vol.11 世迷言を笹舟に乗せて…日々の思い出事を書き記す

昨日は本当に忙しかった。朝起きてから寝るまで、10分も休憩できなかったんじゃないかと思う。

毎朝4:30には起きて、夫のお弁当を作る。産後しばらくの間は、ずっと外食をしてもらっていた。でも、よくよく話を聞くと、いつも好きな店に行って結構な額を浪費しているのがわかったので、イライラするようになった。

私はと言えば、仕事中昼休憩も取れず、仕事をしながら持参したおにぎり1つで耐えていると言うのに、何散財してんだよと頭にきたのである。

ランチのお店に行って、その他にもコンビニで野菜サラダと珈琲を買っていたらしく。1日1,000円ぐらい使ってたんじゃないのかな?

この値上げラッシュで、そんなことが許せなくなり、迷ったけれどお弁当を作ることにした。どう計算してもお弁当のコスパが良かったので…。ただ、そのために30分という時間を消費してしまうけれど。

最初は3つに分割されたフライパンを使ってスピード調理をしていた。しかし、子供がジュージューという料理の音で目を覚ますようになり、最近は電子レンジで出来る料理のみにシフトした。

ご飯と、蒸した鮭やサバの味噌煮など。それから、小松菜などの葉野菜の煮びたし、蒸しブロッコリー等々。そして、ゆで卵調理器も買った。これは、電子レンジで完全ほったらかしでゆで卵が作れるもの。目が覚めてぼーっとしている間にとりあえず卵をセットしてレンジにかければ、後は勝手に調理される。

夫の弁当なので、正直なところかなり適当だ。買ってから少し日が経ってしまった野菜などもバンバン使う。毎回消費期限直前でセールのかかった魚を購入して冷凍しておき、調理する。一応、今のところお腹を壊したことはない。

仕事中や行き帰りにコンビニに行ってしまうのは、ほとんどストレス発散のためだと思う。生活のためとは言え、拘束時間が長く、また帰宅してもやることがどっさり。寝不足で頑張らないといけない社会人は、せめて自分の思い通りに何かをやったぞ!という満足感を買物で味わっているように思う。

外で良い人であればあるほど、真面目に自分の役割を果たすほど、プライベートで散財や暴飲暴食、ネット徘徊などして欲求を満たし、バランスを取っているのかなと思う。

夫は、ランチをお弁当にしてからも、コンビニに行ってサラダと珈琲は買い続けているらしい。これぐらいは、さすがに文句を言うまい。節約が上手な芸能人の方などは、ラテ・マネーを使わないと言うけれど、人にそこまで強制するのはなかなか難しい。

かく言う私も、時々仕事の前にコンビニに行って、100円程度の飲み物や菓子を買うことがある。あまりのストレスと眠気に耐え切れず。仮にお弁当を作らなくったって、どうせ朝5時に起きなければ、用意は間に合わないのだ。

溜まった洗濯物を片付けたり、夜中に洗い終わった食洗器の中の皿を出したり、夕食の下ごしらえをしたり、保育園の用意をしたり、自分の身支度をしたり。あっという間だ。この時間に子供が起きてこようものなら、ものすごいストレスが溜まる。遅刻するかもしれないという焦りと、ひとりの時間を邪魔されたいら立ちが、噴出する。何とか怒らずに対処するけれど、本当に朝はぐっすり眠っていて欲しい。

・  ・  ・  ・  ・

昨夜は、また家事育児仕事の目白押しでストレスが溜まり、夜に家事をしていると涙が溢れてきてしまった。晩御飯も野菜炒めしか作れなかった。子供には、冷凍のポテトなどを出したが、野菜がまずいまずいと言って、1時間もかけてダラダラ食べていた。

珍しく夫が早く帰ってきたので、シンクの掃除だけお願いした。料理して皿を洗ってシンクまで掃除するのが、タスクとしては重たすぎていつも不満で仕方がなかった。最近は、すごく嫌そうだけれど少し手伝ってくれる。本当に助かる。このまま定着して欲しい。

本当に、夜に狂ったように掃除機をかけるのをやめて欲しい。週末に丁寧に掃除機をかけているし、毎日毎日掃除機をかけなくても…と思ってしまう。キッチンなどは、子供の食べこぼしや料理の飛び散りなどがあるので、床掃除をするけれど、寝室まで毎日丁寧に時間をかけて掃除機をかけられると、本当にイライラする。

潔癖症なうえにダニアレルギーでかゆくて眠れないから、らしいけれど。私もダニ・アレルギーなので気持ちはわかるが、せめて病院に行って対策をして欲しいよ。

他に切羽詰まった家事が山盛りなのに、掃除ばかりして他に手が回らないと困るんだよね。あちこち磨くわりに、風呂やトイレや洗面所は手つかずなのはなぜなの。潔癖症って、部分的なのか?

いつもお風呂掃除は私がやっている。トイレだって、便器の掃除はしてくれない。水廻りの掃除が嫌いだからやらないのだろう。

さぁ、色々文句を書いてしまった。とにかく、思っていることをこのモーニングページで書きまくらないと、しんどくて耐えられない。

来週には、婦人科と心療内科両方を診てくれる病院にやっと行ける。とりあえず、何かは進み始めた。とにかく疲れて心臓が痛く、眠りが浅く、涙が急に溢れてきてまともに暮らせないので、何とか助けてくれませんか。

子供を預ける場所がないんです。一日も休めなくて、ストレスが発散できないんです。数時間休んだだけでは疲れが取れないんです。

実の母は、子供を見るのを嫌がるんです。しんどいって。里帰り出産の時も、家に私が居ると友人に電話を掛け、「子供が里帰りしてきてしんどいしんどい」と愚痴っていた。丸聞こえ。そして、産んでも産後の肥立ちが悪く手術になってしまい、しばらくは実家に寄せてもらったけれど、それも気に障ったらしく。「まだいるの?」と言われた。

最近も、姪に会いに行った際に実母に会ったけれど、里帰り出産のことについて未だに文句を言われた。あの時は、しんどくて…今はもっとしんどいから、今出産だったらきっと倒れていたと思うわ~とか。

そりゃ、ご高齢ですからね。頼ってすみませんね。しんどそうだから、出来る限り頼らないように今まで生きてきたんですよ。と言うか、小学生の時から頼るのを止めたけど。何を聞いても、「あんたアホやね、あんたに何言っても無駄やわ」と言って一蹴されたから。

2日半、陣痛でのたうちまわっていた時には、なんと知らぬ間に私の夫に喧嘩を売っていたらしい。本当に些細なことで。自分が娘の出産の手伝いをしていたのに、夫が夜の世話は任せてくださいと言ったのが気に入らなかったらしい。

その後も、陣痛の間に病院食を一切食べられず、のたうちまわっていたので、余った食事を夫に勧めたら断られたとぶち切れていた。夫は、私を差し置いて自分だけ食事をすることができなかったらしい。確かにもったいなかったけど。実母は、自分の夫が亡くなる前に入院食を分けてもらえたのが嬉しかったらしく、私の夫にも勧めたら断られた!といつまでも切れていた。

切れるポイントがわからないから困る。娘の里帰り出産がしんどいと散々文句を言いながら、病院では娘の世話をしたがり、夫と取り合いをしていたと後で言っていたのだから、わけがわからない。

結局、夫にもぶち切れ、病院にも待遇が悪いと散々文句を言っていたらしい。急にベッドが変わったのもそのせいか。

こんな実母なので、会うのも疲れるし、預けるのも不安で産後一度も預けていない。会うたびに、不快なことを言われるし、婿いびりもひどいし。

義実家はとても優しいし、きっと孫を見てくれるとは思うけれど、絵にかいたようなザ・昭和の家族なので、義母は夫の世話で忙しく、とても孫にまで手が回らない。義父の食事の用意や後片付け、洗濯、掃除、買物。信心深く、仏壇の供物の入れ替えやら何やら。あっという間に一日過ぎる。

孫に手が回らない。遊びに行っても、いつも家事ばかりしている。義父は畑仕事。本業も忙しいし、孫のお世話までは難しい。それでも、手を貸すことはできなくても色々援助してくれるので、本当に助かっている。

さて、結局。誰も、手を貸すことはできないんですね。子供を1日預けたくても、誰も見ることができない。おまけに繊細すぎて人見知りが激しく、一時保育などに預けると、とんでもないことになってしまったので、それも難しい。

世の中には、きっとこんな人がたくさんいるのだろう。誰も子供を見たがらない。可愛がるだけで、お世話なんて頼もうものなら、とんでもない反発にあう。それなら、諦めて自分が苦しむしかないではないか。

たぶん、私が死んだり急病になって本当に居なくなってしまったら、初めてみんなが真剣に考えだすのだろう。

若い人ならば、もっと協力的な家族が居たりするのかな。わからないけれど。少子化なんて、子供を見る人がいなければ解消なんてしない。

身近に、2週間に1度ぐらい見てくれる誰か。このぐらいの頻度なら、子供もいつの日か慣れてくれるだろう。最初はもっと頻繁に会わないと泣くだろうが。

姉が、昔子供達を連れて来て実家に置いておき、よく買物に行っていた。その時は私には子供はおらず、理由をあまり深く考えたことがなかった。単に、地方に引っ越したから買物が多いのだろうとしか思っていなかった。けれど、あの時しっかり預かっておいてあげて本当に良かったと思う。

あの時、家族の誰かが拒否していたら、とんでもないことになっていたのではないだろうか。姉は、あまり口にはしないけれど、とんでもなく大変だったに違いない。(今も大変だろうが)

私は姪や甥がかわいくて、ずっと一緒に居たけれど、それでも後追いが酷い時期は本当に大変だった。おか~さ~ん!!!と号泣する姪をひたすらなだめ、何とか気をそらし、必死で歯医者さんごっこをした。家中のぬいぐるみを総動員して、順番に姪に診察をさせた。姪自身がもういいと思えるまで、ひたすら一緒にぬいぐるみの口をあけさせ、歯を削って治療した。

姪は部屋中を探検し、すべてのものを触りたがった。危険が及ばないように、一瞬たりとも目が離せなかった。よく色んなものを舐めた。それも可愛かった。甥も、普通にしていても何だか笑っているような表情がたまらなく愛らしかった。だから、特に世話が苦痛だとは思わなかった。

今は中学生や小学生になった姪や甥。まだまだ手がかかるらしい。

母親というのは、いつになったら楽になれるのだろう?いつになったら、自分の世界に戻れるのだろうか。そんな日は来るのだろうか。

毎日、答えのない質問を空に投げかけている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?