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みんなが勘違いしている「やる気」の正体

「〇〇できるようになりたいんだけど、やる気が出ない」
という言葉をよく聞きますよね。
これは真実で、あなただけでなくみんなが思っていることでしょう。
もちろん私だって同じです。

結論を先に述べてしまいますが、
「やる気」というものを勘違いしないことが大切です。

長く頑張っている人を見て、
「やる気があってすごいね」という感想を抱くでしょう。
はい、「やる気がある」と私も思います。

「やる気ってどうやって出してるの?」という質問も良く聞きます。
しかし、ハッキリ言いますが、やる気を出せる人はいないです。
はたして、やる気とは何なのか・・・。
今回は、そこに焦点を当てていきたいと思います。

やる気は出せない

先にも述べましたが、自分でやる気を出せる人はいません
え?と思う方もいらっしゃると思いますが、少しずつ説明をしていきます。

誤解がないように伝えますが、
厳密にはやる気を直接出すことはできないということです。

「やる気があるから○○することができる」

これが半分正解半分間違いであることを理解しているでしょうか。
これは多くの人が勘違いしています。
以下のように考えていませんか?

①やる気→〇〇する→結果→②やる気→〇〇する→結果→③やる気→・・・

残念ながら、この勘違いから冒頭の
「〇〇できるようになりたいんだけど、やる気が出ない」
という言葉が生まれています。

そして、初めて何かをするとき、何かを継続するとき、
何かにつけて「やる気」というものを取り上げます。
「やる気」というものは、言い訳から生まれた言葉だったりします。

本当のサイクル

①〇〇する→結果→やる気→②〇〇する→結果→やる気→③・・・

これが正しい順番になります。
つまり、「〇〇した結果、やる気が生まれた」なのです。

そのため、初めの一手は無理矢理やるしかないんです。
この一手目のやる気と、その後のやる気
混同している人がとても多いのが事実です。
同じく「やる気」と呼んでいるのですから、
混同しても仕方ないのですが・・・。

さて、ここからは「やる気」の正体を見ていきたいと思います。

「やる気」の正体

様々な観点がありますが、ここでは行動に紐づけて話していきます。

まずは、共通するところから話していきます。

俗にモチベーションと呼ばれますが、
その本質は「自己効力感」と呼ばれるものです。
分かりやすく言うのであれば、
「それを自分にできそうであるか」ということです。

そこに「期待感」が加味されます。
成長した自分や行動した後の結果が具体的であったり、
その成果が望むものであるかどうかなどが含まれます。

そして、「費用対効果」です。
行動に対して成果が見合っているいるのかを考えます。
人によって価値観が違うため、あなたの価値観で考える必要があります。

次に、その後のやる気について話していきます。

一手目のやる気と、その後のやる気の大きな差は
見れば分かる情報ですが、結果があるかどうかです。
それ以外はほとんど似ていると言ってもいいのですが、
やる気の70%以上は、結果に紐づくため一手目がとても大変です。

結果や成果を受けての評価になるため、
より具体的で効果が高くなるのはもちろんのことですが、
始める前に考えていた成果との比較を行うことができます。

それに加えて、行動できたという事実で「自己肯定感」が高まります。
また、周りからの評価を得ることで「満足感」にも繋がります。
そして、また成長したい・評価されたいと思うことで、
次への原動力になります。

つまり、「やる気」の正体は様々な要素を
複合したものの総称と言っていいと思っています。

だからこそ気をつけるべきこと

あなたが行動をする側であるならば、
初めの一手を無理矢理にでも起こすことです。

例えば、周りに宣言することで逃げ場をなくしたり、
行動したときと行動しなかったときを比較することで
行動する意味を見出したり、
期限を決めることで少しずつでも進めていくなど、
そういった工夫を行う必要があります。

あなたが部下を育てる側であるならば、
行動できない人に「やる気がないからだ」と叱らないことです。

そのやる気を引き出すために工夫するのがあなたの役割です。
例えば、既に行動したことある内容ならば、あなたの体験を話したり、
どうすれば行動できるのかを一緒に考えてあげることです。

そして、何より行動したときに褒めることです。
次に繋げられるかどうかもあなた次第だと思いましょう。

さいごに

さて、
「やる気」の正体について話してきたわけですが、
いかがだったでしょうか。

なかなか行動できない理由が分かったことで、
対処するハードルも少しは下がっていれば嬉しいです。
どこかで、初めの一手目をどうするかみたいな記事を
書けたらな、とは思っております。

どうしても行動できない理由を解決できない、
という方は誰かに相談すると良いと思います。
誰もいないというのならば、それが私でも構いません。

少しでもこの記事があなたの力になれば、幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

投稿者:みたむー(Twitter
2019年11月からプログラマとして日々奮闘中。
アニメ、マンガ、ゲーム、音楽、好きに全力です。

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