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病気のリスクを減らして質の高い人生に!! 『ヘルスメンテナンス 病気のリスクを減らす10の習慣』 泉史隆(いずみふみたか) ダイヤモンド社
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(2024年10月25日記)
テーマは、「病気のリスクを減らすために、やらねばならないこと、やるべきこと」です。
著者は病気のリスクを減らすためのヘルスコーチングをしている医師でした。
現在、私たちは「人生100年時代」とされる世を生きています。
日本人の平均寿命は延びる一方ですが、寝たきりにならないで自由に行動できる、他者の手を煩わせることのない「健康寿命」は、2019年度のデータで、男72.68歳、女75.38歳となっていて、男で約8年、女で約12年、寿命が尽きるまで、要介護となることが想定されています。
皆さんの中の何人かは将来、介護を受け、不自由な生活を強いられることになるかもしれませんが、その一方で元気に活動できる人もいるわけです。
どちらの人生を選ぶのか、それが、今までと今からのライフスタイルに、健康に関する知識の有無にかかっています。
服役後の生活で体感、痛感したことは、健康に関する無知は自身を不自由にするだけではなく、他者、家族、ひいては国にまで迷惑と負担をかけるのだ、ということでした。
何よりも家族が大変でしょう。
目次の一部をざっと紹介すると、
病気のリスクから目を背けさせる5つのバイアス
病気のリスクと行動の切り離せない関係
病気と行動は想像以上に複雑に絡み合っている
病気は想像以上に身近にある
病気が見えてくるのは40代から
病気を遠ざける最大のカギは「日々の行動にある」
病気のリスクを減らす10の習慣
10の習慣を続ける6つのコツ
継続こそ力
取り組む目的を明確に
「ながら」をいかして効率的に
具体的に目安・目標を意識する
完璧を目指さず、できる範囲で
などとなっていました。
私が服役する時に考えたことは、「健康に」ではなく、いかに体力の低下、筋肉の衰え、知的能力の衰えを防ぐか、今の若さ、強さを維持できなくても、衰える速度を鈍化したい、でした。
「健康で長生き」なんて毛ほども考えず、ただ、いい状態を維持して、ある日、死ぬのが理想と考えていて、今も変わりません。
できるなら、さっさと終われ!としか考えてないのです。
ところが、服役当時から13年前まで、私の所は「日本最低の食事」と、みんなが口を揃えるくらいにひどい内容で、菜食主義者か、禅の食事か、という内容でした。
それで、医者から「あと3年の命です」と宣告された私が、服役3年後に狭心症のニトロを手放すまでになり、中学生の頃からの背中の痛だるさもなくなったのです。
これにはびっくりしました。
へええ、健康とはこんなに体が軽いのか、でした。
今となっては、健康に関する己の無知以上に、無謀さに「本当にバカな奴だ」と呆れるばかりです。
では、病気のリスクを減らす10の習慣を紹介しましょう。
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無期懲役囚、美達大和のブックレビュー
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