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Вадим Зеланд(ヴァヂム・ゼランド)氏の最新インタビュー②

からの続き

Сейчас многие люди скептически настроены по отношению к эзотерической литературе, построенной на принципах «визуализации мысли/намерения». Подобный подход сравнивают с «марафонами желаний» и сомневаются в его эффективности. Что бы вы ответили тем людям, которые разделяют эту точку зрения, если бы была возможность показать альтернативный взгляд и переубедить их?

Конечно, как и везде, существуют книги, люди или бизнесы, которые дискредитируют хорошее дело. Чтобы отделить зерна от плевел, надо, опять же, проснуться в сновидении наяву, отряхнуться от сонного наваждения, ВКЛЮЧИТЬ СЕБЯ. Это как определить, кто вам звонит, мошенник или некто по делу. Надо учиться просыпаться, об этом и книга «Трансерфинг себя».

Например, наш обучающий «Трансерфинг Центр» – это не бизнес. Точнее, очень небольшой бизнес, приносящий небольшие деньги, и это не мой бизнес. Там трудятся люди, которыми движет энтузиазм и стремление помочь другим. Их нельзя ставить в один ряд с «инфоцыганами».

昨今、「思考・意図の可視化」を理念とする秘教的な文献に対して懐疑的な見方をする人が増えています。この類いのアプローチは「ウィッシュ・マラソン」と同一視され、その有効性が疑問視されています。もし、この見解に同調する人々に、別の視点を示して説得する機会があったら、あなたは何と言いますか?

もちろん、どこにでもあるように、よいことを貶す本や人々、企業は存在します。良いものと有害なものを区別するには、やはりここでも、現実で夢から目を覚まし、夢の誘惑による錯覚を振り払い、「自分自身にスイッチを入れ」なければなりません。これは、電話をかけてきた相手が詐欺師なのか、それとも要件がある人なのかを判断する方法です。目覚めることを学ぶ必要があります。これが「Трансерфинг себя(Transurfing Yourself)」という本の内容でもあります。

例えば、私たちのトレーニングセンターである「トランサーフィンセンター」はビジネスではありません。正確に言えば、収益がほとんどない非常に小さなビジネスであり、私のビジネスではありません。そこで働く人々は、人々を助けたいという熱意と意欲によって動かされています。彼らを「インフォジプシー」と同列に置くことはできません。

эзотерическая литература:秘教的な文献
эзотерика:秘教、秘伝。英語の「esoteric/esotericism」に相当。
ロシア語の辞書では「тайное учение, учение о мистицизме в его новых версиях(秘密の教え、神秘主義の教えの新しいバージョン)」であるという説明があります。
このインタビューが掲載されている、オンライン書店Литрес(Litres)で書籍のジャンル別けを見ると、
знания и навыки(知識とスキル)>эзотерика>サブカテゴリーとして、占星術、占い、ヨガ、魔法、超心理学、現代の宗教運動、予言、風水、オカルト…という感じ。
他のストアもだいたい似たカテゴライズだけど、「トランサーフィン」自体がэзотерикаの1つのサブカテゴリーになっているストアもあったりしました。(この記事の表紙はそのストアのスクショ)


«марафон желаний»:願望マラソン、ウィッシュ・マラソン
SNS広告で特に有名になった、願望実現メソッドのオンラインコース。
内容としては、願望を明確にする、願望実現を妨げる信念を取り除く、すでにそれが叶っている状態を視覚化する、感謝する、エネルギーワークなどの実践をするようです。
メソッド自体や価格設定への批判があったり、創設者のエレナ・ブリノフスカヤさんが脱税やマネーロンダリングの疑いで逮捕されたりなどしています。

↓参考記事いくつかリンクしておきます。



«Трансерфинг Центр»:タチヤナ・サマリナさんが創設した、トランサーフィンの実践をサポートするトレーニングセンター。ヴァヂム・ゼランドさんも参加・支援している。トランサーフィン、タフティに関する記事や動画、Q&A、オンラインコース等々、かなりの情報量ですし、日々更新されています。



«инфоцыгане»:インフォジプシー
инфо:info + цыган(単)・цыгане(複):ジプシー、ロマ
日本語で「○○ジプシー」というと、いろんなところを渡り歩いて彷徨っているというニュアンスで使われますが、ロシア語に於いてのジプシーは、口語的・比喩的には「обманщик, плут(詐欺師、ペテン師)」という意味があります。差別的な言い方だという批判ももちろんあるでしょうけれど。

インフォジプシーという用語は、有効性が疑われるような情報商品を押し売りしたり、高く売りつける人たちのことを指します。特に自己啓発や成功法則を謳うコーチやブロガーで、多くは浅い知識や既存情報を利用しているだけ、という批判的なニュアンスを含む呼び方です。

そういう類の人たちと一緒にしないでね、ということですね。


今回は、ロシア語の単語や文法的な解説より、эзотерика、«марафон желаний»、«инфоцыгане»など、気になるキーワードが多かったので、そっちの解説メインになりました。
ロシアでのそういう界隈の動向は、今まで全然注視してきていなかったので、新しく知ることや発見が多くてなかなか興味深い。調べ物が脱線しまっくて時間はかかるけど楽しー。

・・・続きます。
②で終わるかなと思ったけど、まだまだ続くので、④か⑤ぐらいまで行くかも。


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