ディズニー映画『モアナと伝説の海2』~おじさんでも楽しめました
先日、ディズニー映画『モアナと伝説の海2』を観に行きました。
特別観たかったわけではなく、ちょうどいい時間帯、且つ、それほど重い内容ではなさそう、という理由で観ましたが、結果的に観て良かったです。
今回は、簡単ではありますが映画の感想をnoteしようと思います。
実は前作『モアナと伝説の海』も観ていました
おじさんの分際で恐縮ですが、ディズニー映画は結構好きで、タイミングが合えば観る頻度は比較的高いです。
理由としては、
内容的に重くない(気軽に観ることができる)
だけど、意外と大人でも感動するストーリー
上映時間も短め
と言う点。
3点目については、50代になり”近く”なってきたので……(以下略)。
ちなみに、前回観たディズニー映画は『インサイド・ヘッド2』でした。
そして、前作『モアナと伝説の海』も、実は映画館で観ていました。
当時はウクレレが大好きで、そのつながりもありハワイや南太平洋の文化・音楽に興味があったので観に行きました。
しかし、約7年前に公開されたということもあり、前作についてはほとんど印象に残っておらず、内容も僕の期待が大きすぎたのか今ひとつピンとこなかったことを記憶しています。
今作も、正直観るべきか正直迷いました。
ちょうどいい時間帯で、同じディズニー配給の『ライオン・キング』もやっていたので、そちらとかなり迷いました。
が、上映開始時間と上映時間の短さから、『モアナと伝説の海2』を選択しました。
今作はかなり楽しめましたし良かったです
前作が(個人的に)残念な印象しか残っていなかっただけに、果たして今作は楽しめるのか直前まで疑問でした。
ですが、今作は、ストーリー然り、キャラクター然り、全編を通しておじさんの僕でも楽しむことができました。
成長した主人公・モアナ
前作から3年後が舞台となっているとのことですが、主人公であるモアナの意思や自我がかなり明確になり、強さを感じられました。
ディズニー映画の主人公に共通しているのかも知れませんが、100%完璧でないところや、物語を通して人間的に成長していくところがモアナにもあり、共感を持てます。
壁にぶつかっても試行錯誤し、解決の「道はひとつではない」ことを察知し行動する意思や強さは、子供のみならず大人でも教訓として身にしみます。
テンポの良いストーリー
そんなモアナの性格が観ている側に陰ながら影響しているのか、ストーリーのテンポがより良く感じられました。
正直、前作のストーリーはほぼ失念していました。
序盤は、モアナが置かれた状況や環境を理解するまで時間がかかりましたが、何となく理解できるようになると物語のテンポに付いていけるようになり、映画の世界観に引き込まれていきました。
もしかしたら、前作を観ていなくても楽しめるのかも知れません。
(一応、Wikipedia等であらすじはチェックしておいた方が良いかもしれませんが)
映画のラストは、やはり一瞬ウルッと来てしまう展開となり、全編を通してストーリー的に楽しむことができました。
さほど気にならないミュージカルパート
本作は、『アナと雪の女王』と同様、ミュージカル・アニメとなっています。
物語の途中、いきなり登場人物が歌い出す”アレ”です。
僕は、映画『サウンド・オブ・ミュージック』が大好きなので免疫が出来ていますが、慣れていない人は突然登場人物が歌い出す流れに、一抹の照れくささを感じてしまうこともあるでしょう。
『モアナと伝説の海2』も、「ミュージカル・アドベンチャー」と謳っているので、突然”歌パート”に入ったりします。
しかし、個人的にはそれほどミュージカルパートは気になりませんでした。
至ってスムーズな流れになっているので、ミュージカルが苦手な方も、違和感なく楽しめるのではと思います。
ちょっと勿体ないな…と思ったこと
かなり満たされた映画ではありますが、最後にちょっと残念だった点を。
モアナと一緒に旅に出た島民が3人いるのですが、老人・ケレの役割が浅く、もうちょっと深掘りというかストーリーにスパイスを与えても良かったのではないかと思いました。
最終的に”文句を言うおじいさん”くらいの印象しか残っておらず、いいキャラクターなのに何か勿体ないような気もしました。
おわりに
最後ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、全般的には、50代のおじさんでも楽しめる映画となっていました。
昨年は比較的映画館で映画を観る機会が多かったのですが、正直、中には"イマイチ”なものもありました。
しかし、前回観た『インサイド・ヘッド2』同様、ディズニー映画はやはり安パイですね。
客層としてはお子様連れが多いディズニー映画ですが、臆することなく、今年もディズニー映画に注目したいと思います。