エディ・ヴァンヘイレンが亡くなって想うこと
今日は、恋愛・婚活コラムから離れて、最近起きたニュースについてどうしても書きたいので、少し寄り道します。
2020年10月6日、ロック史に革命を起こしたエドワード・ヴァンヘイレンさんが、がん闘病の末亡くなりました。65歳という若さでした。
エドワード・ヴァンヘイレン
・アメリカのハードロックバンド、VAN HALENのギタリスト。
・愛称はエディ
・ドラムのアレックス・ヴァンヘイレンは実兄。
・「ライトハンド奏法」という、新たな表現方法を確立。後世のギタリストに多大な影響を与えた。
私は、学生の時ギターをかじってました。VAN HALENは、ロックが好きな人を除けば、私の世代ではほぼ聞かれないバンドでした。それでもギタープレイに惹かれ、エディは私にとって最も尊敬するギターヒーローでした。
高校生の時、アメリカにホームステイしてた時、ステイ先の小学生の男の子に『エディ・ヴァンヘイレンこそ神』と力説してるくらい魅入られていました。(ごめんね😭)
エディが亡くなったニュースを見た時、瞬時にある人との関係を思い出し、気になってしまいました。その調べた結果、とても嬉しくなったのです。
もう一人のヒーロー サミー・ヘイガー
ヴァンヘイレンの2代目ボーカリスト、サミー・ヘイガー時代が一番好きでした。私が、最も尊敬するボーカリストの一人がサミー・ヘイガーです。
初代ボーカリストのデビッド・リー・ロスがヴァンヘイレン兄弟と関係悪化で脱退した後、サミー・ヘイガーはバンドに向かい入れられます。
アルバム「1984」で大ヒットを叩き出し、その直後にデビッド・リー・ロスが脱退したため、ファンや評論家を含め、サミー・ヘイガーにはボーカルが務まるのか懐疑的な論調でした。
しかし、アルバム『5150』をリリースした後、その空気は一変します。
サミー・ヘイガーの圧倒的な歌唱力に皆舌を巻きます。そんなサミー・ヘイガーに触発されたのか、エディのソングライティングの幅も広がりました。
サウンドも重厚かつ深みが増し、ロックファンだけでなく、幅広く世代に聞かれるようになりました。
デビッド・リー・ロス時代には難しかったパワーバラードやミドルテンポで歌い上げるような作品も増え、MTVや多くのラジオ局でパワープレイに選ばれていました。
4作連続全米1位
1986年にリリースした『5150』で3週連続ビルボードチャートで1位を獲得。
その後も、1988年リリース『OU812』、1991年『For Unlawful Carnal Knowledge』、1995年『BALANCE』で全て全米1位を獲得。しかも、どのアルバムもアメリカだけで300万枚以上の売上を記録します。
『BALANCE』が発表された1995年はハードロックは下火になり、音楽シーンもニルヴァーナなどに代表される「グランジロック」が席巻していました。その中での1位は、流石と言わざるを得ない成績でした。
ヴァンヘイレン兄弟との確執
『BALANCE』の次のアルバムがなかなか出ないので、どんな作品がリリースされるのか。ファンは期待で胸を膨らませていました。
1996年『Best Of Volume 1』というベストアルバムを発表。その直後、突如サミー・ヘイガーの脱退が表明されます。
同時期に公開された「Twister」という映画のサウンドトラックに曲を提供しようとしていたバンドに、サミー・ヘイガーは反対したのです。そもそもベストアルバムも出したくなかった。この件が決定打になり、サミー・ヘイガーは、脱退してしまいました。
実は、『BALANCE』のレコーディングの前に、サミー・ヘイガーは家族の問題があり、生活のリズムが少し乱れていました。それがバンドの活動にも影響を与えます。
『BALANCE』のレコーディングでは、他のメンバーが連日10時間以上の作業をしている中、サミー・ヘイガーは午後にちょこっと顔を出すだけ。ボーカル録りは別スタジオで行うなど、バンドとの距離が広がってしまいました。
エディとサミーの確執
サミー・ヘイガーとエディは、ことあるごとに互いに批判を繰り返してしまいます。
2004年に関係を修復し、再結成ツアーも果たしますが、またしてもエディとの関係が悪化して脱退。
2人の仲が決定的に決裂してしまったのは、2006年にVAN HALENのベーシスト、マイケル・アンソニーをヴァンヘイレン兄弟が解雇してしまったことでした。しかも、エディがマイケル・アンソニーへの批判をしたことにより、マイケル・アンソニーとの仲が深かったサミー・ヘイガーは激怒してしまいます。
このニュースを聞いたときは、流石にもうサミー・ヘイガーとは、永久に関係が修復しないのでは?と私も考えてしまいました。
奇跡的に関係が修復していた
サミー・ヘイガーは、2016年にデヴィッド・ボウイと元イーグルスのグレン・フライが亡くなった後、『後悔や因縁なんかを持ったまま埋葬されたくない』と考えるようになったようです。もうバンドには戻れないけれど、エディとの関係を修復する行動を取ります。
サミーヘイガーが哀悼の意を表明
2020年10月6日にエディが亡くなったことがアナウンスされました。
その後、サミー・ヘイガーはtwitterでエディへの哀悼の意を表明します。
あれだけ仲が悪かった2人が、お互い笑顔で写真を撮るまでの関係になっていたのか、と思うと胸が熱くなります。
音楽的な成功を共に成し遂げた2人。自分のキャリアの中で、切っても切れない存在だったのでしょう。成功を目指すが故、ぶつかったりしたのかもしれません。
私の音楽の背骨を作った偉大な二人。その確執を目にする度に複雑な気持ちになっていました。いつか仲直りして欲しいな。そう思ってました。
エディが亡くなった時、真っ先に考えたのがサミーとの関係でした。調べていくと関係が修復されていたとのこと。本当に良かったです。
エディも天国で良かったと思ってるんじゃないかな。
改めてエディ・ヴァンヘイレンさんのご冥福をお祈りします。
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