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Dead Cells 女王のレイピア(ver3.0アップデート)

概要

Dead Cellsの武器、女王のレイピアの記事。あまり強くないがお気に入りなのでその性能について述べる。
ver3.0アップデートでどうなったのかについても記載。

次元を切り裂く細身の直剣

女王のレイピアは、Dead CellsのDLC「Queen and the sea」を追加することで入手できる武器。剣を振った後に次元を切り裂くエフェクトが発生して、クリティカルヒットになる。

見た目も良く、モーションも格好良い。次元を切り裂く細身の直剣、という設定もいい。
サメだの墓石だのバールだのを武器として使用する、というなかなかにぶっ飛んだデッドセルズの世界観において、比較的正統派のフレーバーを持つ武器だ。

しかし残念ながら強い武器ではない。近接武器の序列でいうとちょうど真ん中あたり。高難易度を走るにはちょっと厳しい性能だし、どうあがいても使いどころが見出せないネタ武器でもない。

個人的に武器、ビルドの評価基準として「BC3の序盤が安定して抜けられること」というのを設けている。大体3ステージくらい。強い武器、強いビルドは特に躓くことなくすんなり進める。
その基準からすると女王のレイピアはしっかりアウト。もう一度述べる。しっかりアウトだ。

小型飛行タイプを武器単独で簡単に処理できない。咄嗟の反撃が上手くいかない。
この調子ではステージが進んだとき、難易度を上げたときに発生する、他の危機的状況を打開できないのが予想できてしまう。

ウィークポイント

まず強い攻撃の当たり判定が「線」であること。当然盤面に及ぼす影響として「面」であるほうが強い。要は振っても振っても当たらないのだ。限られた時間と機会の中で、他の武器なら1回で済むところを2回、3回と行わなければならない。

次に強い攻撃の発生がワンテンポ遅れること。通常の斬撃の後に次元斬りが発生するので、取り出しにくいところに必要な火力が潜り込んでしまっている。こちらも当然押してからすぐに火力が出るほうが強い。

ストロングポイント

壁殴り性能。敵が動かず、密着した状態で延々と攻撃できる状況では合格点。エリートの処理はかなり得意で、巨人も得意。

というのも次元斬りはシステム上、遠距離武器の投射物という扱いになっていて、変異「至近距離射撃」の影響を受ける。赤(暴虐)の武器なのでスクロールの取得によるスケールはしないが、ポン付けで30%アップはかなり有用。

他のデバフや開いた傷口を組み合わせれば、かなりの火力を出すことができる。

レジェンダリーの付与効果がアップデート

そんなもどかしい性能の女王のレイピアは最近バフされた。
Ver3.0アップデートで、次元斬り発生までの時間が短くなった。これは取り回しの良さが少し向上したぐらいのバフ。
更にレジェンダリーに固有の付与効果がつくようになり、こちらはやけっぱちというか思い切りがいいというか、強烈なバフをもらった。「現実を切り裂く範囲が広くなる」。

むちゃくちゃ長い

見出し画像と比べるとわかるが、大体3倍くらいの長さになっている。「線」の当たり判定というアイデンティティを失わずに、大幅に強化された。レジェンダリーなら高難易度に挑めるだけのスペックとなっている。
レジェンダリーを使っていいなら他の武器も強いので、相対的な立ち位置は依然変わらないのだが。

通常状態を現状の2倍、レジェンダリーは4倍、という調整だったら面白い武器になるのにな、と思いを巡らせている。
今後のアップデートに期待したいと思う。

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