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トランスジェンダー化の欺瞞(ぎまん)と被害を明確にした好著を読もう!! 『トランスジェンダーになりたい少女たち』 アビゲイル・シュライアー 産経新聞出版
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(6月13日記)
テーマは「昨今、話題になることが多くなった、LGBT・トランスジェンダーのアメリカでの実態、左翼思想の排他性」です。
本書、初めは角川から刊行予定でしたが、左翼からの非難と、脅迫、恫喝に屈して、発売直前で中止となりました。
攻撃する方もする方ですが、それに屈する角川も情けない企業体質です。
そこで他の出版社も尻込みする中、「日本を守る!」とする産経新聞出版社が、勇を鼓して出版することになりました。
この時も左翼からの脅迫や恫喝が、出版社のみならず、書店にまであり、その書店でも取り扱いをやめたところが少なくなかったとのことで、「なんだよ、いくじなし」でした。
トランスジェンダー、以前からメディアで知ってたように、ひどいことになっていました。
目次の一部を、ざっと紹介すると、
少女たち
謎
インフルエンサー
学校
ママとパパ
精神科医
反対派
格上げされたもの、格下げされたもの
身体の改造
後悔
あと戻り
となっています。
初めにトランスジェンダーについて説明すると、「生まれつきの自分の性別に違和感を覚えて別の性別にかわりたい、かわった」人たちのことです。
この性別、男と女だけでなく、中性、どれでもない、わからない、の人も含まれます。
わからない、クエスチョニング、となるとは、考え過ぎじゃないのかな、とも感じます。
そこにLGBT推進派の罠というか、「うまくいってるぞ」の思惑があるのでしょう。
本書での分類では、
「精神的つながりを感じる人とのみ性的行動に及ぶデミセクシャル」
「どこにも入らないクイア」
「どっちでもないノンバイナリー」
「別の性に転換したのに、違和感などにより、元の性に戻ったディジスター」
「戻ろうとしているディトランジショナー」
などあります。
デミセクシャル、これが本来のものでしょう。
精神的つながりがないのに、性的行動に及ぶというのは、おかしいです。
と、書く私は古いのでしょうか?いや、古くありません。
LGBTの存在、統計では全人口の0.01%です。100人に1人が1%、その100分の1なので、1万人に1人の割合になります。男では0.005%から0.014%、女では0.002%から0.063%というデータもあります。
0.001%なら10万人に1人です。
それなのにイギリスの統計では、10代で性別違和、ジェンダーディスフォリアを感じる人が4400%も増えました。
4400%というのは45倍のことです。アメリカの十代でも1000%アップでしたが、明らかに異常と言える数字です。
アメリカのエヴァーグリーン州立大学での2017年の「あなたはLGBTQですか?」の大学調査に対して、なんと40%が「イエス」と回答しました。
これも、常軌を逸しています。
2020年、同大学では、この数値が50%になっています。
なぜ、こうなったかにつき、本書で述べられていますが、SNSによる影響が大です。
特に自身がトランスジェンダーと宣言しているインフルエンサーが、「クール」かっこいいとなれば、十代で、まだ思考力のない子たちは、「右へならえ!」です。
もっとも、思考力、いくつになってもない人が、ごまんといる時代になりましたが。
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無期懲役囚、美達大和のブックレビュー
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