スピロヘータと狂犬病およびポリオ髄膜炎ウイルスの培養:野口博士の培養法と脳内T.pallidumの実証

反ワク連中はPleomorphism 細菌多形性理論という「真実」を知って興奮しているようだが、そんな話はロックフェラー研究所は120年前にリアルタイムに知っていた話で何の痛手でもない。それを知った上で彼等は病原体の兵器利用を研究していたのだから、彼等からすればそんな話は「基礎知識」に過ぎず、従ってこの「真実」はゴールではなく、むしろ彼等の科学を解明する為のスタートである。

全ての病原体は「大元を辿れば」何等かの生物の体内に由来するかもしれない。だが人類はその歴史を通して(今尚)、動物の体液や細胞成分を体内に意図的に注入する行為を幾度となく繰り返してきた。人類初の輸血で17世紀の羊の血液が、ジェンナー以降の天然痘ワクチン接種で牛や水牛、猿、山羊、羊の細胞成分が、感染症治療/予防用の血清療法では主に馬の血清が、そして避妊具は長らく動物の生殖器(山羊の膀胱をコンドーム代わり)や糞便(ワニの糞を蜂蜜と混ぜて女性器に詰め込む)が使われていた。その歴史を全く考慮しない都合のいい健康ファシズムが逆に進行形の被害者の負担になっているなど、反ワク連中は微塵も想像していないだろう。

反ワク連中の9割は情報を都合よく歪曲するのが大好きなので、「体内環境(Terrain)」をベシャンが一言も言及していない腸内細菌叢などに勝手に紐づけて理解した気になっているが、彼の言う「体内環境」は本来混じってはならない場所での血液と組織液(≒電解質)の混合であり、即ち「感染症(発酵病)の発症には前提として細胞・組織損傷がある」が真相である。考えてみれば当然で、怪我をした時の皮膚の経過を見れば簡単に分かる話である。「怪我→不潔なまま放置→細菌が繁殖し、殺到した白血球の死骸で膿む→壊死」これが体内でも起こっているだけの話だが、臓器病変は皮膚と違って取返しがつかなくなるまで自覚症状がない。ステージ4癌患者は得てして「生涯病気になったことがない」と証言する程だ。血液の純度次第で治癒に至る過程が短縮するのは事実だが、無駄に高級な食材を摂ってさえいれば(+サプリメント依存なら)病気と無縁かどうかは話が別である

ベシャン曰く、古来より空気中を漂う胚種 Germsと呼ばれた存在は本質的にマイクロザイマスであり、そのマイクロザイマスは嘗て生物体内で機能していたものである。即ち、空気中に浮遊するマイクロザイマスは何等かの生物の死体か破壊された細胞の残骸に他ならず、従ってその存在そのものがその周辺にかつて生物が存在した証拠となる。そしてその中には病原性を持つ病的マイクロザイマスが存在し、それが「その機能を保持する間」という限定的な条件下において人-人伝染が発生し得ると彼は言った。要するに、「常に空気中を浮遊する病原体が無差別に人を病気にする」などという構想は否定したが(その延長でパンスペルミアも否定した)、「病人から他人に空気を介して伝染する」ことは認めた。

パスツール理論の誤り(※誤りもクソも盗作理論)は、
・空気中の病原体は空気より発生し、蔓延する独自の存在と仮定した点
・その病原体が無限の病原性を維持すると仮定した点
この二点にある。だがベシャンは、病原体もまた生物である以上は栄養の支配を受けると証明し、その栄養条件が満たされた時間内において病原性を発揮すると言った。つまり病原体の病原性は有限の能力である

一方、人-人伝染は現象として認めるものの、伝染を受けて尚発症するか否かには個体差があるとも彼は認めている。その個体差に関しては彼は第8章で「個人係数 Individual coefficient」という指標を引用し、定量的に評価する必要があるとも言っている。これはまさに医科学が本来追究するべき感染症(発酵病)の「感受性」の指標に他ならない。コッホ第三原則が思い出される。「純粋培養した病原体を"感 受 性 の あ る"個体に接種した場合に、その個体が同じ病気を発症しなければならない」だ。現代御用学者がこの辺を全く考慮していないことは明らかである。COVID-19騒動でも私は、「ウイルス疾患の重症度は宿主の遺伝子構成で決定される」と再三再四言ってきた。自分が風邪で済んだからといって万人が風邪として反応するかは別であり、確かにそれは生存バイアスに過ぎないが、同時に逆もまた然りである。

言いたいことは、「病原体は体内から発生する」ことが事実であろうが何だろうが「病原体が外部から侵入する」機会が皆無である証拠にはならないということだ。特に私が危険視する病原体の内の一つ、梅毒スピロヘータ(Treponema Pallidum)については。梅毒は抗生物質で克服した?笑止。そんな稚拙な「治療」行為をしてきたから今世界中で認知症が蔓延し、それが庶民の人生設計に組み込まれるほどに日常に溶け込んでいるというのに。人類は未だにスピロヘータに敗北し続けているのだが、恐らくはSyphilization(梅毒化)=Civilization(文明化)であり、梅毒感染は彼等にとって征服の象徴なのだろう。

さて、この前提知識/歴史的背景を元に再評価しなければならない人物が、私は野口英世だと考える。野口英世といえば梅毒スピロヘータ研究が有名だが、野口の生涯に関する文献で1910年のビフィズス菌論文を重要視したものは見たことがない。だがこの研究で彼は菌の多形性(Pleomorphism)を観察しており、これがその後の野口の発想に決定的影響をもたらしたことは疑いない。その証拠として、「(撤回された研究が多い中で)医学的に認められている」彼の業績の中に「脳内スピロヘータ感染による精神症状」があるが、これは一般的な螺旋型スピロヘータではなく、顆粒形態のスピロヘータの発見である。菌の多形性を知っていなければそれが同じスピロヘータなどという発想に至らないことは明らかだ。一部の研究者はこの「顆粒形態スピロヘータ」をウイルス(ヘルペス)だと言う人物もいて、これは1930年代のソビエト微生物学者ゲオルグ・ボシャンによる「細菌-ウイルスの相互移行」論に通じるものがある。従ってPleomorphismを知っている人間が改めて野口の研究を再評価する必要がある。

ここで登場した「顆粒形態スピロヘータ」が重要である。スピロヘータが顆粒形態となる条件こそ、まさに「抗生物質による細胞壁の破壊」だ。抗生物質は菌の多形性を誘発する手段に過ぎない。この原則は現代医療のあらゆる場面に応用して考えねばならない。例えばピロリ菌の「除菌」等に。


今回翻訳する文献はコチラ
THE CULTURE OF SPIROCHAETES AND OF THE VIRUS OF RABIES AND POLIOMYELITIS: Dr. Noguchi’s Cultivation Methods and the Demonstration of T. Pallidum in the Brain. (1913). British Medical Journal, 2(2756), 1100–1101. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2345828/


10月20日(月)、フランシス・チャンプニー FRANCIS CHAPNEY卿主宰のもと、英国王立医学協会の会合が開催され、非常に多くの会員が出席し、ニューヨークのロックフェラー研究所の野口博士による、原因不明の感染症研究への培養法の応用に関する講演とデモンストレーションを聴講した。

野口博士は、フレクスナー Flexner博士と共同で行った前脊髄性小児麻痺ウイルスの培養について取り上げる前に、様々なスピロヘータの培養方法について説明した。これらの方法によって純粋培養された最初の生物がスピロヘータであった為である。培養したスピロヘータを彼は三つのグループに分類した。第一のグループは病原性であり、組織に侵入する。第二のグループも病原性だが、血液で発生する。第三のグループは非病原性であり、体の粘膜の開口部や、様々な部位の湿った病変の表面から得られる。それぞれ「組織スピロヘータ」「血液スピロヘータ」「腐生菌スピロヘータ」と呼ばれる。第一グループでは2種類のスピロヘータ:梅毒スピロヘータ(Treponema Pallidum)と森林梅毒 Yawsのスピロヘータが培養された。第二グループでは4種類(全て病原性):欧州の回帰熱の原因であるオーベルマイヤーのスピロヘータと、家禽のスピロヘータが培養された。第三グループの腐生菌スピロヘータは6種類:Treponema Manacrodentium、T. Microdentium、T. Mucosum、T. Refringens、そして形態学的にPallidumとRefringensの中間体である新種のT. Calligyrumが培養された。このグループのスピロヘータはいずれも病原性を示さなかった。

(※訳注)自称"目覚めた"反ワク連中は「細菌は何もしない、有機物の分解者だ」と言うが、それはここで述べられている「腐生菌」の話に過ぎない。まさにControlled Opposition連中による「燻製ニシンの虚偽」の一例である。

第二グループで回帰熱に言及されているが、野口が発見したスピロヘータの中には現代はBorrelia属に分類されているものもあり、大まかに「血液スピロヘータ」はBorrelia属と言えるだろう。

その後、培養法を簡単に説明した。組織スピロヘータであれ血液スピロヘータであれ、病原性株を培養するには、新鮮な無菌の動物組織の一部を培地に入れることが不可欠であった。腐生菌株は新鮮組織を加えずとも培養できた。組織スピロヘータについては、絶対的な嫌気状態を得ることが必要であることを発見し、そのために彼が開発した装置をランタンスライドで説明し、図解した。血液スピロヘータの培養には、絶対的な嫌気状態は不利で、少量の酸素が供給されないとその種は成長しない。腐生菌スピロヘータにとっては、厳密な嫌気状態が不可欠であった。培地は原則として腹水を寒天で固めたものであった。

これが、このような生物培養に関する彼の研究の始まりであった。その後彼は、この培養法をポリオ髄膜炎の原因解明に応用した。不可視のウイルスであっても、条件が整えば体外でも増殖させ続けることが可能である。ポリオ髄膜炎のウイルスが可視的か不可視的かは、研究開始当初は然して問題ではなかった。その段階でウイルスが世代から世代へと感染する可能性があることが分かれば十分であった。その形態学的研究は後回しで良い。同様の原則が狂犬病の研究に応用された。狂犬病の症例では神経節細胞に(発見者の名前に因む)ネグリ小体が存在することは以前より知られていた。また、狂犬病のウイルスがBerkefeld濾過器を通過する事実も知られていた。だがネグリ小体と疾患(狂犬病)そのものとの関連性はこれまで証明されていなかった。 多くの病理学者は、ネグリ小体は、未知の濾過性ウイルスの侵入に起因する単なる反応生成物か細胞の変性産物だと考えていた。前述の培養法により、ネグリ小体の一部が培養可能だと判明した。

(※訳注)
>不可視のウイルスであっても、条件が整えば体外でも増殖させ続けることが可能である

この主張はソビエト微生物学者ボシャンと同じ主張である。ボシャン曰く、「ウイルスはリボ核複タンパク質 ribonucleoproteid=リボ核タンパク質複合体の存在する所、どこでも増殖が可能であり、従ってウイルスが偏性細胞内寄生体という定説は誤り」である。

野口博士は、進行麻痺 麻痺性痴呆(脳梅毒)の症例で脳内にTreponema pallidumが検出されたことを説明した。我が国 イギリスでも欧州でも、多くの研究者が、進行麻痺は以前の梅毒感染と何らかの関係があるという結論に達していた。ある者は進行麻痺は活動性の梅毒病態であると主張し、またある者は進行麻痺は梅毒による変性過程の遠因であると主張した。この問題解決には、脳内でT.Pallidumの存在を証明する必要があった。T.Pallidumの純粋培養を研究していた時に寄生体の生活環 life-cycleの一段階、あるいは変性の一形態を示すと思われる独特な形態を観察した経験があり、この経験を元に彼は70例の進行麻痺の脳の標本を調べた。最初の69例では決定的証拠は得られなかった。70例目の症例で、彼は突然スピロヘータの存在に気付いた。そこで69例の症例を再検査した所、改めて13例で寄生体を発見した。従って70例の標本の内14例(25%)から発見されたことになる。この14例の内2例は脳内に梅毒病変が混在していたことが確認された為、記録から除外され12例のみが成功例と報告された。この研究の基礎となった検体はとある病院から譲り受けたものであった為、複数の病院から多数の脳を集めて調べることにした。Levaditi法を改良して130例を調べた所、新たに36例でスピロヘータが発見され、これにより200例中48例で発見されたこととなった。

進行麻痺(general paralytics):梅毒感染後10年から数十年のち(第4期)に起こる脳疾患。記憶力・判断力が衰え、認知症となり、感情・意思の障害を示す。麻痺性痴呆。脳梅毒。
-コトバンク

さて、この症状は著しくアルツハイマー病の病理に酷似する。事実、アルツハイマー患者の脳内からは梅毒スピロヘータとヘルペス、クラミジアなどの病原体が検出されている[※1]。また、アルツハイマー(1864-1915)が生きた時代と野口(1876-1928)が生きた時代が重複することも重要である。つまり、アルツハイマーがそもそも進行麻痺(=後期神経梅毒)を観察していた可能性である。

アルツハイマーのスピロヘータ感染説は以前から指摘されている一方で否定的報告[※2]もあるが、スピロヘータは検査を免れる為に循環系から患者の頭蓋骨に侵入する為、時に偽陰性になることに留意せねばならない。ここまで進行した患者はスピロヘータの影響で頭蓋骨が陥没する

[※1]Miklossy, J. (2011). Alzheimer’s disease—A neurospirochetosis. Analysis of the evidence following Koch’s and Hill’s criteria. Journal of Neuroinflammation, 8(90), 2–16. https://doi.org/10.1186/1742-2094-8-90
[※2]McLaughlin, R., Kin, N. M., Chen, M. F., Nair, N. P., & Chan, E. C. (1999). Alzheimer’s disease may not be a spirochetosis. Neuroreport, 10(7), 1489–1491. https://doi.org/10.1097/00001756-199905140-00018

ほぼ同時期に彼は脊髄癆 tabes dorsalisの研究に着手した。この研究は極端に困難で退屈極まりないものであった。彼は慎重に16本の脊髄を検査したが、スピロヘータを発見できたのは一本だけであり、その数は非常に少なかった。このスピロヘータは後方支柱で発見された。直後、別の観察者が脊髄癆の症例の椎間神経節でスピロヘータを発見した。従って記録上、脊髄から寄生体が発見されたのは2例である。彼の研究以降、この寄生体は他の進行麻痺の症例でも発見されている。二人のドイツ人観察医が、Neisser法(暗視野法による脳質にある小粒子検査法) で25例中19例でスピロヘータを観察した。 

この研究がもたらしたもう一つの実用的な成果は梅毒診断用の経皮検査を確立したことである。1911年に発見され、ルエチン Luetin検査と呼ばれた。その発表以降に多くの研究者が彼の知見を確認した。ルエチン検査はワッセルマン検査より簡便であり、潜伏梅毒や梅毒第三期の診断が可能であった。スピロヘータの死骸の調製物を使用し、梅毒患者ならばこれで赤い病変が生じ、時には膿胞に進行した。これを何 度 も 繰 り 返 し た症例では、反応強度が明らかに減少した

(※訳注)野口のルエチン検査は同時代を生きたクレメンス・ピルケ(1874-1929)(=アレルギー造語者)による結核診断用のツベルクリン反応(=遅延型過敏反応=IV型アレルギー=細胞性免疫反応)を参考にしている。二人に面識があったかは定かではないが、少なくとも野口はピルケを意識しており、梅毒への応用を志向していた。

ワッセルマン反応とは梅毒検査に利用される生体反応で、その検査とはカルジオリピン-レシチン抗原に対する生体反応を参照するものである。見ての通り、これは梅毒スピロヘータを直接検出するものではなく、間接的な存在証明である。それもその筈、カルジオリピンはミトコンドリア膜成分である。従ってワッセルマン反応陽性は自己免疫疾患の証拠であり、野口自身もループス(狼瘡)患者=SLE(全身性エリテマトーデス)で偽陽性になると指摘している。

>何度も繰り返した
「検査」と称してここでやっていることはその実抗原注射であり、即ちワクチン接種と同義であり、観察される現象はアレルギー反応である。「赤い病変」が即時型(I型)アレルギーの膨疹発赤反応(IgEヒスタミン反応)そのものであり、「膿疱の形成」がアルザス反応(抗体過剰域免疫複合体による局所型Ⅲ型アレルギー)であることは疑い無い。何度も繰り返して「反応が減少した」のは軽快した為ではなく、アレルギー「治療」で観察される通りの「減感作」である。そして抗原の頻回投与で起こることは?慢性血清病による持続的な免疫複合体の循環である。循環性免疫複合体に補体活性能はない=IgG4による過敏反応の抑制である。慢性血清病の発見は野口の死後約20年が経過した1950年代であり、野口が知らずとも無理はない。

T. Pallidumには三種類のタイプ(株)があり、曰く、粗雑 Coarce型、平均 Average型、 極扁平 very thin型と認識されていた。最後の型は一般に悪性梅毒に見られるという。

野口博士は膨大な美しいスライドを見せ、寄生体の縦断分裂 longitudinal divisionや、球菌様の小体が原形質の紐で連結した鎖状の配列を示してくれた。

(※訳注)ここで野口が縦断分裂をスピロヘータで本当に観察していたとすれば重大な事実である。何故なら細菌の分裂法は通常横断分裂であり、縦断分裂は寧ろ原虫の特徴である。その為、1905年のT.Pallidum発見から一部のスピロヘータは細菌ではなく原虫に分類されていた。Treponema(トレポネーマ)とTrepanosoma(トレパノソーマ)の名が類似するのはその名残である。

進行麻痺患者の脳のT.Pallidumを家兎に伝染させ、家兎で人間の進行麻痺に類似の症状と病変の誘発が試みられた。家兎や猿の中枢神経系はT.Pallidumの直接接種に抵抗性であり、従ってこの方法で病変は誘発できなかったが、これら動物にスピロヘータの死骸を5か月間投与し、5か月間5日置きに静脈内投与し、5か月安置した後、脳と脳内、硬膜下に接種すると感染が誘発され、動物は痙攣と衰弱を起こした上にワッセルマン反応が陽性となった。

彼が実施したポリオ髄膜炎ウイルスの培養法はスピロヘータのそれに類似している。家兎、モルモット、犬に培養液を注射すると、典型的な狂犬病の症状が必発した。

講演は、様々なスピロヘータが発育している培養チューブの写真や、多数の顕微鏡標本を含む、一連の大型ランタンスライドで説明された。その中には様々な種の培養スピロヘータや脳内のT. Pallidumもあった。彼はまた、ネグリ体が円形または楕円形の比較的巨大な寄生体の破砕に由来することを示すと思われる別のシリーズも示した。様々な種類の多数の調製物も顕微鏡で見せた。


原文↓

THERE was a very large attendance of Fellows at the meeting of the Royal Society of Medicine, under the presidency of Sir FRANCIS CHAPNEY'S, On Monday, October 20th, to hear a lecture and witness a demonstration by Dr. Noguchi, of the Rockefeller Institute, New York, on the application of cultural methods to the study of infectious diseases of unknown etiology.

Before dealing with the cultivation of the virus of anterior poliomyelitis, in connection with which his work had been done in conjunction with Dr. Flexner, Dr. Noguchi explained the methods he followed for the cultivation of various spirochaetes, as those were the first organisms which had been obtained in pure culture by these methods. Of spirochaetes he had cultivated three different groups. The first was pathogenic, and invaded tissues. The second group was also pathogenic, but occurred in the blood. The third group was  nonpathogenic, and was to be obtained from the mucous orifices of the body or on the surface of moist lesions in various parts.  These groups might be termed respectively tissue spirochaetes, blood spirochaetes, and saprophytic spirochaetes. Of the first group, two species had been cultivated-the spirochaete of syphilis (Treponema pallidum) and that of yaws. Of the second group four species (all pathogenic) had been cultivated, including the spirochaete of Obermeyer, the cause of relapsing fever in Europe, and the spirochaete of the fowl.  Of the third group-that of saprophytic spirochaetes-six species had been cultivated, including Treponema manacrodentium. T. microdentium, T. mucosum, T. refringens, and T. calligyrum, a new species which stood morphologically between T. Pallidum and T. refringens. None of the spirochaetes of this group were pathogenic. 

He then described briefly the method of cultivation. For the pathogenic varieties, whether the tissue or the blood spirochaetes, it was essential to have in the culture medium a piece of fresh sterile animal tissue. Saprophytic varieties could be grown without the addition of fresh tissue. For the tissue-spirochaetes he found it necessary to obtain absolute anaerobiosis, and he described and illustrated by lantern slides the apparatus he had constructed for the purpose. For the cultivation of blood spirochaetes, absolute anaerobiosis was detrimental, for if a small quantity of oxygen were not supplied the species would not grow. For the saprophytic spirochaetes strict anaerobiosis was essential. The culture medium was, as a rule, ascitic fluid solidified with agar.

This was the commencement of his work in the cultivation of such organisms. He had then gone on to apply the method to the study of the cause of poliomyelitis. Even an invisible virus can be kept growing outside the body if it be given favourable cultural conditions; it did not matter at the commencement of the work whether the virus of poliomyelitis was visible or invisible.  It sufficed at that stage to know that the virus was capable of being transmitted from generation to generation. The study of its morphology could then follow. A similar principle was applied to the study of rabies. It had long been known that in the ganglion cells of a case of rabies there were present certain bodies known, from their discoverer, as Negri bodies. It was also known that the virus of rabies passes through a Berkefeld filter. But a connection between the Negri bodies and the disease itself had not been hitherto demonstrated. Most pathologists had believed that the Negri bodies were simply reaction products, or the degenerative products of cells, due to the invasion of an unknown but filterable virus. By the use of the cultivation method briefly described above it had been found that some of the bodies could be grown.

Dr. Noguchi turned aside to describe the finding of Treponema pallidum in the brain in cases of general paralysis. Many workers in this country and in Europe generally had arrived at the conclusion that general paralysis was in some way connected with a previous syphilitic infection; some maintained that general paralysis was an active syphilitic condition, while others held that it was a remote consequence of the degenerative processes set up by the disease. To solve the question it was necessary to demonstrate the presence of the Treponema pallidum in the brain. While studying pure cultures of Treponema pallidum, he had observed peculiar forms, which might represent forms of degeneration or possibly a stage in the life-cycle of the parasite, and with these observations in mind he had examined specimens from the brain of 70 cases of general paralysis. The first 69 cases yielded no conclusive evidence. In a specimen from the seventieth brain he suddenly noticed a spirochaete. He thereupon went back over the other 69, and was rewarded by finding the parasite in 13 more. It was found, therefore, in 14 of the 70 specimens (25 per cent.). As it was ascertained that 2 of these 14 cases showed mixed syphilitic lesions in the brain, they were discarded from the records, and only 12 reported as successful. The material on which this research was based was derived from a single hospital; he therefore determined to examine a larger number of brains from several hospitals.   Now 130 cases had been examined by a modification of Levaditi's method, and in 36 the spirochaete was found, making a total of 48 cases in 200 brains examined.

At about the same time he undertook the study of tabes dorsalis. It turned out to be extremely difficult and tedious. He had very carefully passed in review sixteen spinal cords, but in only one could he find the spirochaete, and in very small numbers; they were in the posterior column. Shortly afterwards the spirochaete had been found by another observer in the intervertebral ganglion of a case of tabes. So that two cases were now on record in which the spinal cord revealed the parasite. It had been found in other cases of general paralysis since his own work. Two German observers, working with the Neisser method-examining a small particle of brain substance by means of the dark field-had observed the spirochaete in 19 cases out of 25 examined.

Another practical consequence of the work was to establish a skin test for the diagnosis of syphilis. This was discovered in 1911, and was known as the luetin test, and since its publication many observers had confirmed his findings. It was more easy to apply than the Wassermann test and made it possible to diagnose latent and tertiary syphilis. A preparation of dead spirochaetes was used, and if the patient were syphilitic, a red lesion developed, sometimes proceeding to a pustule. In one case the trial was made repeatedly, and there was a definite lessening of the intensity of the reaction.

Three main types or strains of Treponema pallidum could, he said, be recognized-a coarse form, an average one, and a very thin one, the latter-being usually found in malignant syphilis.

Dr. Noguchi showed numerous very beautiful slides, by means of some of which he demonstrated longitudinal division of the parasite and in others a chain-like arrangement, coccus-like bodies being joined together by a strand of protoplasm.

Treponema pallidum had been transmitted from the brain of general paralytics to the rabbit, and attempts had been made to produce symptoms and lesions in rabbits similar to those of general paralysis in man. The central nervous system of rabbits and monkeys was refractory to direct inoculation of the Treponema pallidum, so that lesions could not be caused in that way, but by treating these animals with dead spirochaetes for five months, giving them intravenously every five days for five months, then resting five months, and then inoculating into the brain, intracerebrally or subdurally, infection could be produced, the animals suffering from convulsions and emaciation, and giving a positive Wassermann reaction.

The method he used for the cultivation of the virus of poliomyelitis was similar to that described for spirochaetes; injection of the culture into rabbits, guineapigs, and dogs was always followed by the development of typical rabies.

The lecture was illustrated by a large series of lantern slides, including photographs of culture tubes in which various spirochaetes were developing, and of a large number of microscopical preparations. Among these were many showing cultivated spirochaetes of various species and T. pallidum in the brain. He also showed another series which appeared to indicate that Negri bodies were derived from the breaking up of a relatively gigantic parasite of round or oval form. A large number of preparations of various kinds were also shown under the microscope.

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