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日本でのタフティ現象についてゼランドさんが書いていたこと

ヴァヂム・ゼランドのオフィシャルサイト内で、著者自身が最近の日本でのタフティ現象について触れた投稿があるので紹介します。(2025年1月25日の投稿です。)

基本的にそのまま翻訳しています。(全文じゃなく、頭から3分の1くらいです。)
「※」を付けて、合間に私の解説というか、横からすみません的なものを入れています。


現象


まずは、トランサーフィンの書籍に関する興味深い現象について紹介したいと思います。20年前、最初のトランサーフィンの本が出版された際、世界中でかなりの人気を博しました。しかし、不思議なことに、現在さらに強力な新たな波が訪れています。これは、「新しい時代」への「移行」と関連しており、そのような情報が求められているためかもしれません。

ロシアの出版社によると、海外では「静かな熱狂」が始まっており、出版社同士がライセンス取得のために競争し、時には法的紛争にまで発展しています。

例えば、日本では『女司祭タフティ/映画の中を生きる(邦題:タフティ・ザ・プリーステス 世界が変わる現実創造のメソッド』がベストセラー第1位となりました。しかも、エソテリック(秘教)ジャンルだけでなく、全ての書籍の中でです。トップ書籍のランキングは常に変動しますが、タフティは現在も安定してトップ10に位置しています。これはもはや特異な現象と言えるでしょう。
※日本では、本のジャンル分けで「エソテリック」というのは一般的ではないですが、位置付けとしては「スピリチュアル」が近いかなと思います。ロシアやロシア語におけるエソテリックについては、以前インタビューを翻訳した記事でも書いたので、リンクしておきます。

なぜ日本ではトランサーフィンではなく特にタフティが注目されるのかはよくわかりません(『Трансерфинг себя』は未出版)。文化的な特徴かもしれませんし、タフティの知識が「新しい時代」と共鳴しているのかもしれません。日本では、タフティは1年半前に登場しましたが、ベストセラーになったのは「移行」期のピークである現在です。
※なぜこのタイミングなのか?人気の発信者さんたちが、次々取り上げているみたいなので、連鎖反応的なこともあるんですかね。それも含めて時代との共鳴なのかな。
※(クラシック)トランサーフィンは絶版になってて買えないという、単純に物理的な原因もあるけど、その情報は著者には伝わってない様子。
※「文化的な特徴」というのを、ゼランドさんがどこまで具体的に想定しているかわかりませんが、個人的には「ツンデレ」が一部に好まれるとか、そんなことをイメージしたりします。

ロシアでは、タフティは2017年に出版され、時代に先駆けていました。当時、「移行」はまだ始まったばかりでした。タフティの知識は独特で、その伝え方も特異です。読者を「私の小さな醜い子たち」と呼ぶ人なんてかつていなかったし、あなたたちは既に撮影された映画の登場人物に過ぎず、自分で人生を操っているつもりでも、実際にはシナリオに導かれているなんてことも誰も言ったことがありません。そして「(意図の)三つ編み」という、まるでこの世のものとは思えない奇妙なテクニックも紹介しています。

まあ、タフティ自身がこの世界の存在ではないですからね。彼女への反応はすぐに二極化しました。一方では完全な熱狂、他方では強い拒否感です。驚くべきことに、多くの人々が彼女の「侮辱」を真に受け、自分のこととして受け取っています。これにより、多くの人々が肥大したエゴや劣等感の問題を抱えていることが明らかになりました。しかし、明らかにタフティはメリー・ポピンズのような存在で、無遠慮で挑発的ですが、愛される存在です。彼女は叱り、罵りますが、愛情を持っています。あなたの人生で、あなたを愛してくれる人はどれだけいるでしょう?

彼女の愛情を感じた読者にとって、タフティは「私たちの愛すべき、素晴らしいタフティ」となりました。そして、彼女のテクニックを習得する努力を惜しまなかった人々は、今やそれなしの生活を考えられなくなっています。

しかし、最初の頃、タフティには特別な人気はありませんでした。むしろ、彼女が読者を叱ったり、エゴを満たしてくれないことに対して批判され、「三つ編み?私はトランサーフィンだけでうまくいっている」と言われていました。しかし、実際には三つ編みはより強力に機能します。そして現在、多くのブロガーが競って三つ編みの使い方を自分なりに紹介し、独自の解釈や称賛をしています。
※ネット上の発信者を総称して「ブロガー」と呼んでます。

この話題を取り上げたのは、まだタフティに注目していない人々に彼女の存在を知ってもらいたかったからです。おそらく、彼女の知識やテクニックは「新しい時代」においてひときわ価値をもつものになっているのでしょう。さらに、『Трансерфинг себя(じぶんトランサーフィン)』の「スピリットの状態」のテクニックも、タフティを通じてもたらされたものです。
※チャネリングのようなものというニュアンスです。

「三つ編み」を使ったターゲット設定のテクニックがいかに簡単であるかを示すために、もう一度説明します。

<引用元>


・・・という感じで、投稿の後半は「意図の三つ編み」の使い方や読者からのレビューなどが続きます。


タフティは鏡、タフティはメリー・ポピンズ

タフティへの反応が二極化していることを取り上げて、このことが、多くの人がエゴや劣等感の問題を抱えていることを浮き彫りにしたと言っていますね。

別のインタビューで著者が話していたと思いますが、なぜあんな口調&態度なの?という率直な質問に対して、
これはタフティが人々を目覚めさせ、揺り起こすためのひとつのやり方なんだとは思いませんか?皮肉とかユーモアとかそういうのわからない?
あなたは鏡の中の自分を見ているんですよ、と話しています。
タフティのやり方(文体というか態度というか)をどう捉えるかということ自体が、読者自身の内面を映し出す鏡だと。

あと、たぶん別のどこかで、タフティは架空の人物ではない(個性とか性格とかがある)ので、そもそも彼女のやり方がそうだから、そのまま出してるだけ、理由とか自分は知らないよっていうことも言ってました。

メリー・ポピンズに例えたのは秀逸だなーと思います。ロシア(ソ連)版のメリー・ポピンズはディズニーのファンタジックなミュージカルと違って、実直な落ち着いた雰囲気で、陽気な魔法使いというより、魔女っぽい感じがあります。なので、ゼランドさんの中でも、そっちのイメージのはずです。(ソ連版は1984年テレビで放映)

ということで、今回はゼランドさんが日本のことを書いてるー!という理由で書き始めたけど、タフティはメリー・ポピンズだというところに着地?

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