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メンタル脳

「メンタル脳」 著書:アンデシュ・ハンセン 訳:久山 葉子


2021年に爆発的にヒットした「スマホ脳」の著者、アンデシュ・ハンセン氏の心の取り扱い説明書として発行された本。

ティーンエイジャー向けとは知らずに購入していました。
その分、専門用語が少なくするする入ってくる内容。

第1章の「なぜ私たちは生きているのか」から始まり、最終章で「なぜ幸せを求めてはいけないのか」まで、あくまで人間の脳の構造をメインとした切り口で私たちの問いについてわかりやすく解説しているなあと感じました。

なぜこんなにも自分は苦しいのだろう、という漠然とした不安の正体や、原因がわかると少なからずホッとするタイプだったので、思春期にこの本に出会っていたらな、とも。

脳のせいにするわけでも、自身の至らなさを責め立てるわけでもなく

「こんな時は、こういうことが起こる」

という知識があるだけでも心の持ちようは変えられる。


うつや不安障害に悩まされているかも、という方の目に留まり、その病への一線を越えることがなくなれば、と仄かな期待を込めて。


とりあえず、現代人は運動ですね。


悩んだり、落ち込んだらとりあえず全力疾走してみようと思います。
ぜひ駆け抜けましょう。





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