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漢字は覚えられても、国語ができないのはなぜ?

こんばんは、ミスミです。

今日は、国語ができない子の中で、人並みに漢字が書けるのに、読解ができない、という子についてのお話をしたいと思います。

知識がない、漢字が覚えられないなどの理由があって、国語の成績ができないのなら納得がいきますが、例えば他の科目では偏差値を平均以上にできる子でも、国語だけができないというパターンがあります。

他の記事でもなぜなのか、ということで書かせていただきましたが、もう少し深く突っ込んでみたいと思います。



理由その1。言葉の定義が曖昧な場合


例えば、答え合わせをしたときに、子供が質問をしてくるときがあります。

「これは、Aでもいいのではないの?」

しかし、答えはBであったとします。

国語のできない子は、答えを聞いたときに納得がいかないのでそう言うのです。


この時、しっかりと対処をしていく必要があります。

子供がAという言葉の定義と、Bという言葉の定義をしっかりと把握していないからそのようなことが起きているからです。

これが、国語の苦手ではない子供のときはどうかといいますと、

「答えはBだ」

と聞いて説明をされると、自然に自分の考えていたAとBとの差異を感じ取り、すんなりと二つの違いを理解することができます。


この、自然に、というところが重要なのです。


国語のできない子は、知らない言葉に対して(知ってはいても、明確に使い分けを考えられない)自然に得ていくことができないのです。

例えば、不安と心配、はどう違うのかを聞かれたら、答えられますか?

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