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わからないことに対する適応性

未経験のことに対して、挑戦するのってとても勇気がいることですよね。でも、上位5%シリーズの著者越川さんによると、優秀な人の傾向の1つに「自分がすべてわかる前提で仕事をしていない(弱みを見せる)」があるとのこと。仕事をしていると、全部わかっている人ってなかなかいないので、わからないことは自分が得意になるように頑張るより、得意な人に任せるが1番だという事のよう。私の場合は、それ以前の問題なので、全くできていないことが多いのだけど。。

最近感じるのは、「わからないことを人に頼る」ことができる組織というのは、頼るべきリソースがたくさんあって、仕事も比較的分散されていて、 いろんな人材がそろっているのでは?ということ。

今の職場は国家資格を持つスペシャリストが多いのだけど、彼らは自分の担当する範囲については「わかる」のが当たり前で、「わからない」というのは許されないこと。「わからない」状況になったら途端にフリーズしてしまうのと、「わかること」に対して深く取り組む傾向があります。こういう特徴は、よく作用する場合もあれば悪く作用するときもあって、悪い方に向かうと「私はわからないのでやりません」となったりします。

分からないことを認めるのはとてもストレスフルで勇気のいることで、未だに私もそんな時間が続くと本当に疲れがたまるなぁと思ったりしますが、そんな中でも何とか立ちふるまうこと。それが仕事なんだよなぁと思ったりする、今日この頃です。


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