大嘗宮の一般参観に行ってきました(2019/12/4)※追記あり
一生のうちでも、一度見れるかどうか!という大嘗宮の一般参観に行ってまいりました!
訪問時間(追記あり)
行こうと思って断念した日(訪問前日)、昼頃に宮内庁の公式サイトを見ると、
こんな文面が…
ゲゲゲ、出遅れると混雑するのか(汗)
でも同日の朝イチ9時過ぎに同じサイトを見たときには「待ち時間0分」と出ていたので、これは朝イチに行くしかない!と思い、参観開始の9時に到着するように行ったところ、全く待ち時間はありませんでした。
(追記)待ち時間がなかったのは時間もありますが、皇居内で乾通りを通らず富士見櫓を回る直通ルート(後述)を通ったためかもしれません。というわけでお急ぎの方は、こちらのルートもご検討ください。(追記終わり)
内堀通りを渡って皇居の敷地内に入った付近から延々と行列は見えるのですが、それが全く立ち止まることなく流れていく感じです。
準備
1時間超、砂利道や坂道もある場所を歩きます。スニーカー推奨です。
また、セキュリティチェック(バックの中身チェック&金属探知機チェック)もあるので荷物は最低限にしましょう。キャスターバックなどの大きな荷物は、持っていくと各方面で大変です。
トイレや自販機、水のみ場もいろんな場所にありますが、私は済ませておいたりペットボトルで持っていったりして楽でした。持ち込むペットボトルは、セキュリティチェックのときに一口飲まされます。ちなみに東御苑内には「皇室カレンダー」などを売る売店もあります。
また、皇居自体に行くのが始めて…という方は、このアプリをスマホに入れて、イヤホンを持っていくといいです。
起動した状態で入園して見どころの近くになると、アラートがあがって音声解説を聞けます(東御苑の説明に大嘗宮の話題も入ってます)。私の感想としては「勉強になった!」です。
今回のコース(追記あり)
というわけで今回私が通ったコースはこちらの赤ラインのコース。
オレンジ色の◯がついたところで左折すれば、乾通りも半分見れたのに…私のバカ。何のために12月になってから行ったのかと…。紅葉がキレイで右に入ったのが全ていけない!(写真の正面に見えるのが富士見櫓です)
というわけで、乾通りも見たい方はルートをお間違えないよう。ちなみに乾通りを乾門まで全て完走すると(地図中のオレンジ点線のルート)、今度は大嘗宮が見れないendになります。こちらもお気を付けて。
(追記)ちなみに私のように、乾通りを全く通らずに富士見櫓を回る直通ルートを通ると、西桔橋付近から大嘗宮方面への行列を回避できるようです。「乾通りは来年以降でもよいわ~」という方は、私が通ったルートもご検討ください。(追記終わり)
大嘗宮を直接見た印象
左前からぐるりと一周する形で全体が見れます。
後や横から見ると「大嘗祭で陛下が歩いていたところだ!」という場所なども見れて、テンションが自然とあがります。そして新しい建物の、桧のいい香り。
生け垣のようなところに刺さっている枝はスダジイ(ドングリ)とのことです。三内丸山の縄文人もドングリを主食として食べていたそうですが、何か関係があるんですかね。
東御苑も見れます
大嘗宮があるのは皇居の東御苑なので、同時に東御苑も観覧することができます。このとき便利なのが先ほど紹介した参観音声ガイドアプリ。起動しておくと、見どころ施設の近くに来たらアラートで教えてくれて、ボタンひとつで音声ガイドを流してくれます。これはよかった!海外の方々にもオススメです。
・坂下門
・宮殿(奥の建物。天皇陛下ご一家がいらっしゃいます)
・宮内庁庁舎
・富士見櫓
・百人番所
・中之門
・大番所
・中雀門手前の坂道
・果樹古品種園(奥にいろいろな柑橘類の木があります)
・ツバキ園(花盛りでした)
・宮内庁楽部(雅楽を演奏する部署)
・桃花楽堂(香淳皇后の還暦記念で建てられたコンサートホール)
・天守台
・書陵部
・天神堀
・平川門(渡櫓門)
・平川門の枡形
・平川門(高麗門)
・平川橋から竹橋方面を望む
・欄干の擬宝珠(ぎぼし。「寛永元年」って書いてあるので、1624年。三代将軍・家光の時代ですね…)
・外側から見た平川門
というわけでTwitterにも書きましたが、皇居東御苑は造園美がどこもかしこも見事でしたね。
今度は三の丸尚蔵館に来たときにでも、東御苑をもう少しゆっくり見たいと思います。
以上です!
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