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褒めるより、叱るより、先に意識したらいいこと

こんにちは。

地方で心地よいライフワークを創り出したい、
キャリアコンサルタントのMitasです。

桜も満開!新入社員を受け入れる時期になってきましたね。

とっても緊張して不安と期待を持って入社してくる新入社員。
真っ新なその気持ちや吸収力、若さと無限の可能性がある。

これを生かすも殺すも職場環境と教育する人、上司、先輩
にかかっています!!(プレッシャー強め)

というわけで・・

今日は、上司や先輩にぜひこの時期やって欲しい
おすすめワークがありますので紹介したいと思います

「ハートビーイング」

選択理論心理学のワークなのですが、職場で研修講師をする時の
セミナーの「シメ」とか、ちょっとこの受講生には
「気づき」を与えたいなあと思うときに使っています。

特に、新入社員の指導担当者になる人や、中間管理職向けの研修で使うのがおすすめ。

やり方はとっても簡単。


真っ白な紙に、大きなハートを描きます。

ハートの中には、
これまでの自分を振り返って、言われて嬉しかった言葉を書きます。
ハートの外側には
これまでの自分を振り返って、言われて嫌だった言葉を書きます。

おそらく、ハートの中には
「ありがとう」
「助かったよ」
「すごいね」
などのポジティブな言葉が並びますよね。。

外には

「ばか」
「早く、さっさとやりなさい」
「そんなことも出来ないの?」

など、ちょっとグサッとくる言葉が並びます。

私が研修をしていたときに、あったのは

「コンビニでこれ買ってこい」(先輩にパシリ、命令された言葉)だったり、
「契約取れなかったら一生帰ってくるな」(営業の方が上司に言われた言葉)だったり、

今なら絶対パワハラ?と思うような言葉も、多く出している人がいました。

それを書き出した後に、自分を振り返ります。

自分は、ハートの内側の言葉を使うようにしている?
自分は、ハートの外側の言葉を使っていないか?


そう、結構自分自身を振り返ると、嫌なことを言われた記憶はあるのに
自分も嫌な言葉を使っていたり、いい言葉をチョイスしていないことに気づきがあります。

それだけでも、「気づき」はあるのですが
もう少し踏み込んで考えます。


このハート。

実は大きくなったり小さくなったりしてしまうんです。

ハートは信頼関係の深さ、愛の深さを表しているんですよね。

ハートが大きい人は、相手のことをしっかり見守っていて、
困っていても放っておくことはありません。
常に相手を受け入れてあげる器もあります。
こういう人は、
外側の言葉もハートの中に取り込みます。

例え、「ばか」「さっさとやりなよ」というキツイ言葉であっても、
信頼関係がしっかり出来ていて、自分のことをしっかりと見てくれている上司であれば
パワハラだ、とは受け止めず、「愛を持って叱ってくれている」と相手は受け取ることもある。

逆に、常に忙しそうにしていて話しかけづらいオーラを放ち、
日々ほったらかしにされている上司から、突然

「ありがとう」「すごいね」と言われても、さほど嬉しく無いんです。

いつも見ていないのに、何がわかるの?と思ってしまうこともあるほど。

よく、成長させるには
最近の子は褒めたほうがいいんですよね、
とか
叱るとすぐに不貞腐れるから叱りづらい、とか
みなさん「褒める」や「叱る」をどうするか、を先に考えがち。

でも、褒めるも叱るも、土台となるものが必要なのです。

まずは、自分のハートを大きく、大きくしてみることを意識しましょう。

ハートが大きい人から
ズバッと言われたら、よーーし頑張ろう、って思えるんです。

褒められたら、飛び上がるほど嬉しいんです。


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