意見の領域

例えば、A君が「今度の春から経理の仕事」をするんだという。すると、B君が「俺やったことあるけど、経理の仕事なんて面白くないから辞めとけ」と言う。一方C君は「やったことあるけど、経理の仕事は面白いよ」と言う。
どちらもよくある会話だが、これはどちらの意見も間違えているので、聞く必要がない。なぜなら、B君もC君も「A君の能力」で経理の仕事をしたことがないからだ。同じことを3人がやっても同じ結果にはならないし、全く同じ感情を抱くはずがない。たとえ、同じ会社の同じ仕事だとしてもだ。
なので、ここでのA君の会話に対する答えとして正しいのは「そうなんだ。ところでその仕事はいつが休みなの?」である。それを聞くことで「月末は忙しい」という答えが返ってくれば、「そしたら月初に遊びに誘うよ」と返したりすることができる。要は自分では分かりようがなく、自分に関係のない領域のことについて意見するべきでは無いのだ。
会話をする時は注意していこうと自分自身も思った。

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