サイバネティクスの哲学的系譜が辿れる。
再帰性、偶然性、器官学、自然、有機体論等がキーテーマ。大文字の哲学者の援用&批判も多い。ウィーナー、シモンドン、カント、シェリングは土台に、リオタール、ベルクソン、そしてスティグレール。メイヤスーは批判的に俎上される。デリダやドゥルーズはほとんどスルー。ハイデガーとヘーゲルは援用されているがやはり私はヘーゲルがよく分からない。理解できても必須さが不明。
エンジニアとしてはここから何を引き出せるか。
宇宙技芸?なる概念から引き出すべきものはあるのか否か探求したい。
近いうちに「中国における技術への問い」と合わせて、まとめてみたい。
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再帰性と偶然性ユク・ホイ