70.いつが最後になっても悔いのないようにいまをいきる〜〜
春は別れの季節だというけれど、何が起こるかわからない昨今はいつでも別れの季節もどきに遭遇する。
かくいうわたしは、明日の引っ越しに向けて荷物の整理と部屋の片付けをしている。
明日の朝10時に引越しのトラックはくるというのにぎりぎりをいきていたいわたしは、今日の今日まで何もせずにいた。
今も絶賛追われているところである。(笑)
だけど、今だからこそかける想いがあると感じお気に入りのカフェでmacを開いた。
慌ただしい中だからこそちょっとしたカフェオレ一杯に癒される。
ひとはその時に最高の意思決定をしている。
引っ越しにあたり心の中が複雑だから落ち着くカフェにきた。
とはいえ、何事にもわりかし冷めているわたしは、
寂しさのような感情はあまりない。
”この土地に暮らすことはもうないのかも。”
そう思うと、これから沸き起こるかもしれない寂しさよりも、
これまでにあったことがなぜか自然に思い出される。
過去を振り返るのはこのとき限りにして、
もの思いにふける時間が終わればすべてに背を向け振り返らない。
そのポリシーがいつからか心の中にあり、今日はその最後の日なのだ。
毎日のように通っていたスポット
必死で勉強した場所
お気に入りの散歩コース
昔付き合っていたひとといった場所
数えだしたらきりがないけれど、どの出来事も今のわたしを創ってくれた大切なもの。
否定したら過去の自分の意思決定を否定していることになる。
だから、何か自分にツッコミを入れるのではなく、
ただ振り返る。コメントしない。これに尽きる。
こう振り返りをすると、いつが最後になっても後悔しないように
その時その時を後悔なく生きることの大切さを感じる。
どこでも楽しめる能力は10代で身につけたもの。
はじまりのとき。
いまとてもワクワクしている。
目の前に起こることはすべて必然で。
ダンボールにものを詰めて部屋を空けていく。
持っていくものは目に見えるもの。思い出にしがみつくのではなくこれまで以上の幸せを創っていく。
振り返ることもなく、新しい場所で花を咲かせたい。
幸せに一歩近づく意思決定。
人生はぜんぶぜんぶ自分で選んでいる。
巡り合わせに感謝。