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「続けないと山も谷もない」2021年を振り返って、東大生が思うこと

こんにちは!松島かれんです。

今回は、私なりに昨年を振り返った上で、これからも走り続けていくという私なりの覚悟をお伝えします。今目標に向けて頑張っている人、努力し続けるのに疲れてしまった人の力になれたら幸いです。

印象的だった一言

「続けないと、山も谷もないから。」

私は、大学の女子サッカー部に所属していて、毎シーズンリーグ戦に取り組んでいます。そんな今期のリーグ戦の最終節、ある方からこの言葉をいただきました。

今、私がこの言葉の奥深さに気づけているのは、2021年があったからだと思っています。

突然ですが、私にはいつも自信がありません。小さいことでも不安になったり緊張してしまうので、日々が心配や焦りで溢れています。

そう聞くと、「自信がない」はマイナスに思われてしまうかもしれません。しかし、「自信がない」は私の長所でもあります。

自信がないからこそ、準備の時間や地道な作業をどこか楽しいと思いながら無限に取り組めるし、石橋を叩き続けることができます。そのおかげで目標がかなった瞬間もありました。

だからこそ、「準備」より「実践」から学ぶ場面が多く、「自信がない」をプラスに捉える時間が少ないこの一年は、私にとって試練が多くありました。

ですが、「自信がない」と自分に言える時間も少なくなったおかげで、今までにないほど大きく「成長」した一年だったと思っています。「自分が変わった」とここまで感じられた一年は、人生で初めてでした。

今までは、教科書で学ぶことで、日々新しい発見をすることができるという感覚でした。

しかし昨年、2021年は、まず世界に飛び込んで、その後で学んでいくという感覚に近かったです。既存の教科書などを使ってたくさんの準備をして、その上で一度きりの本番に臨むというよりも、実践を繰り返す中で成長していったように思います。

既にある教科書から学ぶのではなく、「自分の教科書」を自分で書いていく1年でした。

具体的に取り組んだことは、まず「リアルドラゴン桜プロジェクト」で行った月に数回の講演会です。他にも、俳優養成所で演劇に打ち込んだ日々が挙げられます。

そこで一番の問題だったのは、講演会も演劇も、今までの人生で経験したことがない状態から始まったということです。だからこそ、「実践を繰り返す中で成長」した、という感覚を味わう1年でした。

表現するということ

講演会も演劇も、「今まで経験したことがないので……」という言い訳が許される瞬間はないと思っています。講演会も演劇も、「自分」一人で完結するものではないからです。まず、一緒に準備をする仲間がいますよね。

それに、講演会や演劇は「誰かに届ける」もの。「自分」以外にも、受け取る誰かが必ず存在するということです。

だからこそ、経験の有無に関わらず、壇上・ステージに立った人間は全員、大きな責任と覚悟を持たなければならないと感じています。

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