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📖悪魔のいる天国

星新一さん作品。
題名に惹かれて読んでみた。

一番最初に読んだのは友達がお勧めしてくれた「ノックの音が」
それから見かけると読みたくなってしまう独特の世界観。

わたしは「ゆきとどいた生活」「デラックスな金庫」好きだったな。
短い文章なのにこんなに惹きつけられるってすごい。

背筋が少しヒヤっとする感覚も好き。
迫り来るホラーとかではなく本当にヒヤっとする。

一編が短いから、夜お風呂を溜めている時間。
煮込み料理中の少しの時間。
お昼ご飯の後のコーヒーの時間にサクッと読めるところも
また良いなと思える。

そう遠くない未来、「ゆきとどいた生活」のようになりそうで怖い。
想像する分には楽そうでいいなぁと思うのだけど、
少しの手間もなくなると、わたしは何をしたらいいか分からず
頭がおかしくなるんじゃないかと思う。

星新一作品を読んだ後は想像力も豊かになる気がする。


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