世界一簡単な食品表示 3つのチェック方法

こんにちは！



中野光恵です。



今日は、

スーパーに行ったときの、加工食品の選び方について＾＾

現在進行形

モニター様へ実施中の献立コンサルのプログラム

ででた質問が、

とっても知っておくといい内容だったので♡

こちらでもシェア＾＾

加工食品、となると幅が広いですが・・・

あなたはどのくらいの頻度で箱に入った調味料やおやつ

どのくらいで買いますか？？

カレールーや旨味調味料から

子どもにすぐあげられるおやつ
大人用のおつまみ
時間がないとき向けに安心な、レトルト食材



などなど・・・

きっと買うのは野菜やお肉、生ですぐ使うものだけじゃないと思うのです。



なくてもいいものではあっても、箱に入った加工食品がどうしても必要。

けど、

食品の加工表示って、どこまで安心できる？



そもそもどうやって見るの？

いちいち添加物の名前まで覚えてられない・・・

ググる暇はない！

と思われる時も、多いんじゃないでしょうか？

知識がないと感じる方

これから勉強しようかな、と思う方

でも、

すぐに見分けられる方法を２つ

これからの時代、特に大事で覚えておきたいことを1つ

ご紹介します。

その１. それ、「単品」で買えますか？

これがほんっと、簡単なチェック方法。



例えばこちらの商品ラベルですが・・・

酵母エキスパウダー
チキンエキスパウダー
…
…
…

（油使っていて賞味期限が長いのも気になる）

ご家族に、「これ買ってきてー！」と伝えたときに、単品では買わないものが入っているなら避ける

。

「今日、酵母エキスパウダー、買ってきてくれるー？」

と、家族にLINEはしないと思います。笑

まずはこれが確実で、間違いないです。

また、最近多いのは

鰹節エキスパウダー
昆布エキスパウダー

など、エキスパウダー、つまり鰹節そのものではなく、成分を何らかの方法で抽出したものをプラスしているものもあります。

（仮に、鰹節の粉を使う場合は、鰹節粉末、または鰹節パウダーと書くので、エキスという表記は抜けます）

酵母エキスはともかく、鰹節、昆布エキスと書かれていると何となく入っていてもOKかな？という気がしないでもないのですが、

エキスと記載のあるものなら極力外す

もしくは、どうしても選ぶ場合

２種類以上入っているものは外す

のがベターかなと今のところは考えています。

というのも、

調味料や加工食品は、

1つ前の段階で使われた材料は省略することができる

例えばドレッシングを買う場合、

ドレッシングに使う醤油の原材料までは書かなくてい

ため、

知らないうちに食品添加物やアレルゲンになる食材が混ざる

また、

エキス入りの調味料を使い続けることで

食材だけからでる旨み、素材の味を感じにくくなる

＝本当にいいものを五感で選びにくくなる

可能性が高いためです。

ただ、どうしても使いたい

すぐに外すと献立を考えるのが苦痛になるかもという場合、2つ以下のものを選ぶのがおすすめです。

その2. メーカーの他の商品をチェックする

これはスマホがあればすぐにできます。


先日、ある２社（以下A、Bとします）のハッシュポテトで、どちらがいいか？と質問を頂戴したので、一緒にチェックしてみたのですね。

A社の表示⏬



B社の表示⏬

どちらもお子さんのお弁当に合いそうなおかずで、一見身体に影響のありそうなものは表示にありません・・・


いわゆる食品添加物も入っていません。

賞味期限が全然違う・・・

なんとなく気になる。



私は、この質問をくださったママと、すぐにホームページを開けて確認しました。、


A社の他の商品を確認すると、大人の商品になるといわゆる旨味調味料、食品添加物が何列も・・・。

遺伝子組み換えかどうかの表記もありません。



一方、B社の他の商品を確認すると、B社は酵母エキスを含む旨味調味料や、食品添加物はなく、加工の工程にもこだわりがあることがわかります。



表示はあくまで、法律で決まっている範囲でのみ。

そのメーカーさんがどの段階までこだわるかは、実は表示では見えない部分も多いのです。

それにもし、お子さんがいるご家庭なら...
子供向けのキャラおかずなど人気商品を食べるのを卒業する頃に

大人用のポテトの表示を見て、食べさせたいものでなかったら...

選び直す時間やエネルギーを思うと却って手間になりますよね。

なので、

一見良さそうな気もするけど、、、

という場合、

表示だけでなくそのメーカーさんの

他の食材や加工商品の内容

を見るのが長い目で見ても選び直す手間も省け、ママも楽チンです♡

3.遺伝子組換え、ゲノム編集を見抜く

これは１、２に比べると少しだけ努力が必要かもしれないですが、これからの食材選びでめちゃくちゃ大事なことになります。

というのも、

遺伝子組み換え（別の遺伝子を外部から組み入れたもの）の食品は動物実験でも発がんやアレルギー、アトピーなどの生活習慣病だけでなく、不妊など生殖に関わることでの報告が多い食品であると既にわかっているものだから。

また、

ゲノム編集（遺伝子をピンポイントで編集したもの）今後流通の可能性があり、これについては健康への影響はまだわかっていません。

遺伝子組み換えについては、既にカナダやアメリカでは遺伝子組み換えの食材（特に大豆、とうもろこし、じゃがいもなど）生産、流通され、輸出しています。

EU諸国でもnon GMO(＝100%遺伝子組み換えでない)というものと明確に流通を分ける、表示をすることが義務になっています。

ただ、日本では大豆、とうもろこし、菜種、綿実（揚げ油などの材料）

フライドポテト、マッシュポテトなどの加工品に使われるじゃがいもやコーンなどにも遺伝子組み換えの食材が加工食品、または加工食品の材料として流通している

もしくは、

表記で「遺伝子組み換えでない」とあっても、5%以下であれば入っていてOKで、流通しているのが実情です。

加工食品、加工食品の材料としては、

砂糖の代わりに使われる
果糖ブドウ糖液糖、水あめ

植物加工油脂
（キャノーラ、菜種、大豆などの揚げ油で原料が輸入の場合やマーガリン、ショートニング）
旨味調味料
（アミノ酸等と表記のものや酵母エキスなど）
乾燥マッシュポテト
ポテトチップスやスナック菓子用のじゃがいも、とうもろこし、
ドレッシングなど加工食品を組み合わせて作るための調味料

などの加工食品用の原料

加工食品の材料として、サッと食卓にあげられるものであれば

納豆や豆腐

などがそれにあたります。

案外、毎日使いませんか？

また、

最近では遺伝子組み換えだけでなく、

ゲノム編集トマト（GABA高配合トマト）
ゲノム編集タイ（肉厚マダイ）

の流通や苗の配布が始まっているのです・・・

生でもすぐ食べられるものにも、広がり始めています。

・生産量が多くとれる
・農薬や抗菌剤を減らして育てられる
・１匹から魚肉の量が1.2倍多くとれる
・栄養面も強化しやすいため、消費者にもわかりやすいメリットがある

ので、

生産者、販売者、流通者でwin-winなように見えますし

一見、
環境保護にも優しそう
オーガニックなもの
健康に配慮したもの

に見えそうですが、

遺伝子は、命の設計図。

自然の叡智に敬意を表するどころか...

人の手を加えるものはやはり代償も大きくなる。

そして、

即効性のある薬剤や医療行為とは違い、

食の場合は、影響は何十年経ってから、もしくは世代をまたいでから。

その代償が、自分以外の誰に出るかわからない

出た頃には、何が原因かがもうわからない

それが、食選び

中でも

遺伝子組み換え

ゲノム編集食品の一番リスク。

今の段階では、

①Non GMOまたは遺伝子組み換えでないの表記のものを選ぶ
(5%混入は避けられないけれど、どのくらい混入かわからない方がリスク大)
②大豆、じゃがいも、とうもろこしを含む場合は、
国産の表記がない　かつ、「遺伝子組み換えでない」の表記がない
ものはやめておく
③養殖の魚を選ばない
（ゲノム編集したものを避ける簡単な方法。まだいけすからゲノム編集魚が逃げていなくて、捕獲はできない仮定で考える）
④①、②で見分けがつかない場合、加工度が高いもの買うのを控える
（乾物を除き、常温で半年から1年以上持つもの）

2023年からは、日本もNon GMOの表記方法が変わるため消費者にとっては少しは見分けがつきやすくなる可能性はあります。

が、それでもやはり

抜け穴は出てくるのが食品業界なので・・・

これは信頼できるか？を確かめる方法を知る
（１、2を知っているだけで、選ぶものかなり変わるはず♡）

そして大手メーカー、スーパー以外の選択肢

つまり、

大手スーパー以外でも食材を確保できる知恵を持っておく

・ネット宅配
(生協、オーガニックや自然に近い食材を仕入れる業者さん）
・農家さんから直接仕入れる八百屋さん
・商店街で、昔ながらの個人商店さん

知って

普段から買い物の選択肢に入れておく

のは、

遺伝子組み換え食材
ゲノム編集食品
など、

不自然な食べ物から自然と離れる

考えなくて済むようにするためにも、とっっても重要です。

（避けなきゃ、あれはダメ、と思うエネルギーが一番ストレス）

遺伝子組み換え、ゲノム編集はこれから流通が本格化する前に、押さえておきたいものの一つになって来ます。

そして、食品表示では
この2つが、いちばんシンプル。

①単品で売っていないもの入りを買わない

②メーカーさんの他の商品をいくつか見る

この2つだけでも、
ひとつずつ、添加物や旨味調味料を覚える手間は大幅に省けます。

まとめ

世界一シンプルに食品表示をチェックし、活用するには

その１. それ、「単品」で買えますか？
買えるもので作られているもの
家族にお願いして、誰でもすぐ買えるものを買う

その2. メーカーの他の商品をチェックする
チェックしてみて、他の商品でその1に該当するものを売っていればやめておく
子どもが大人になった時、勧めたい・食べて欲しいものかどうかで選ぶ

3.遺伝子組み換え、ゲノム編集の抜け穴を知っておく

これは少し努力がいるけれど、知っておくと簡単！
遺伝子組み換えについては2023年から表示が変わるので、今のうちにチェック！

今日はここまで♡

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