朝の始まり午前5時。 開店の時間です。 市場の朝は早く、夜空が広がる中で一日が始まります。 朝早いのは余裕を持って始めるためと思うでしょう？ 自分も市場に入ったときはそう考えていました。 ところが、そうは問屋が卸しません。 店が開くと同時にお客様がいらっしゃるのです。 そして早口で注文をされていきます。 開店と同時にこちらも全力で商品を準備しなければならない、まさに毎日スタートダッシュ。 前日までにご注文いただいたお客様の分を用意しながら、当日に直接ご来店されるお客様
タイトルがなんのことか良く分からないですが、豚バラ肉のお話です。 寒くなってくるとお鍋が恋しくなりますよね。 チゲ鍋、ちゃんこ鍋そしてもつ鍋など、手軽で美味しく温める鍋料理。 そんな季節に大活躍するのが豚バラ肉です。 少しづつですが、肌寒い日が出てきたからか最近では豚バラの鍋用、しゃぶしゃぶ用のご注文をよくいただきます。 鍋用はしゃぶしゃぶ用よりも少し厚めに、しゃぶしゃぶ用は薄くスライスします。 この厚さの調整が今は対応できますが、現場に入りたてのころは難しかったのです。
暑い日が続きますね。 この季節にぴったりなのが豚肉。 ビタミンB1が豊富なので夏バテ予防に効果的。 そこで今回は、夏でも食べやすい豚しゃぶについておいしく食べられる茹で方をご紹介します。 お肉のうま味を引き出すために１.塩とお酒を加える 豚しゃぶをするとき、お湯で茹でますよね。 そんなときひと手間加えて、塩をひとつまみ(小さじ1程度)とお酒を少々入れるのがおすすめです。 この後お肉をさっと茹でれば、すっきりとした香りと味のよいお肉が愉しめます。 私は肉屋だからか、お肉の
「肉に旬なんてないよね。」 たまにこんなお話を受けることがあります。 確かに、一年を通して牛、豚、鶏とお店に同じような肉が並んでいます。 そのため魚や野菜、例えば、さんまやタケノコのように季節を感じることは少ないかもしれません。 しかも、農林水産省の旬を扱ったページに肉が載っていないのだからなおさらです。 それでも言わせてください。 肉にも旬はあるんです！そもそも、旬って何？ 辞書によると、旬とは「魚介類や蔬菜 (そさい) ・果物などの、最も味のよい出盛りの時期。」
3月17日(日)まで水戸の偕楽園で梅まつりが行われています。 偕楽園は天保13年(1842年)に水戸第9代藩主徳川斉昭によって造園されました。 講道館と合わせて創設されたもので、「一張一弛」の現れとされています。 緊張とリラックスが大事。 今も昔も変わらないですね。 昨今は県外だけではなく、海外の観光客の方々もたくさん来られていて賑わいを見せています。 今日は、そんな偕楽園で梅を見てきました。 かなり広いのでウォーキングするにもぴったりです。 また夜に来るとライトアッ
1月17日(水)19時にうんの食堂さんがテレビで取り上げられます。 「朝飯まで。」 https://www.tv-asahi.co.jp/asameshi/ 水戸市公設市場で昼にいつも満席になる人気の食堂です。 水戸の市場が取り上げれて嬉しい！ ぜひご覧ください！
今日は本当に寒い一日でしたね。 空気が凛として澄んでる感じは好きなのですが、動きたくない。 自分は暖房を入れてもまったく部屋が温まらないので、ヤドカリのようにヒーターを背負っていました。 そんな寒い日には温かい煮込み料理がぴったりです！ 牛肉は焼いてから煮込むと味はグッと良くなりますよ。 ほかにもテールもいいですね！ 骨ごと煮込む、牛をそのまま味わう感じがたまりません。 ほろほろに煮込んだお肉をカレーにすればワンランク上の味になります。 煮込み料理のいいところは懐
「もっと高級感のあるちゃんとした箱がいい。」 2022年12月。 お客様の一言。 面と向かってはっきりと言われて本当に驚いたことを覚えています。 悔しかったのでその日のうちに決めました。 年が明けたら箱を作ろう。 そして、2023年11月。 無事にギフトボックスが完成しました。
寒くなってきました。 本当に寒暖差が激しい。 気温の落ち方がフォークボールみたい。 余談ですけど、プロ野球の変化球はスイーパーが大注目ですよね。 ひと昔前は、日本人投手の武器はフォークボールだったと思うのですが。 野茂と佐々木が懐かしい。 特に野茂のノーヒットノーランは興奮しました。 もちろん、大谷翔平も応援しています。 今年ホームラン王になったので、来年以降はサイヤング賞を獲って欲しいです。 話を戻しますね。 寒くなってくると食べたくなるもの、それはモツ煮込みです。
天高く馬肥える秋。 気持ちのいい青空が広がる中、イベントが各地で行われています。 家の中にいるよりは外に行きたい。 そのため、意外とこの時期はお腹がすくものです。 そんなときに、ぴったりの一品をご紹介します。 ずばり、豚ロースの味噌漬けです！ これがあれば、ご飯が３杯は軽くいけますよ。
現場に入ったときに言われた言葉。 「鶏３年、豚５年、牛１０年。一人前になるにはこれだけかかかる。」 当初は意味が分からず、そんなにかかるのと思いましたが今ではその通りだなと感じています。 肉を切るだけなら食肉を扱うには専門的な技術が求められます。 例えば、500kg以上ある牛の枝肉（家畜の内臓を取り除き、背骨から２つに分かれた状態）をナイフ１本で捌いたり、肉の筋を読んで適切にカットしたりすることが求められます。 しかし、これだけならば３年程度の時間があれば個人的には出来
お店にいらっしゃるお客様の多くが「おいしいお肉ちょうだい」とおっしゃいます。 しかし、一口にやわらかい肉と言っても様々。 なぜなら焼く、煮る、蒸す、揚げるなどの調理方法によってお肉の部位や厚みが変わるからです。 例えば、BBQ用のお肉と言っても鉄板で焼くならお肉は薄めにカットしますし、網で焼くならばお肉は厚めにカットします。 また、一気に高火力で加熱した方がおいしい部位もあれば、じっくりと低温で火を通した方がおいしくなる部位もあります。 トウガラシという部位は、焼肉にす
本日10月14日は水戸市公設卸売市場でお祭りがありました。 「みとっぽわくわく感謝市」といって年に一回開催されます。 普段は買受人という言わばプロが集う市場ですが、お祭りの日は一般の方が大勢いらっしゃいます。一般の方々に来ていただくと、日頃とは違う目線で商品を選ばれるのでとても新鮮です。商品の構成や陳列などを変えたりするので楽しいです。 そんな中、内田本店が入っている関連店舗棟ではお菓子の詰め合わせを催しました。 コロナ明けで行われる久しぶりのイベントで「お客さん来るの
はじめまして。 有限会社 内田本店です。 茨城県水戸市で代々肉屋を営んでいます。 水戸市公設地方卸売市場の中で朝5時から営業しています。 私はこの肉屋の後継ぎで5代目です。 この度、弊社のことをすこしでも知ってもらいたくてnoteに初めて投稿しました。 よろしくお願いします。 市場で半世紀営業内田本店は明治32年の創業以来、まごころを込めて社会に奉仕するを理念のもと、地域の皆さまに寄り添うお肉屋さんを目指しこの水戸の地で歩み続けています。 おいしいお肉を届けたい。 お
