「無私」のご献身。いつまでも覚えておきたいです。 『心にとどめておきたい美智子さまの生き方38』 渡邊(わたなべ)みどり 朝日文庫

(10月29日記)


<本書のテーマ>

本書のテーマは、「美智子上皇后陛下の辿ってきた道と、生き方」でした。
先頃、10月20日に88歳の米寿べいじゅを迎えられましたが、視力の方に疾患を抱えておられるとのことで心配です。
読書好きの上皇后陛下なので、差しさわりがないといいのですが。
著者は1934(昭和9)年生まれ、上皇后陛下と同年齢でした。日本テレビ社員として活躍、皇室報道でも名の知れた人です。


心にとどめておきたい美智子さまの生き方38
渡邊(わたなべ)みどり
朝日文庫
2018年10月発売

<目次>

目次の一部をざっと紹介すると、

お心遣い
謙虚に、そしてしなやかに生きる
郷に入っては郷に従う
御恩はいつまでも忘れない
深い悲しみを乗り越えて
すべての人に「ありがとう」
弱き者の心に寄り添う
伝統と革新
自ら台所に立ち心を込めてお料理する
千年続く制度をやめる
初孫を迎える喜び
文化伝統を孫たちに伝える
「祈る皇室」から「行動する皇室」へ
家族の輪
美智子様流子育て
母を想う
未来へ
平和を祈る
沖縄に思いを寄せる
国と国との懸け橋に

となっていました。

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