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沼の底から ― どろどろエッセイ

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書きたくなったことを気ままに書きます。テーマは特にありません。ときにどろどろしているかもしれません。
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#公募

小説投稿サイトと公募方式に求めるもの

 作品の公開(アピール)手段として小説投稿サイトを利用したい気持はあるのですが、いくつかの理由により、ずっと躊躇しています。まったく使ったことがないわけでもなく、ほんの一瞬試してみたことはあるのですが。  ①一度公開してしまうと、その作品を公募に出せない  ②ジャンルや雰囲気に合わなさを感じる  ③思いのほか、参照数や反応が伸びない  ……等々。  ①はけっこう悩みどころなのですよね。  とにかく読んでほしいという気持は強くあるのだけど、公募には送りたい。  公募には送り

一般的な小説公募の選考過程についてしみじみ思うこと

 長年いろいろなところに小説を投稿(応募)してきていて、候補に残ったこともあれば、片足ひっかっかったこともあり、はたまた予選にすら残れないことも数えきれないほどあり。  その経験からして言うのだけど。  一般的に今やっている形式の小説公募(新人賞)は、"運"の要素が大きすぎると思う。  いや、そうじゃない、残る人は残るんだ、と主張する人もいるけど、いや、そうじゃない、やはり運がかなり大きい。断言する。  特に一次選考とかレベルの選考。  たとえば最終選考なら数名の選考委員