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東京さんぽ/梅めぐり#2

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前回の続き。

枝垂れ梅の全景は思ったように撮れなかったことが悔しい。
撮った人の写真を見ると、どれも素敵で何が違うのかとしばし悩む。

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もう少し露出オーバーにすればイメージが変わったかもしれない。
枝垂れ梅自体は満開で、見事な姿だった。

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花のうしろ姿も綺麗だと個人的には思っている。
陽に透けて、光の中で浮かび上がっているかのように見えるから。

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強風にゆらゆら忙しなく揺れる枝。
陽射しは暖かいのに、風は冷たい。
時間が経つに連れ、人が増えてくることもあって写真スポットを探すのが少し難しくなる。平日に行くか、朝はもっと早く行けばいいのかもしれない。

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これも咲き分けと呼ぶのだろうか。
それほど背の高くない梅の花が、池のそばに咲いている。
白にピンクのバイカラーがかわいらしい。

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ピントが甘い。
撮りたい画はあるのだけれど、技術が追いついていない。もっとたくさん撮っていい写真を残したい。

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正面からのこの梅の花はお気に入り。
白と紅を混ぜたような淡い色合いも春らしくてとてもいい。

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境内は華やかに彩られている。
青空の下の梅は、色が映える。

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風が強かったせいか、花が散り掛けなのか、いたるところに花びらが落ちている。

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水に浮かぶ花びらは幻想的で好きだ。
すぐになくなってしまう儚さに無性に惹かれるのかもしれない。

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天気がいいと、いつまでも撮っていたくなる。
花粉の時期は、昼間に外に出ること自体がとても億劫になってしまいがちで、そのほうが身体も楽なのだけれど、やっぱり今しか見られない景色を収めたいとも思ってしまう。
花粉症とは何がなんでもお別れしたいと思っているのだが、早10年以上のお付き合いである。別れる未来は到底見えない。

花粉のピークはこれからだが、花が芽吹く季節もこれから。
適度に様子を見つつ、また行きたい。


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