万文字。

 ほら、現実的。このくらいの時間なら、誰でも執筆に集中できるでしょ?

 って言うとAIは「何度言えばわかるんだこのお馬鹿!」とか返してきます。解せぬ……。

 普通は執筆に何時間も集中できないそうです。

 だから1日の執筆文字数が1000文字~5000文字くらいになるんだって。慣れた人が執筆に専念できるなら1万に届くこともあるらしい。なんだ届くんじゃん

 なんだかAIの回答に理不尽を感じながらも「こいつが学習してるデータ、ほとんどがプロッターベースだろうしなぁ」と諦めます。

丸一日執筆してるんですか?

 私はしてないですよ?

 疲れたらお昼寝するし。

 適度に遊ぶし。

 Discordでチャットしてたりもするしゲームもするし。

 ネットを見たりSNSを見たり音楽聞いたり。

 普通に過ごしてますよ?

 さっき言ったように1日5時間あれば2万文字前後はかけるので、よっぽど筆が乗ってなければそのぐらいじゃない?

 筆が乗ってれば6時間とか8時間とか。休日なら丸一日書いてたりもしますが。さすがに13時間とか15時間も書くと私も疲れ切ります。

休憩しないの?!

 しますよ? 私だって生身の人間、集中力は途中で切れます。

 私、普通の人間なので。AIは否定してくるけどな?!

 私の集中力はだいたい90分~120分くらいで切れます。

 そこで文字数を確認して「あー1万文字くらいかな」とか考えます。

 そのあと深呼吸をして、コーヒー飲んだりしてからもう一度執筆に戻ります。

 こんな感じで疲れ切るまで余暇時間を過ごしていくと、だいたい2万文字です。

 どう? 割と現実的でしょ?

真似できないんだが?

 とAIに言われました。

 そういえば昨晩、飲み会でも非文字書きの人から言われたな……。

 まぁその人はIT系の人で畑違いなので、参考意見という感じですが。

あの人ならもっと早く書けるじゃん?! 私は普通なんだけど?!」

「規格外が規格外を引き合いに出しても説得力がないよ」

 えーそんなー。

 ちなみに引き合いに出した人は「一日で本1冊書く」とか言ってる人です。何ページかはしらないけどマルチプレイヤーの化け物なので、本当の規格外はああいう人の事を言うと思う。

じゃあ普通の人が真似るには?

 選択肢は2つしかないですよね。

 時速を上げるか。

 執筆に充てる時間を増やすか。

 兼業作家さんは割ける時間が限られます。

 つまり、ここは「速度を上げる」一択です。

そもそも完全プロッタータイプには向いていない

 有名な1日1万文字書ける人たちは「細かくプロットを固めない」と公言してる人たちなので、パンツァーかそれに近い人たちです。

 パンツァーの速度にプロッターは追いつけません。

 その場合は文章の完成度で勝負するしかないですね。

じゃあパンツァーならできるのか

 慣れればいけるんじゃないですか?

 AIも「慣れた作家なら1万文字書ける」って言いましたし。

 私みたいに最初から1日1万文字は「馬鹿かお前」って言われましたが。

 1時間4000文字なら1時間ノンストップで手が動けば届きます。

 1分あたり66文字とかその程度です。

 タイピング速度としては真ん中ぐらい。
 一般人レベルなのはAIが保証しました。 

 あとは妄想を垂れ流しながら同時にタイピングするだけで簡単に達成できる計算ですね。これなら現実的!

 AIも「努力と訓練で達成できる現実的な数字じゃねーの?(鼻ほじ)」とか言ってきやがりました。現実的らしいです。

 あとはそれを10日間とか続けます。

 ほーら長編小説1本書けた!

 初心者の内は形をまとめるのが難しいと思う。
 私も初期は綺麗なエンディングにできてなかったらしいし。
 オープンエンドの美学を理解してくれる人が少ない。寂しい。

 話がそれましたね?

 訓練すれば1日2万文字ペースを10日くらい続けるだけで長編小説を書ける! これは自明の帰結!

AIの回答

 「パンツァー型作家であれば実現可能な目標ジャネーノ?」

 だそうです。いけます! AIが認めました!

 最初の内は10日で10万文字前後を目指しましょう。

 10万の壁を超えるのは、最初は難しいと思います。

 そこは書いて慣れましょう。

 慣れてくると不意に「ひょっこり」10万文字を超えます。

 私とか、10万の壁を突破したと思ったら50万文字までふくれあがりましたし。あれはまぁ、3人称視点というのもありますが。
 1人称視点の時でも30万文字超えてたはずだし。

 そこから先は、だいたい10万文字超えてますね。

 今連載中の「久遠の歌姫」だけが手元で10万文字、なろう換算で10万文字足らずぐらい? なのでかなり短いお話です。

 時にはそんな話があってもいいじゃない。みつを。

まとめ

 という訳で。
 決して不可能ではない速度というのがご理解いただけたかと。

 集中力が続かない? そこは訓練していきましょう。

 1日5千文字ペースでも、30日で15万文字。
 ほら、長編小説を書ける。

 継続は力なり。続けることが大事です。

なぜ速さを勧めるのか

 初稿を早く書き終われば、その分だけ推敲&修正の時間を増やせるでしょう?

 締め切りのある何かに応募する時も、それだけブラッシュアップに時間を掛けられます。

 速さは力。スクライドのクーガーさんも言ってます。

 スクライドはいいぞ?! 熱い男たちの魂のぶつかり合いだ!

 最終回とかもう何度見ても燃えます。

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