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運命を生ききるとは、こういうことだ!『草舟(そうしゅう)言行録Ⅱ 人間の運命』執行(しぎょう)草舟 実業之日本社
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<本文1>
(7月28日記)
久々に執行さんの本の紹介です!
テーマは、一言で表すなら、「体当たり」で生きる、ということでしょう。
執行さんの本を紹介する時、再々、想起するのは、執行さんの魂・精神からの言葉を観念・頭だけで捉えて、口先だけはカッコのいいことを言う、
口舌の徒になりやすい
そんな傾向に陥らないでくれ
ということです。寂しいことです。
「人間以上のものたらんと欲するときだけ、人間は本来的な人間となる」
「自分の命を捧げ尽くすものを追い求める」
「いざというときは死ななければならないのが、本当の人間というものなのです」
葉隠を土台とした精神、
「到達不能な憧れで一番重要なことは、絶対に他人に理解してもらおうと思ったら駄目だということです。理解してもらおうと思うと、必ず人間は目先の手柄になります」
「魂の」無限永久革命が、我々の生きる生き方そのものになるのです。
「貫く生き方」「武士道に生きたい」「強くなりたい」「サムライ」
になるというのは、これまで何度も書いてきたように、できる奴は一瞬で覚悟が決まる、多くの本を読もうと、すぐに他者へ助言を求め、自分で考えないというのでは、到底できんことなのです。
私はこんなもの、武士の子たちがあっさりと自裁するのを中学1年で知り、一瞬で、俺もこれだ!と決め、以来、自分の命なんかどうでもいい、何があっても自分を貫く、として今日まで来ました。
自分を貫くためには、肉体と精神、両面の強さが必要です。
目の前に何十人ものヤクザが誰かを困らせている、そこを見過ごさないで、やめろ、と出ていくのは、あたりまえですが、力の裏付けがあって目的が達成させられます。
武道を習って強くなった暁にはそうしよう、では、その根性、志の低さ、不純さ、狡さがあることに気付かねばなりません。
ならば、ボコボコにされても出ていく、これが第一ステップです。
読者の皆さん、または、いつも「頑張ろうとしている草士さん」、わかりますね。
頑張ろうとしていること自体はとても善いことですが、「貫く」とはそういうこと、その方面を目指す人は心して本書を読む、美達さんと付き合って下さい。
草士さん、また、何かを志している皆さん、道は遠く険しくても、めげずに向かっていく、真剣に愚直に地道に励んで下さい。その姿、態度が日々の生なのです!
私、志ある人には厳しいですが、甘やかさない態度で応援・協力は惜しみません!!
「真の人間、つまり自己固有の運命を摑んだ人間は、強い人間になります」
「『葉隠』の武士道というのは、その本能を超えようとする努力なのです」
「ただ独りで生き、ただ独りで死ぬ、ということに尽きます」
「防御心が出れば肉の人生は守られるかもしれません。でも、骨である精神は確実に守られないのです」
「古人の跡を求めず、古人の求めたるところを求めよ」
「自分が国のために何ができるのかと考えて生きることが、歴史的な人間の生き方です」
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無期懲役囚、美達大和のブックレビュー
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