*読了23冊目*『銀河ヒッチハイク・ガイド』
『銀河ヒッチハイク・ガイド』ダグラス・アダムス著 を読んだ。
『イーロン・マスク』上下巻を読んだ時に、マスク氏の愛読書だと書いてあったので読んでみた。
痛快だった。
好きか嫌いかで言えば、大好きな系統だった。
どれだけ頭のいい人が書いたのかと思う。
こんなに先の展開が読めない本もめずらしい。
それでいて小難しいことは何一つ書いていない。
ナンセンスギャグの連発。
天才バカボンを楽しめる人はこの小説も大いに楽しめるだろう。
腹を抱えて笑っているうちに、実はものすごい深淵に触れている。
10代でそれに触れたイーロンマスクはスペースXを立ち上げてしまったし、人類を火星に移住させることを本気で考えている。
読む人が読むと、それぐらいの起爆剤となる本なのだと思う。