菅原健一さん『小さく分けて考える』を読んで
菅原健一さん(すがけんさん)の著書『小さく分けて考える』。
手元に届いたので早速読みました!
こちらの本で提唱されている「分解思考」。
ビジネスはもちろん、あらゆることに通じる思考法なのですね…!
特に、コミュニケーションにおいても有効ということが驚きでした。
・分解して伝えるとケンカにならない(第一章 p.42)
・自分と相手を分けて、どちらの立場からも考えられるように(第四章 p.237)
自分の気持ちは分けておく(第一章 p.74)という発想も目から鱗でした。
思い入れのあるアイデアや分野に固執し、視野が狭くなることはよくありますので、特に意識したいと思います…!
とにかく、何事もやみくもにがんばるのではなく、要素を分解し、効果が大きいところから手を付ける。全体像を考えて行動することが肝要。
思い出したのは任天堂の元社長、岩田聡さんの言葉。
ほぼ日刊イトイ新聞 - 社長に学べ!のインタビュー(第14回「自分にしかできないことは?」)で「ボトルネックを直さない限り、全体はちっとも変わらない」という趣旨のことをおっしゃっていました。
分解思考はまさにそのお考えなのかなと感じました。
さて読んで終わりではなく、行動しなければ…!
自分はそもそも理想や目標が明確でないことがよく分かりました。
第三章の「理想を実現するシート」(第三章 p.136)を実践したいと思います!