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棚田は昆虫たちの楽園!自然との共存を考える

子供の頃の思い出と棚田

こんにちは。のんびり棚田ライフ亮です。
今日は、棚田と昆虫の関係についてお話したいと思います。

子供の頃、近所の田んぼでバッタを捕まえたり、トンボを追いかけたりして遊びました。
今の子どもたちも同じで、すみやま棚田に来る子供たちもバッタを見つけたら追いかけ、トンボを見つけたら網で捕まえようとします。

そんな光景を見ると、子どもって変わらないな、、、
変わったのは田んぼで遊べなくなったという社会環境かなとつくづく感じています。

そんな田んぼの中でも、特に棚田地域の田んぼは特別です。

棚田が昆虫にとってなぜ魅力的なのか?

棚田は、多様な生物が暮らす豊かな生態系を作り出しています。

隠れ家となる場所が豊富
水面、土中、植物など、様々な環境があり、昆虫たちが隠れ家や繁殖場所として利用できます。

食料が豊富
水田には、稲だけでなく、様々な種類の植物が生えており、昆虫たちの食料源が豊富です。

天敵が少ないかも?
正直よく分かりませんが、昆虫、鳥などの数が丁度良いのかもしれませんね

棚田に生息する昆虫たち

棚田には、様々な種類の昆虫が生息しています。

バッタ類
ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、オンブバッタなど、多くのバッタの仲間が生息しています。

トンボ類
アキアカネ、シオカラトンボなど、最近は減ってる気がします。

チョウ類
すみやま棚田は、アゲハチョウが多いですね
なんでも蝶が通る道「蝶道(ちょうどう)」がある
と詳しい方がおっしゃっていました。

水生昆虫
ホウネンエビ、ゲンゴロウ、タガメなど、水田の水の中に生息する昆虫もいます。

これらの昆虫たちは、食物連鎖の中で重要な役割を果たしており、生態系のバランスを保つ上で欠かせない存在です。

棚田が子供たちの学びの場に
棚田は、子供たちが自然に触れ合い、学ぶことができる貴重な場所です。
一番は、自然との触れ合いです。

コンクリートジャングルに囲まれて暮らす現代の子どもたちが、自然の中で遊ぶことで、五感を刺激し、心身ともに健やかに育つことができます。

棚田の現状と課題

しかし、
近年では、後継者不足や耕作放棄地の増加など、棚田が減少しているという問題も深刻です。

すみやま棚田も、地元住民と共感する人たちによって今は守ろうという意識が強く残っています。

ただ、5年後、10年後はどうなっているかは分かりません。
このままでは、多くの昆虫たちの生息地が失われ、生態系が崩れてしまう可能性があります。

私は、棚田地域の人と自然体験を求める人たちとの懸け橋になればと行動しています。

日本中がコンクリートジャングル、太陽光パネルになると・・・
今以上に暑くて災害も多くなる

先人たちが命がけでつないできた大事な宝はしっかりと次の世代につなぎたいですね

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