noteはじめた目的と所持中ライカMレンズ
※適宜更新
2023年11月にライカM11-Pを購入したタイミングで始めました。以前からも写真を撮っていましたが、これからは日々コンスタントに撮影記録していこうと思いました。その目的を記しておこうと思います。自分本位なことばかりですが投稿を続けていきます。
はじめの投稿はこちら。
写真を選択する
毎日写真を撮っていますので、どんどん写真が増えてきます。投稿をする過程で、撮りたい写真・残したい写真・見せたい写真を考え選択する機会にしています。これが一番の目的になります。旅の記録の意味もあり、雑多な写真も掲載すると思います。
1ヶ月続けてみて、枚数とクオリティのバランスが課題だと感じています。と言うのも、投稿は毎日続けたい・後々写真をまとめて形にしたいためです。
行った場所の様子や時間経過を見せると枚数が多くなり、好きな写真のみでは前後関係が伝わりにくい。
枚数が多くなると1枚の調整に時間をかけられなくなる。調整しないと見せられない写真もある。同時掲載する写真のトーンはある程度合わせたい。
2ヶ月続けてみて、noteに投稿する写真の枚数は気にしない、多くても良い、ことにしました。1日分の記事になるので、その日の体験や記録をメインにします。それと、とりあえずこんな感じで良いかなというプリセットにパラメータの設定が落ち着いてきたので、それを適用して時間をかけずに写真のトーンを揃えることは出来ています。とりあえず投稿は続けて、自分にとっての写真は、引き続き考えていきたいと思います。
データを整理する
今使っているカメラ、M11-Pは6,000万画素あり、1枚あたり50MBから80MBとデータサイズが大きい。撮影したものすべてを残しているとディスク容量がいくらあっても足りないので、選別して不要なデータを消去しています。
Lightroom Classicを使い、何度も見返しながらレーティングとフラグ付けで選別しています。Rejectedにした写真のデータを消去しています。
Lightroom Classicにデータを読み込んだ後、以前とやり方を変え(思い切って)はじめに全ての写真をRejectedにします。見返しながら残したい写真をフラグ上げ(フラグのない状態に)しています。結果、撮った枚数の1/3くらいに絞り込むことが出来ています。Rejectedのままの写真は消去します。フラグなしの状態からRejectedの判断をすることの方が頭とエネルギーを使うなと思います。逆に、欲しいものだけ選択する、この方が楽で効果的です。
絞り込みやすくなったため、現場では枚数を気にせずにシャッターを切れるようになりました。帰ってからもう一度シャッターを切るような感覚で写真を選択して、整理しています。(2024年2月時点のやり方)
レンズ描写を知る
レンズの描写・写りはすぐには理解できません。様々な場所・時間・設定で撮ることで発見や気づきがあります。自分が日々思った小さなことも記録しておき、後から見返すことでより深く知りたいです。カメラボディ(センサー)についても言えることですが、特にレンズが重要だと思います。
というのも、見返して良いなと思った写真を撮ったレンズをすでに手放してしまい後悔することがありました。そんな後悔をできるだけしないためにも、もし手放したいと思った時に本当に大丈夫なのか、記録を振り返って検討できるようにしたいです。
特にライカMレンズは高価ですから、一度手放すと買い戻すのが大変です。現行以外のレンズには、もう出会えない、買える値段ではなくなっている可能性もあります。ボディは定期的に買い替える予定ですが、レンズはもっと長いお付き合いになると思います。
使いたいレンズを見極める
描写と合わせて、道具としての使いやすさも自分にとって大事です。描写と使いやすさ共に優れているレンズ、もしくはネガティブな点を理解しても使いたいレンズを見極めたいです。スペックシートでは分からない、店頭で試しただけでは分からないために、購入してみたものの使いにくさを感じて手放したレンズが今までにも何本かありました。
現在5本のライカMレンズを持っています。簡単に手放すつもりはないのですが、可能なら厳選して2本程度に減らせないかとも考えています。理想は、カメラ1台+レンズ1本 × 2セットです。今後、新しいレンズとの入れ替えもあるかも知れません。
さらに使いたいと思うには、道具としてのかっこよさ・美しさも大事ですが、これは所持しているらいかのカメラとレンズは合格です。
バンライフ旅を記録する
いつどこへ行ったのか、旅の記録をしておきたいです。毎日投稿を目指しています。今のところバンライフを伝えるような写真は撮っていませんが、今後に少しづつ掲載できたらと思っています。
所持中のライカMレンズ
カメラよりもレンズを使っている感覚なので、大事な道具として記します。2024年6月現在、28mm / 35mm × 2 / 50mm × 2 / 75mmと6本のレンズを所持しています。M型ライカのボディはM11-Pです。
Summaron-M 28mm f5.6
2021年8月から使用。初めブラックが買えず、標準モデルのシルバーを購入。その後に中古のブラックを見つけ買い直しました。軽くて、薄くて、カッコいい。素材は真鍮のはず。そして、差し色が赤のみで統一感があります。
決して使う頻度が多いわけではないのですが、個性的な写り、コンパクトさとカッコよさ、一度手放したらもう出会えないと思うので、所持し続けそうです。
フィルターサイズ:E34
長さ:18mm
最大径:51mm
質量:165g
M11-Pと組み合わせた質量:695g
Summilux-M 35mm f1.4 ASPH.
2015年12月から使用。シルバーレンズなのは、当時所持していたM8の色に合わせたためです。ブラックボディにシルバーレンズも悪くないです。一番長く使用しています。
フィルターサイズ:E46
長さ:46mm / 58mm (レンズフード装着時)
最大径 : 56mm
質量 : 320g
M11-Pと組み合わせた質量:850g
Apo-Summicron-M 35mm f2.0 ASPH.
2024年6月に手に入れました。予約から1年半、予想よりも早く届きました。
絞り開放で全く粗の見つからない写り。50mm版とも他のレンズとも違う印象で、本当に絞る必要がないくらい。Mレンズとして、アダプタなしで30cmまで寄れて使い勝手が良い。これから使い込んでいくレンズです。
フィルターサイズ:E39
長さ:41mm / 49mm (レンズフード装着時)
最大径 : 53mm
質量 : 320g (正式情報未確認)
M11-Pと組み合わせた質量:850g
Noctilux-M 50mm f0.95 ASPH.
2019年2月から使用。このレンズが重すぎるためSummiluxに代えるという友人から購入しました。本当に重く、ガラスの塊です。ただこれじゃないと出せない描写があり手放せないです。
今は車で移動する生活をしていて、必要な時に持ち出すため、大きさや重さをそれほど負担に感じていません。都市部に住んでいた頃には、性能(特に開放f値)を考慮しつつ出来るだけコンパクト軽量なレンズを求めていました。
フィルターサイズ:E60
長さ:75mm
最大径:73mm
質量:770g
M11-Pと組み合わせた質量:1,300g
Apo-Summicron-M 50mm f2.0 ASPH.
2020年4月から使用。ここ2年使用頻度は多くなかったのですが、M11-Pとの組み合わせで良く使っています。Summaronのところで書きましたが、通常のブラックレンズでは、差し色が黄と赤の2色になってしまいます。
このレンズは先に持っていた75mm版と入れ替えで手に入れました。75mm版の大きさ重さ、使い勝手に難を感じてしまったためです。良く写る50mmを少しクロップして75mm的に使うつもりでもあります。それと、フォーカスタブがある方が好みで、使いやすいです。
フィルターサイズ:E39
長さ:47mm
最大径:53mm
質量:300g
M11-Pと組み合わせた質量:830g
Summilux-M 75mm f1.4
2017年2月から使用。2番目に長く所持しています。中望遠の面白さを知ったレンズ。Noctilux並みのボケとほどよくオールドらしい描写を楽しめるレンズ。他に代え難いです。カナダ製もありますが、私のはドイツ製で3代目になるようです。
私の個体は、距離指標の最短よりも実際には寄れて、実測70cmで撮影可能です。光学系はNoctilux 50mm f1.0と近いようで、確かに似た写りをすると思います。50mmより少し長めの画角になってしまうけれど、Noctiluxの1mよりもグッと寄れて、近い写りをするとなると手放せないレンズです。使う頻度は低いのですが。
フィルターサイズ:E60
長さ:80mm
最大径:68.0mm
質量:560g
M11-Pと組み合わせた質量:1090g
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。