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「リーダーのための仕事論」読了 ちょっと根性論も入ってる
こんにちは。久しぶりの投稿です。
もと伊藤忠商事社長の丹羽宇一郎氏の、リーダーになる人のための仕事術です。いやリーダー論です。
丹羽氏は、なかなか活発なところがあるようで折衝事も、強かったのではないかなぁと思います。それは著名な社長なら、皆一緒かも。
まずは、部下との関わりです。
やはり上に立つもの人とのコミニュケーションは、大切と解いてます。言葉に気を配りつつも信頼関係を気づく。その方法として、
「もう別れてもいいですか」 妻の本音が読める小説
作家 垣谷美雨さんの作品は、初めて。カバー挿絵で拝見すると、こういった家族の問題を題材にした小説が多いみたい。家族なら話のネタは尽きないもの。
本書は、結婚、離婚が限り有る人生の時間の中で必要?幸せなことなの?を、還暦間近の主婦目線で紡がれる物語です。題名は奥様方皆様の本音であり、もう実も蓋もなく本当にノンフィクションではないかと思うほど著者が、いや奥様たちが言いたいことを散りばめた小説です。
「発注いただきました!」短編小説としても面白い
朝井リョウ氏が、各社より発注された仕様にもとづいて執筆された渾身の作品がまとめられた作品集です。作品数、21作品。数ページのものもあれば原稿用紙用紙90枚程度のものまで、また発注元も出版会社からビール会社と多彩で、作家という職業の方は、色んな仕事をなされるんだなあと感嘆しました。本作品どれも、面白かった。
本書の変わっているのは、依頼主からの依頼内容が書かれており、他にない目新しいやり方がされ
ルリドラゴン(人それぞれが個性です)
最近気になった漫画の紹介です。
題名にドラゴンがついて、女子高生の表紙なので、異世界物かと思いそうだが違うのです。立ち読み冊子で読んでみると、そうきたかという新鮮さがある漫画でした。
物語は、女子高生が朝起きたら角が生えてる。それだけで驚きなのに、母に言うとあっさり父が龍と。なかなかなセッティングで新しい。日常の親子の会話と流れがあり、ちょっとそこら辺に有りそうな家庭が見えるのが、入りが良
「新人作家・杉浦李奈の推論3」クローズド・サークル ・・・最後まで気が抜けない。
松岡圭祐著の推理小説。鳴かず飛ばずの作家である杉浦李奈が事件を名推理する3作目です。
今度は、クローズド・サークルが舞台。ストーリは、副題の通り孤島の隔離された場所が舞台で。急進の新人作家(櫻木紗友里)が所属する出版社が次の作家を募集するところから始まる。
なかなか売り出してくれない版元に嫌気を出た杉浦李奈と那覇優佳が応募し、見事合格する。その後は、他六名の合格者と一緒に孤島でさらに櫻木紗
「新!店長がバカすぎる」 続編期待
イノセント・デイズの著者、早見和真氏の名作〈?〉「店長がバカすぎる」の続編。
前作の雰囲気を壊すことなく、〈武蔵野書店〉吉祥寺本店での日常が帰ってきた。そして主人公である谷原京子の「ガルルル」が聞こえるようで、今回は大きく吠える。これはこれで、本書のいいアクセントになってるので好きです。
今作中でも前作「店長なバカすぎる」をネタに、店舗の新店舗構想、リニューア、店長交代など、次から次へとイベント
「課長の会話術」 課長でなくとも
自分は中堅どころのヒラ社員です。
上司は係長だが、経営に近い課長のほうが会社との接点が見やすいので、課長を知ることは会社を知る手始めと思います。なので、本書です。
本書の対象は、課長に昇格したもの、他へ転属して別天地で活躍しなくてはならなくなった者が、悩む部下とのコミニュケーションについて、わかりやすく述べた入門書であり実践書である。
しかし私のような平社員が、上司がどういった理由で意見を聞きに
「新人作家・杉浦李奈の推論Ⅰ、Ⅱ」小説家って大変だぁ
面ミステリーと出版業界とをミックスした作品と言って良いのか。面白かったので、取り上げました。ざっくばらんに、です。
小説家だがラノベであり、文学小説を書きたい夢を持ちつつもコンプレックスであるラノベ作家・杉浦李奈の事件簿です。
「ビブリア古書堂の事件手帖」に対抗するかのような小説で、主人公が作家版といった感じ。というと、著者の松岡氏に申し訳ないですが。
本書も「ビブリア〜」のように、著名の
「エッセンシャル思考」(より少なく、しかしより良く)
本屋の自己啓発本の棚に必ずと言ってもいいほど置いてある本です。入社4、5年の仕事に慣れてきたあたりの社会人が読む対象かなと思いますので、気になる人は一読を。
要点は、以下の5点。本書に沿った内容は、他のレビューにもあるので、そちらを参考にしてください。
本ページでは、感想と私が学んだことを簡単に記します。
1 エッセンシャル思考とは
2 見極める
3 断捨離
4 本質を見つける
5 体
映画「ブレット・トレイン」 断然面白い!
伊坂幸太郎著の「マリアビートル」が原作の映画。今回、時間の都合もあり邦訳版で鑑賞したが、当たりだった。原作は読んでないが、2時間半あっという間て、面白さ抜群だった。
R15指定です。血生臭い凄惨な場面が多く子供にはきついが、エンターテイメントの映画として、スピーディで緩みがないく、作り方はKILL BILLを彷彿とさせる。
日本の駅などの差異の細かなところは置いておいて、出だしから結末まで複数の殺
「イノセント・デイズ」読むの二回目
この小説を読むのは2回目で、購入したのはやはり帯の見出しだったと思う。最後にひっくり返るミステリー小説とか、書いてあったと思う。
1度目読んだときは、すっと読み終わり「あれ?」と思ってしまった。内容が思い返せなかったので、再度「どこに心に響くところがあるのか」と疑問を持ちながら、再読したのでメモします。
前半、田中幸乃の短い生涯を、いきなり最初に裁判の判決文で否定してしまう。が、そこに行き着くま