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遠近両用と、新しい趣味を。
40代も半ばになって、早くも遠近両用レンズにお世話になってしまった。
そんな私は、密かに創作を行なっている。
パートと家事育児と地域代表の合間を縫って。ストレスはっさーん!
いや、違う。
もう、趣味です。新しい趣味。
趣味と言えば、今年デビューしたヒトカラもそう。
こちらもまだちゃんとやってます。
寧ろ、あんなに1人で行くのに怖気付いていたのは何だったんだ?というくらい、ほぼ週一で堂々と行っちゃってる。
で、創作なのだが、何かは言わない。
公開もしていない。
黙々と楽しんでいるだけ。
ただ、以前からやりたいことリストの1つに挙げていたので、それが今できるようになった喜びがある。
元々私は創作が好きだったなと思い出したのは、この歳になってから。
小学生から漫画を読むのが好きで描いてもいた。
小学生の頃はそれをクラスの友達に見せまくっていたし、中学では漫画仲間ができた。
高校では、所属していた図書部のお便りに堂々と自分の描いたイラストを貼り付けていた。
でも20代前半でフェードアウトした。20代は仕事に恋愛に…みたいな俗ルートの中に自ら流れていったからだ。
漫画家志望の方はこの20代で最も情熱を注ぐかもしれない。
でも私は漫画家になりたい訳ではなかったので、その頃にあっさりGペンやインクやトーンを手放した。絵もだ。もう実家にすら全く残っていない。
因みに、今の趣味の創作は漫画ではない。
読む機会は増えても描く方の再燃はなかった。
でも、ある日ふと、描いてみようかなと思い立った。
描くって言っても人物の顔だけ。
メモ用の裏紙に描いてみた。
描いていた最後の頃の絵柄を思い浮かべながら。
…いや、描けるじゃん、私!
ちゃんと描けるじゃん。
このままペン入れできるじゃん。
手が覚えていた!
あの頃歌いまくった歌を、ヒトカラで普通に思い出せた時と同じだ。
なんか、嬉しかった。
ちゃんと人生の軌跡として、20年後の自分の中に残っていたのが。
まあでも、恥ずかしくてすぐに捨てちゃいました。
漫画を描くのは思い出のままでいいやとなった。
その代わり、漫画家を目指す人のためのYouTubeを観て楽しんでいる(面白い)。
老眼が進み、眼鏡をかけることが増えても。
若い時から蓄積されたことを土台に、表現できることがある。
好きだったことに再会して、その時のときめきをまた趣味として迎えられる。
人生後半に入ってもまだまだやれることはあるのだ。
遠近両用レンズという素晴らしい道具を手にした私は、ルンルンで趣味を楽しんで日々を人生を進む。
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_終わり