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「愉気」ということ-自然に保たれている平衡-7

健康に生きるという事は、人間の本能です。怪我をしても自然に傷が繫がってしまう。お腹が痛いと言っては押さえ、歯が痛くても押さえてします。なぜ押さえてしまうのか判らないし、なぜ押さえて治るのか判らないのに押さえる。

これも本能的なもので、誰にでも備わっているのです。またエネルギーが足りなく成れば空腹を感じ、過剰になれば鬱散したくなる。みんな自然に平衡を保っているのです。

それなのに、衛生だ衛生だといって怖がっているのです。

養生のための、可し、可からずが何万あるか判らない。

病気の名前だけでも何千あるか、何万あるか数えきれない。その病気を治す方法が何万とある。それでいろいろな知識がなければ、病気が治らない、健康になれない、ということを考えてしまうのです。

ところで蟻でも、豚でも、鼠にしても健康に生きることぐらいは、簡単にやってのけれているのです。人間の殖える率よりももっと増えているのです。

この分では、鼠や蟻に次の世の中を奪われるだろうという説があるくらいに増えています。

蟻が何千万という薬を造ったり、病気の名前を付けたり、それに対する衛生法を編み出したりしているとは思われない。だから蟻や鼠にできるこtが人間にはなぜ難しいのだろうかと不思議に思います。



健康生活の原理

活元運動のすすめ、、より



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