15. 正欲ショック
1ヶ月書くチャレンジ、Day15は
誰かにオススメしたい本・映画・アニメ・ドラマ
です。30日のチャレンジも折り返しですね。
仕事が立て込んでいたりで今週はあまり書けませんでしたが、ここからペースを取り戻していけたらいいな、できれば。
誰かにオススメしたいとなると、最近触れたものになるかなぁと思いました。大ヒットして映画化されているので語るまでもないですが、
朝井リョウさんの正欲に脳天ぶん殴られました。
誰かの性癖は誰かにとって異常だし、大多数に異常と判断されてしまえば場合によっては犯罪になる。
多様性を理解し合う世の中に自分なりの考えで適応してきたつもりだけれど、まるごとひっくり返されるような気持ちでした。世の中、自分の思ってる1000万倍は色んな人がいる。
分かったつもりで他者のことをカテゴライズするのはとても恥ずかしいことだと感じた。たとえ性癖が同じだとしても違う人間なら価値観は変わるし、結局自分以外のことなんて分からないんだよな。
こんなことだったらもう人とコミュニケーションなんて取れないやん、と思いながら読み進めていたら、終盤の女子大生の言葉がまっすぐで沁みいった。
分かり合えなくても分かろうとしてくれる人って、壁を超えるエネルギーを自分の為に使ってくれる大切な存在なのかも。
分かったつもりになること
と
分かろうとすること
は紙一重だけど大きく違う。
前者はもう相手を見ていなくて、後者はずっと相手に向き合っている。
ありきたりな言葉を使いますが、
人間はみんな1人だけど、1人きりでは生きていけない
ということを痛切に感じた作品でした。
映画はガッキーを観に行きたい。
ガッキーと言えば最近の任天堂のCMの髪型が好きすぎる。ふわっと無造作なセミロングがあまりに理想的なフォルムすぎて、お家で部屋着の際「いや、そうはならんやろ」と突っ込む現実的な自分は置いといて好きです。
そんなこんなで今日はおわり。
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