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《書籍の紹介》発達障害&グレーゾーンの子の「できた!」がふえる おうち学習サポート大全

発達障害&グレーゾーンの子の「できた!」がふえる
おうち学習サポート大全

ライフオーガナイザー®でもある、植木希恵さんが上梓された

発達障害・グレーゾーンを持つ親に向けての学習サポート応援本です。

専門の個別塾教師だからこそのアドバイス

植木さんは、発達障害・グレーゾーン専門の個別指導塾を運営されています。

発達障害(神経発達症)の娘がいる私は、LO先輩が書かれたこの書籍を予約して読ませていただきました。

まさに、夏休みの宿題に悩む親も多いこの時期にタイムリーな内容でした。

親が不安を持ちやすい、日頃の宿題や学校での学習状況へのサポートについてもお悩み別に教えてくださっています。

親が抱える悩みに寄り添った内容は、専門の個別塾教師だからこそ。

特性を持つ子供は、学習や宿題が上手くいかないことには本人も「困っている」。
けれど、その親もまた将来を見据えて不安があるのも事実。
「勉強してくれない」「理解が難しい」
こんなんで、我が子は将来社会人になった時に大丈夫なのか。
上手く生きていけるのか。。

その当事者の私もそうです。
正直、不安です。

小1の娘。

今のところは、しないといけないことをきちんと行うマニュアル得意なASD気質で宿題や習い事をやってはいますが、
間違いに敏感で、間違っていることが分かると途端に機嫌が悪くなります。。
やり直しをしてもらうのに、私は言葉を選ぶ訳です。

こんな気持ちの切替が苦手なところがあるので、

例えば今後、勉強の壁にぶち当たった時、また、学校で何かトラブルがあった時、
それを乗り越えていける心(レジリエンス)があるのか…
更に、今後はそんな困難や課題を解決することが増えていくので、おとなになった時に塞いでしまわないか(二次障害)。

そんなこんな↑のような専門用語の知識が増えていくくらい、神経発達症について勉強しても、
親っていうものは、子供の将来だけはどうしてもずっと不安を抱えていってしまうのです。

TVや周りの環境と遮断させ、勉強に集中させるパネルや物の場所を書いた紙を貼り付ける等しています。

暗くなってきましたが、、

植木さんが教えてくださっているこの内容は細かく、そして優しい語りかけで、
少しずつ書いてあることをやっていってみたら、
親の不安が解けて、小さな成功に繋がるという期待があります。

勉強はした方がよい


植木さんが御本の中で書かれている印象的な言葉があります。

●保護者の応答性が高いと、自分は存在する価値があり、存在を示す発信をすると誰かが応答してくれるという確信、

いわゆる自信の基盤がつくられます。

これが基本的信頼感です。

生まれたときから培ってきたこの信頼感が、勉強するという場面で下支えになってくれるのです。

植木希恵 著 発達障害&グレーゾーンの子の「できた!」がふえる おうち学習サポート大全より抜粋

●勉強は生きていくために必要なメタ認知※を鍛えるために最適なツール

※メタ認知:自分を客観的に見ること

植木希恵 著 発達障害&グレーゾーンの子の「できた!」がふえる おうち学習サポート大全より抜粋

植木さんは、特性のある子で学習に悩みを抱える子も「勉強した方がよい」と言っています。
勉強を通して、自分の取り扱い方を会得できるからです。
その為にはその勉強を支える親の子供に対する信頼感と、逆に子供の親に対する信頼感、双方の信頼関係が重要なのだと思います。


私はサポートの仕方を最近変えてみました

娘の今のところの学習の悩み。
娘は手の微細運動がまだ苦手なため、字が乱れがちになります。
多少の字の乱れは「まあいいか」とスルーするけど、
何と書いているのか分からない場合、書き直しをしてもらいます。

その時に、私は言葉を選び「書き直し」を直接指摘しないような表現をしようとするのですが、
娘は「あ、これ、ダメな字なんだ」と分かるようで、不機嫌になるのです。
これには私も毎回疲れます。

そこで。
これまで通信学習はタブレットではなく、ちゃんと紙に字を書かせる練習をさせないとと紙のテキストで行ってきましたが、
どちらにしても不機嫌になるのに疲れてきている私は、
夏休み明けを機にタブレットに任せることにしました!

怒らせないようにしないとという呪縛みたいな気持ちで子供におべっか使うことから解放されたくて、
無理しないことにしました。

きっと娘も私が気を遣っていることに気付いていたと思います。
そんな私になんだかイラっとしていたかもしれません。


因みに、
発達障害・グレーゾーンという診断名・特性がある子という基準で子供を見るのではなく、
得意・不得意の違いがあるだけ。

と本の冒頭で仰っていたのが、少しガツンときました。
周りもだけど、親自身が陥りやすい概念だから。
私も無意識にも線引きするようなそんな気持ちで子供と接したりしてしまうのです。
そこはまだ切り替えるのは結構難しかったりする。。
否応なく突きつけられる現実があるからだと思います。

線引きの問題は色々と難しい…。

心配事は多々あるけど、娘に自分だけでも出来るという体験をこれからどんどんさせてあげたいです。

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