【つぶやき#8】 点と点で
若いうちはお金を払ってでも苦労をしろ、とか、動けるうちに海外に行った方がいい、とか、経験が大事だ、とか。そういうある程度有名な名言は、昔から良い言葉だなと思っていた。思ってはいたが「良い言葉」であるだけに、それ以上でもそれ以下でもなく、単なる言葉だった。それが大学4年生になり始めた頃から、そういう若さに対する名言を心から納得できる瞬間が増えた気がする。そんな私が今、1番響いている言葉が
「人生の全てに意味がある」。
アンジェラ・アキさんの『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』の中で出て来る歌詞だ。
私は会社を辞め、海外でホームステイをしながら過ごしていた時期があった。そこでの経験を形にするべくnoteを始めたのだが、いつの間にか、日々のつぶやきを綴るためのものになりつつある。なぜ急にnoteを始めたのか、そもそもなぜ、日々こんなにも考え事をしているのか。それは、私の高校時代にあると気がついた。
高校時代の部活動で、私はたくさんのことを経験し、たくさんの人間と考え方に出会い、後悔して傷ついた。今でも「あの時、どうすれば誰も傷つかずに済んだのだろう」と考えてしまうし、夢を見る。高校時代を振り返ることでぐるぐると考え事をする癖がつき、そろそろ吐き出したいと身体で感じて、noteを始めたのだろうか。高校時代、海外でのホームステイ、noteが点と点で繋がった。
「人生のすべてに意味がある」のだから、noteを始めたその先の意味も、きっとあるのだろう。