ピカチュウでVIPに到達するために不要だったもの【#スマブラSP】
スマブラSPからスマブラを始めた初心者が、ピカチュウで初VIPに到達するまで!
僕はNintendo Switchで初めて、スマブラというゲームを所有しました。これまで、友達の家などで遊ぶ機会は何度かありましたが。
このnoteは、スマブラSPからスマブラを始めた超初心者である僕が、VIPに到達するまでの経験を根拠にしていますので、同じような立場、もしくはこれからピカチュウを触ろうという人にとっても、きっと役に立つものになるのではないかと思っています。
あくまで、VIP到達を目標にしたものです
このnoteにたどり着く人であれば、VIP入りをゴールにするのと、スマメイトレート2000をゴールにするのとでは、求められる練習内容がまったく違うことを想像できると思います。
このnoteは、あくまでもスマブラ超初心者のVIP入りを目指したものになります。そのためピカチュウでの「即上投げ雷」を肯定し「空Nループ」を練習不要なものと捉えます。
ただし、VIPに到達するまでの軌跡でピカチュウを愛することを知り、そこからスマメイト向けの練習を始めるのも、ぜんぜんありだと思ってもいます。
では本題です!
ピカチュウでVIP到達に不要だったもの
「不要だったもの」というテーマでnoteを書いているのは、同様のコンテンツがYouTube上を含め見つかりづらいからです。「必要なもの」はあるんですけどね。
マスターESAMはもとより、キシルさん、ピロさん、ショーリミさんといったプレイヤーのピカチュウは非常に高度であるがゆえに、VIP到達を目標にするには「練習時間対効果」「難易度対効果」が低いものもあると感じていて、
スマブラSPからスマブラを始めた僕という実例をもとに「これはできなくてもピカチュウはVIPいける」というものを作ろうと思いました。
ピカチュウでVIP到達に不要だったもの①:空Nループ
ピカチュウの代名詞かつ強力、そして高難易度なコンボ空Nループ。しかし、これはVIPに到達するまでは不要、なんなら使わない方がいいと思います。
シンプルに難しいだけでなく、2、3回ループした程度では火力が低すぎるため、ちゃんと完走できなければならないこと、
さらに一番致命的なのが失敗に終わった場合、相手が軽く浮いた程度の状態でフィニッシュしてしまい、その後の展開につなげにくいところです。
これに比べて、最も基本コンボである、上強、上強、空上、空上、空後などは、相手が崖際付近で高く浮いてフィニッシュするため、その後の復帰阻止展開に繋げやすく、圧倒的に有利です。
空Nループを戦術に取り入れるなら、しっかり空前締めなどで完走できるように精度を上げてから、そしてそれはVIP後でいいのではないかと思います。
ピカチュウでVIP到達に不要だったもの②:空上ループ
空Nループとの連携で0%始動の即死コンボもできる空上ループ。
もちろんできるに越したことはありませんが、空Nループに比べてもさらに難易度が高く、VIP前ではこれ以外の能力に練習時間を割いた方がいいように思います。
ピカチュウでVIP到達に不要だったもの③:下強ダウン連横スマ
意外にも、僕はこの連携が安定しないままVIPに到達しました。
100%からの撃墜につながるコンボなので、習得すべきであるに越したことはないのですが、ダウンする/しないの見極めが必要なところが難しく、シンプルにDAを決め打ちしたほうが展開的には安定しやすい印象です。
そもそも、下強自体、VIP到達前はあまり振らなくても戦えます。
ただ、リーチ・判定・回転率ともに使いやすい技なので、振れるよう練習しておくのが○だと思います。
ピカチュウでVIP到達に不要だったもの④:横強
後で使用コントローラーやキーコンにも触れようと思っていますが、僕はスイッチプロコンを使っていて、右スティックをスマッシュに割り当てています。
そのため、横強は左スティックを倒してAを押す必要があるのですが、どうしてもスマッシュが暴発してしまうことが多く、僕は横強をそもそも選択肢に入れられていません。
空前着地後の横強や、崖の2Fに合わせる下シフトなど、上位勢の対戦をみていると使用するシーンは結構あるようですが、少なくとも僕は使用できないままVIPに到達することができました。
ピカチュウでVIP到達に不要だったもの⑤:崖奪い(+空下メテオ)
こちらも最大リターンにつながる強力なコンボではありますが、僕は使えないままVIPには到達することができました。
ただし、崖奪い自体は操作はそんなに難しくなく、空下はともかく空後につなげるのは簡単なので、VIP前に練習しておいてもいいかもな、とは思っています。
ピカチュウでVIP到達に不要だったもの⑥:小ジャンプ
しばしばスマブラ上達のポイントの一つとして語られる小ジャンプですが、ピカチュウでvipに到達を目指すにあたっては不要でした。(空Nループを狙っていくなら必須スキルではあります)
でんげきを巻きながら立ち回るときは基本的に大ジャンプですし、空前ループ、空後ループは攻撃ボタンとジャンプボタンを同時押しすれば勝手に小ジャンプになるので、特別な技術は不要になります。
以上が、スマブラSPでピカチュウをVIPに到達させるまでは練習しなくていいな、と思っている技術になります。(また何か思い出したら追記使用と思います)
以下は蛇足となりますが、VIP到達までのピカチュウがどのような戦い方をしていくべきか、そのためにはどんな技術が必要か、など、僕がVIPに到達するまでの軌跡をまとめておこうと思います。
まずは第一人者の動画を見る
何よりもまずは動画をみて、ピカチュウはどんな動きができるのが、どんな動きが強いのかを目に覚えさせるのが良いです。
とくにキシルさんとピロさんは、ピカチュウの解説動画を体系的に、わかりやすく上げてくださっているので必見。まずは下記2つのシリーズをみておきましょう。
◆キシルさんの初心者向け動画
◆ピロさんの解説系動画リスト
キーコン:プロコン、右スティックスマッシュ、L2ジャンプ、弾きジャンプオフ
まずはキーコンから。
ゲームキューブコントローラーが界隈では人気のようですが、僕はシンプルに手に入りやすく手に馴染んでいるプロコンを使っています。
キーコンフィグは以下3つが僕の特色かと思います。
弾きジャンプオフ
これは多くのプロプレイヤーが推奨している設定。シンプルに真似しています。
右スティックスマッシュ
YouTubeでよく推奨されているのは右スティック(Cスティック)を強攻撃に設定することですが、僕はスマッシュを出したいときに確実に片手で出せるのが気に入って右ステスマッシュで慣れてしまいました。
右ステスマッシュ設定でも、空中攻撃はちゃんとスティックで出せるので、これでやってしまっています。
正直、上述した横強や、いろいろなシーンでとっさに出したい上強、下強を確実に出せるメリットが大きいので、今からスマブラに慣れていこう!という人は右スティックは強攻撃に設定するのがいいと思います。
L2ジャンプ
L2に限らなくてもよいのですが、LRのどれかはジャンプに割り振るといいと思います。これはとくに、ジャンプと空上を自由自在に出せることがピカチュウが火力を伸ばすために必要で、親指をジャンプに割り当てていると、空上と競合してしまうシーンが多いからです。
VIPまでのピカチュウの勝ち方:撃墜を避け、ぼったくる
僕がVIPに到達するまでのピカチュウは、基本的にこの方針での勝利でした。「撃墜を避け、ぼったくる」。
小柄で素早く、電光石火(上B)を持つピカチュウは、相手の撃墜をかいくぐり、1ストックを長く生き残ることができます。
一方で、上投げ雷や、空前ループ、空後ループからの数々の復帰阻止のパターンを持つピカチュウは、早期撃墜(ぼったくり)の能力に秀でています。
3ストックに渡っての総被ダメージは負けていても、早期撃墜によってストックでは勝利する。それが基本方針でした。
復帰阻止のバリエーションの勉強は、ショーリミさん、ピロさん、あばだんごさんのパターンをまずチェックしていくといいと思っています。
このnoteを読んでくださってる方には説明不要と思いますが、ピロさんのチャンネルの各動画はピカチュウのポテンシャルを引き出すテクニックを一つ一つ知っていくのにぴったりなので、ぜひご覧ください!
「撃墜を避け、ぼったくる」
この基本方針を達成するために、ピカチュウでVIPに到達するために、以下の技術は必須だと思っています。
ピカチュウでVIP到達に必要だったもの①:上投げ雷の%を覚える
ピカチュウの最大のアイデンティティの一つ、雷を利用した早期撃墜は、「ぼったくり」の中でも筆頭格。ピカチュウを使っていて最も脳汁が出る瞬間でもあるといえるため、モチベーション維持のためにもまず習得すべき。
特に上投げ雷はVIP到達までは普通に通るので必須。
上投げ雷と、上投げジャンプ雷が、それぞれ何%で通るかはキャラごとにざっくり覚えておきたいところです。
最初は70%を基準に覚えるのが○。
標準的な体重のキャラは70%前後で上投げ雷が、100%前後で上投げジャンプ雷が通るようになります。
あとはこれを基準にして、軽めのキャラは60%、80%、重めのキャラは100%、120%あたりが基準になってきます。
最初はこれくらいだけざっくり覚えておいて、座学が好きな人はトレモでキャラごとにチェックしていくと良いです。
上投げジャンプ雷の出し方はいくつかパターンがあるんですが、僕はプロコンのYジャンプを使い、親指の先と腹でYとBをずらし押しする感じで出すのが一番安定しました。
ちなみに、上投げ雷の入れ込みだけでは強くなれないという論について、個人的にはVIP前は考えなくていいと思っています。自然とやっていても、VIPに到達する頃には「崖ぎわだから内ベクされそうだな」みたいな予感も働くようになり、入れ込み以外の当てもできるようになってきます
まずは快感重視で雷バーストを覚えるのが先決 = ピカチュウを好きになることを重視するのがいいと思います。
ピカチュウでVIP到達に必要だったもの②:電光石火の精度
電光石火はピカチュウの立ち回りのすべての基本であり、攻防の要。このでの電光石火だけはとにかく集中的に練習し、狙い通りのルートで確実に出せるようにすること。とくに電光石火のミスで自滅となるケースは10試合で1回以下にしたいです。
電光石火に自信があるからこそ、攻めの場面では復帰阻止に深くいけるし、守りの場面では相手の復帰阻止をかいくぐる際どい復帰ルートを通せるようになります。
先に方針として掲げた「撃墜を避け、ぼったくる」というピカチュウの勝ち方の根幹になるわけです。
まず最初に意識して練習しておきたいのは、崖の外側かつ縁より下にいる時の復帰ルート。慣れないうちはミスが怖く、上→右(上→左)で帰ってしまいがちなんですが、これでは相手の復帰阻止が当たりやすい上、崖に捕まらず地上に着地してしまい、大きな隙を晒してしまうリスクもあります。
この動画の17:53〜17:55のキシルさんの復帰ルートですね。一回崖下に横移動してから、真上入力で崖に沿って捕まるルートです。
操作が少しだけ難しくはなりますが、右→上(左→上)で崖に沿って復帰し、崖に捕まるルートを体に染み込ませましょう。僕はこの復帰に切り替えてから寿命がかなり伸びた実感があります。
ポイントとして、崖下内側にピカがいれば、シンプルに上入力しておけば、崖に沿って復帰する(斜め上入力しなくていい)ので、この感覚をまず覚えるといいと思います。
オンラインをやっていると対戦と対戦の間の待ち時間がありますが、この時間ではまずはこの石火を練習すると良いでしょう。
ピカチュウでVIP到達に必要だったもの③:空後ループ&空前ループ
操作自体は超簡単で、でも一発当てれば多くのキャラ相手を崖外まで運んで復帰阻止展開にできる空後ループ&空前ループは、立ち回りの基本になります。
この動画の3:42くらいから4:20で解説されてるやつですね。
ジャンプボタンと攻撃ボタンを同時押しすれば勝手に小ジャンプになって空前や空後が発生するので、小ジャンプの微妙な操作を極める必要もありません。
身長の低い相手にも当てやすい空後のほうが使いやすいので、反転空後だけはトレモで練習しておくと良いでしょう。ただし、反転空後を出そうと思ったのに空前が出てしまった!というシーンでも、攻撃があたりさえすれば空前ループに持っていけば問題ないです。
ピカチュウでVIP到達に必要だったもの④:LRジャンプと空上のアドリブ力
横強、下強などは縦横無尽に使いこなす必要はまだありませんが、空上だけは、出したい時に出したい高さで出せるようにしておくと心強いです。着地狩りにも崖外での牽制にも使いやすく、「ぼったくり」のサポートになるためです。
また得に、ジャンプしながらの空上を自由なタイミングで出すには、基本的にはLRジャンプが必要になるはずです。
現在もしY、B、上弾きのみでジャンプしているなら、今からキーコンを検討して、人差し指でのジャンプを指になじませておく価値があります。
ピカチュウでVIP到達に必要だったもの⑤:対ガノンドロフ処率9割
ピカチュウが非常に有利な相性で、かつ使用者が多く接敵率が高い。VIP前ではガノンドロフに確実に勝てるようにするだけで大きく戦闘力を稼げる。
空後ループで崖外に出してからの復帰阻止の徹底を意識していきましょう。
良いピカチュウ&スマブラライフを!
YouTubeやTwitchで見る強プレイヤーたちのプレイは非常に華やかで憧れるものですが、初心者の段階で手を出すには難易度が高すぎるものも多いと思います。
もちろん、それらの技術をひたすら練習して実践で活かせたときの感動もひとしおですが、まずは愛すべきピカチュウとともに勝利するために「撃墜を避け、ぼったくる」というこの方針を、ぜひ実践してみてください!
このnoteが僕と同じくスマブラ超初心者×ピカチュウLOVEな人の手元に届き、少しでも役に立てば幸いです!
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