良いものと差別化
こんにちは!
光秀マインド足立聖忠です!
少し前ですが私の会社に営業でGooネットの京都北部担当者が立ち寄られました。
グーネットは全国の車屋さんの在庫情報がWEBサイトに掲載されているもので、このグーネットとカーセンサーが2大有名サイトです。
話を聞くと思ったより初期投資やランニングコストが安く最近急激に増えているのもわかります。掲載データは約5万台と細かな仕様やカラーまで様々な車を調べることができます。
しかしこの話をもらった時感じたのは全国の情報が集約されている反面検索上にあるすべての店舗がライバルになるという事です。
PC上で簡単に検索ができるからこそ、そこに記載されている情報が比較のすべてになります。もちろんそこからのサービスや立地が最終契約の大きな影響を受けるのはわかりますが、どうしてもそのPC上の情報だけで比較に勝つ必要があります。
情報化社会で多くの情報が手に入り選択肢が膨大に増える中で、その選択の多さはこういったポータルサイトでは価格競争を激化させます。
対面で出会ったり現物をみて選ばない今の時代に勝てる差別化はなんでしょうか。
もしかしたら情報を集結すればするほど逆に載せないことが価値になる時が来るかもしれません。今この場所にある誰も知らない在庫など。
便利なものや効率的なものは多くの人が使いたくなります。その中で便利になる反面価値を見失ったり、価値が見えにくくなる場合があります。価格だけに目を向ければ今お店で買う事より品番をネットに入力すれば膨大な価格が現れ、無店舗型等であれば非常に安く価格を提示している場合もあります。差がなくなるから値段で勝つのか。今その場所にしかない価値を競争力とするのか。
新しい時代の仕事の形は本当に様々あります。