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2023年12月振り返り ~本は偉大だし、もぅマヂ無理。。。転職しょ。。。~

 もう12月です。2023年の振り返り↓


<料理>

・鍋ばっかり

寒かったのと、後述する転職活動によって時間が削られたので、必然的に手軽にできる鍋の頻度が増えました。仕方ないね。

調理が単調になりがちなので、せめてもの抵抗として、ちゃんとダシを取った上で味噌で味付けするみそちゃんこスタイルにして手間をかけるようにしました。ふるさと納税で2kgくらい貰った味噌がまだ残りまくっているので……。

・牛丼

定価400円/100gの牛肉が半額くらいになっていたので、自宅にあった材料と組み合わせて牛丼にしました。200円/100gくらいの牛肉で作った時はチェーン店のほうが美味いレベルでしたが、今回はかなり美味しくできました。レシピはクラシルのものをマネしただけなので、調理技術が上がったというよりは肉質の違いが如実に出たと思っています。

久々に牛肉を買いましたが、とにかく高いですね。やはり庶民は豚肉か鶏肉じゃないと……。

<勉強・読書>

・洋書1冊+言語学の本1冊

読破したのは『User Friendly: How the Hidden Rules of Design Are Changing the Way We Live, Work, and Play』と、『会話の科学 あなたはなぜ「え?」と言ってしまうのか』の2冊。

洋書はチマチマと読んでいました。途中で和訳から英文に翻訳してから原文と照らし合わせるなどの回り道をしまくりました。結果、読破に3か月ほどかかってしまいました。トホホ。私が推してやまない和訳版もオススメです。

後者は前々から気になっていた本です。著者曰く、言語学の研究のほとんどは文章を基にしたものなので、会話を研究しているものは少ないそうです。フィールドワークで文字として残っていない言語を記録するみたいな例は聞いたことあるのですが、そういうのは少数派なのでしょうか。

会話の科学というタイトル通り、研究から分かった会話にまつわるトリビアがワンサカあります。

  • 人間の反応速度から考えると、聞き手は話し手が終話する少し前から返答に向けて準備している。

  • 終話のタイミングを判断するのは複雑だが、要因の一部としては以下の通り。
    ※あくまでオランダ語の疑問文で、同じ単語でも文中にあるか文末にあるかの比較

    • ピッチが高くなる(文中だと300Hzなのが文末だと350Hz)

    • 語尾が伸びる(文中より文末のほうが音節の持続時間が0.1秒長い)

  • 英語でいう"Huh?"に相当する言葉は、だいたいの言語で"あ"の発音らへんにある

ただ、一番エモいなと思ったのは、言語学に限らない以下の話でした。

 言語学でも、分野によっては運が良ければ、先人がすでに現場で長い年月をかけて研究を重ね、その成果を論文などの文献に残していることがある。中には生涯をその研究にかけて成果を残した人もいる。後の人間は、何か疑問を持った時に、すでに誰かが研究をしていれば、その成果を参照するだけで答えが得られるわけだ。答えを得たいと思った時には、図書館に行けばそれで済む。

会話の科学 p.13(kindle)

確かに先行研究がなければほぼ0からのスタートとなってしまいます。現代ではよほど斬新なものでもない限りは教本のようなものがありますから、新しく学習し始めるものでも先人の教えをまとめた本から吸収することができるのです。考えれば考えるほど、書籍という存在が偉すぎますね。まさしく巨人の肩の上に立つstand on the shoulders of giantsですね。

<その他> 

・転職活動開始

コレでめっちゃ忙しくなりました。転職先が決まったら、そこに至るまでを全部書いて出します。備忘録として最初から最後まで書くつもりなので、既に書き始めています。途中で投げたらスミマセン。

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