2人目育休明けにメンタル崩壊しかけた話
わたしは現在5歳の男の子と2歳の女の子の育児中。
今日は、そんな私が、2人目の育児休業明けに壊れかけた話をしたいと思います。
2人目育休中の仕事に対するモチベーション
2人目育休中の仕事に対する想い。
それはただただ「不安」だった。
両両親は遠方、主人の職場は遠く、朝は私と子どもたちが起床する頃会社へ出発して、夜はお風呂に入れる前後にようやく帰ってくる。いわゆる「ワンオペ」生活の日々。
育休中、朝は上の子の保育園にギリギリ間に合うようにバタバタと準備をして登園。
そのまま下の子を公園で遊ばせた後、掃除→昼ごはん→寝かしつけ→夜ごはんの準備→洗濯物片付け。
そこまでしたら、あっという間にお迎えの時間。
そこからは、お決まりの公園遊び(再び)から、話をしたりお絵描きしたり、ご飯食べさせたりお風呂入れたり。
あっという間に1日が終わる。
1人目の育休の時に流れていた、あのなんとも穏やかでゆったりした時間は皆無だった。
仕事始める前からこんなに時間がないなんて!復帰なんて絶対無理!!
これが、2人目育休中の仕事に対する正直な想いだった。
漠然とある「働きたい」という気持ち
それとは裏腹に、私にはずっと昔から
「働き続けたい」
という気持ちがあった。
その理由はいくつかある。
①社会に出て評価されたいという承認欲求
②こどもに働く姿を見せたい
③夫に何かあった時のリスクヘッジ
④こどもが大きくなった時の自分の居場所が欲しい
などなど。
「こどもが小さい時は一度仕事を辞めて、大きくなったらまた仕事を始める」
そんな選択肢も1つではあるが、30半ば〜後半でこどもを産んだ私が、子育てをひと段落させた頃に、再就職する時、企画事務系の正社員に就ける可能性はほぼゼロに近い。
長く働き続けたいのであれば、元の職場に復帰するしかないなぁ。
そんな気持ちで職場復帰の日を迎えた。
復帰後の仕事
復帰した職場は復帰前と変わらなかった。
多少の人事異動はあったものの、ほぼ変わらないメンバーと仕事。
自分のやりたい仕事。
優しいメンバー。
「やっぱり働くって楽しい!」
仕事に復帰して素直にそう思えた。
戦場は仕事が終わってから
短時間勤務の私は、16時に仕事を終えダッシュでお迎え。
16時半頃には保育園に着く。
世の働く女性の中では、お迎え時間は充分早い方だと思う。
ただ、育休中のお迎え時間と比べると、1時間程お迎えは遅くなり、更に洗濯物の片付けも夜ごはんの準備も出来ていない。
とてもお迎えの後、公園で遊ぶ余裕はない。
上の息子には「お母さん、お仕事始まったら保育園の後公園とか行けないからね」と伝え、本人も理解はしていたようだが、やはりまだ4歳児。
これまで約2年間、大好きな母と保育園後に好きな所で思いっきり遊べていた時間が急になくなるのは相当なストレスだっただろう。
公園は無理だけど、とスーパーの買い物に一緒に行くと、帰り際に「もう一回スーパー行く!!!!!」と謎の要求。
大泣き&癇癪を起こしてスーパー脇の通路で動かなくなり、下の子を抱えながら車まで連れて行くことも出来ず、1時間以上説得を続ける。
そんな日が度々あった。
やはり来た!保育園の洗礼
もう1つ、私を苦しめたもの。
それは「保育園の洗礼」
「下の子は上の子と接してるし、そんなに熱出すことはないだろう」
そんな読みは思いっきり外れ、見事に毎週のように熱を出した。
正直仕事が軌道にのる前なので、私が休んだことで職場に大きな支障はない。
それでも「休みます」や「帰ります」という時は心苦しいし、何より熱はないもののまだ本調子でない小さな子を保育園に送り届ける時の辛さはそれ以上のものだった。
そんなこんなでなんとか怒涛の日々をこなし、職場復帰から1ヶ月程経った頃の週末。
私は完全に疲弊しきっていた。
「今日は…今日は絶対家で美味しい物食べよう🥹明日は休みだし、いつもよりゆっくりしよう🥹」
美味しい物で自分を労わろうと心に決め、子どもたちを迎えに行った。
心待ちにしていた週末。まさかの息子の癇癪でメンタル崩壊
意気揚々と保育園へお迎えに行く私。
子どもたちも笑顔で待っていてくれた。
「今日はお家で美味しい物食べてのんびりしよーねー❤︎」
なんて話していた時、息子の大好きな友人のお母さんも、同じ時間にお迎えに来た。
駐車場まで一緒に帰ることになった時、息子の友人が言った。
「今日はみんなでCo○壱行くんだー^ ^」
嫌な予感がする。
いや。嫌な予感しかしない。
「ぼくもCo○壱行く!!!!!!」(息子)
(出た。。。)(私)
「今日はみんなでお家でごはん食べようってお話したよね?」(私)
「ウチはお父さんまだ帰って来てないから行けないよね?」(私)
「いやっ!!!!!!絶対○○君と一緒にCo○壱行く!!!」
どんなに理由を伝えても、全く伝わらない。
そして最後には大泣きでキレまくる。
もうこうなっては何を言ってもダメだ…。
駐車場も混んできたし、お友達一家もバツが悪そうに心配してくれている。
早く移動しないと…。
そう思い、お友達一家に伝えた。
「ご一緒してもいいですか?」
念願叶い、お友達と一緒に夜ご飯を食べられた息子はご満悦。
途中、少食の息子はカレーを2.3口食べて「もういらなーーい👦🏻」と言ったが、「えっ?💢👩🏻」という一言に私の怒りが伝わったのか、珍しくカレーを全て胃袋におさめた。
私は下の子に食事をさせつつ、その時特に食べたくなかったカレーをダッシュで詰め込んだ。
(今日はお家でゆっくり美味しいもの食べたかったのに……)
※決してCo○壱がマズいわけではなく、お酒を飲みながらいつもより少しゆっくり食事がしたかったのです
その気持ちが抑えられなかった。
その後、友人に別れを告げ、ご機嫌に帰宅する息子。
反対に私は暗い暗い闇の中にいるようだった。
(こんな頑張ってるのに、なんで週に1回の食事の希望すら叶わないんだろう…)
そんな思いで頭がいっぱいになり、涙が出てきた。
そんな時、たまたまその日早めに帰る事ができた夫が帰宅。
「ちょっと部屋にこもる!!!」
と言い残し、空き部屋で大号泣した。
心配した夫が途中様子を見にきたが、
「今日夕ごはんCo○壱のカレー食べに行くことになったの!私は今日カレーは食べたくなかったの😭😭💢」
そんな事を言って号泣する私に困惑していた。笑
そこからどう気持ちを立て直したか覚えていないが、かなりの時間泣いていたことは覚えている。
メンタル崩壊を防ぐために
私のメンタルが崩壊しかけた(いや、崩壊した?笑)原因は、決してこの日の夜ごはんがカレーになってしまったからではない。
日々少しずつストレスを溜めてしまっていたからだと思う。
仕事で迷惑かけちゃいけない。
人に迷惑かけちゃいけない。
家事全部終わらせなきゃいけない。
子ども達としっかり遊ばなきゃいけない。
子ども達21時には寝かせなきゃいけない。
……
そんな○○しなきゃいけない!という気持ちがどんどん自分を追い込み、気づいたら1ヶ月でものすごく大きなストレスになっていたのだ。
しかし、育児と仕事の両立で1番大切な事が今では分かる。
それは
「自分も含めた家族全員の心身の健康」
である。
そう思えてからは、上のような○○しなきゃいけない。という考えは、ほぼ全て捨てていい考えだと気がついた。
どれも1日やらなかった事で誰かの心身の健康が損なわれることはない。
思い返せばあの日もそうだった。
人の目が気になり、駐車場を早く空けなきゃいけないと思った。
もちろんそうなのだが、その日その時間だけ、私1台分の車が空けられなくても、大問題にはならない。
また、カレー屋さんでも、ちゃんと人数分カレーを頼まなきゃいけない。そんな風に思っていた。
自分がどうしてもカレーの気分じゃなければ、サラダだけ頼んで、家で自分の好きな物を食べればいい。
そんな○○しなきゃいけない。を守る為に自分の心身を壊す事の方がマイナス面が多い。
これから先、仕事と育児の両立が続けられるかはまだ分からない。
考えを改めても、やはり毎日大変な日々には変わりない。
しかしどんな形であれ、ストレスを溜め込み過ぎずに笑顔で過ごす。大切なのは家族全員の心身の健康!
その考えを忘れずにいたいなと思う今日この頃です。
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