精神を病んで毎日お風呂が大変な私が入浴の習慣化のためにした行動5選+α
こんばんは、イラストレーターのミトシです。
この記事もイラストとは関係ない話です。
イラストレーターとしての記事を期待する方はこれには期待しないでくださいね。
とは言えど、アーティストや精神科患者さんには身近な問題で、かなりお悩みの方も多いと思います。
私も症状が酷い時期は、夏でも2〜3日に一度入るのが限度でした。
ばっちい話だと思われるかもしれませんが、いわゆる普通の道を外れると、よくある話なのです。
真剣に困っている方もいますので、無料で、できる限りの論証のあることを語ろうと思います。
ただ、それでも個人的に効果があったに留まるので、全責任は負えません。
こんな考え方もあるな、程度に読んでいただければ幸いです。
お風呂って結構重労働
お風呂って、重労働です。
湯船を洗ってお湯を張って、冷めないうちに身体を洗って、湯船に浸かって温まって、上がったら身体を拭いて髪を乾かして着替えて、湯船のお湯を抜いて、軽く浴場を流して……。。
言語化するとこんなに手順があります。
さらに、女性だけでなく、気になる方はムダ毛の処理、髪のケア、化粧落とし、スクラブに保湿に……キリがありません。
たまにカビ落としなどの対策や、湯釜の洗浄もあります。
もう、果てしない重労働です。
それが毎日降り掛かって来るのです。
夏なんか二度三度と入る必要がある時も。
精神を病んだり、変わり者だったり、それでなくとも実はみんな「めんどくさい」と思ったことがある習慣ですよね。
疲れたり脳の働きが落ちると、できないという人がいても不思議な話ではないです。
それでも今の私は、毎日お風呂に入っています。
まぁ、家族で共用なので、誰かがお湯を張れば湯船に入れるチートも使っていますが、去年1月の手術以降基本的にずっと毎日入っています。
そうなるまでに、とった行動の中で、エビデンスと言えるものがある行動5選+αを紹介しますね。
①着替えを先に準備する
はい、普通ですね。特別な方法じゃないじゃん。
いや、意外と理にかなっている手順です。
人間はやり始めた行動を続けるのに、大きな労力がいらなくなるという学説があります。
うだうだしながらも、下着だけでも揃える。タオルを取りやすいところに置く。それだけで「入浴は始まった」のです。
入ってシャワーを浴びてしまえば、そのまま自然に全て乗り切れる人がほとんどです。
シャワーを浴びてもボーッとしてしまう、シャワーを見つめてしまうという方は、かなり精神科的にも危険域なので、無理せず好きなだけボーッとしてから手順を進めて、上がったら身体をよく休め、病院に罹るのも検討してください。
シャワーのお湯など「単純な動きのものを見つめる」という行動は、屈強な自衛隊員でも危険信号に捉えるひとつのサインです。
あまりにそれが目立ち、熱中症などになって倒れるようならば、もうむしろお風呂には入らない選択をとった方が無難です。
②家族などにお風呂に入ると宣言する
これも、人間が行動の一貫性を好む習性に倣った方法です。
一旦誰でもいい、誰もいなくてもぬいぐるみにでもいい、「お風呂入ってくる」と言うだけです。
行動のスタートに取っ掛りをつける。そういうことです。
私は毎日実行してからお風呂に入る決意を固めて、入りやすくしています。
人に先にお風呂に入られて、出鼻をくじかれる心配もなくなりますね。
③明日の予定を言語化する
別に紙とペンを用意する必要はないです。
頭の中で、できるだけ詳細な予定や、お風呂に入る動機を整理して考えるだけです。
人は理由や動機づけで考える生き物です。
簡単に「お風呂入ってサッパリする」と考えても、「めんどくさいからいいや」が勝ちます。(私の場合ですが)
「明日は通院と買い物に行く日だし、お風呂に入らないと明日入ることになって、睡眠時間が削られる。
ギリギリまで寝たいし、お風呂に入ることでサッパリするから入ろう」くらいに言語化できると、心理的抵抗もなくなり、めんどくささにも勝てます。
ただ、あまりに疲れていたり、重症だったりすると実行しにくいので、習慣化されはじめてから癖づけるような方法ですね。
基礎と発展だったらその中間くらいまで行った方が実行するといいと思います。
④日記に書く
そもそも日記書いてない、書く暇がないという方は、口に出してみるだけでいいです。
人は自分のポジティブな行動を言語化して自覚すると、脳の報酬系に働きかけることができて、快感を得ます。
日記を書くことで精神的疾患が良くなるケースも多くあります。
疾患がなくても、自分の行動をフィードバックすることは、成長に役立ちます。
3行日記やメモアプリでもいいので、「お風呂に入った」「シャワーを浴びた」と記述するだけ。
入れなかった日は逆に「今日はお風呂はパスした」と記述するくらいでいいです。
「お風呂入った」と書いた日はさらに気持ちよくなりますし、「パスした」という記述は「能動的に無理を回避した」という分析になって、自分を責めにくくなります。
脳にご褒美をあげていきましょう。
番外編:銭湯に行く
ちょっとした番外編ですが、広い浴場のある銭湯は、自宅の浴室と違って大量のマイナスイオンに満ちているという学説があります。
マイナスイオンを浴びた人は爽快になってリフレッシュすることができるそうです。
ハイキングで滝つぼに行って気持ちいいと感じるのと似ています。
広い湯船で足を伸ばすのも、血行にいいですよね。
たまにご褒美として銭湯に行くのも、オススメの方法のひとつです。
⑤湯船に浸かって疲労回復する
最後は上級(に感じるかもしれない)テクニックですが、湯船に浸かることです。
湯船に浸かると、自律神経系に働き、眠りやすくなるというエビデンスがあります。
眠りが良くなれば、生活の質が上がって回復にもいいです。
温浴効果のほかに、水圧効果でむくみもとれます。
少しぬるめの40℃前後のお湯を張って、5〜10分程度浸かるのが一番おすすめされています。
夏でも湯船に浸かることで、暑さに慣れて熱中症などになりにくくなる身体づくりができます。
ある程度お風呂に入るのに抵抗がなくなってきたら、是非試してみてください。
まとめ
お風呂に入るのは大変です。
難しい問題です。
無理せず入らないで休むという選択が必要な時もあります。
でも、お風呂に入れると気持ちいいですよね。
サッパリして考えも閃きます。
昔の人が言う、閃くのにいい場所が、ベッドの中と馬の上、風呂トイレという意味のことわざもあります。
この記事に書いた方法が、あなたの悩みに役立ったら、何より嬉しいです。
一緒にお風呂を毎日倒しましょう。
お風呂クエスト達成、お疲れ様です。
ご精読ありがとうございました😊
サポート誠にありがとうございます。 これからもよろしくお願いいたします。