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ロープロPCでも、レンタルでお手軽おためしVR

今回はお正月に立てた「やることリスト100」の項目をこなすため、VR機器をレンタルする、という取り組みをやっていました。

何をして、何を出来たか、というよりは、

どこで躓いたか、必要なスペックは?

といったリアルな辺りを書いたほうがフォロワーさん方の役に立ちそうなので、そういった点をメインに書いていきます。


何をしたかったのか?

83.AIR TONEを購入してプレイする

以上です。

世界観とヴィジュアル、楽曲が素敵なVR音ゲー。

(もうちょっと推したい・・・執筆中)


さて、まず機種の選定から。

Oculus RiftについてはSteamのレビューで「ログインできない」との書き込みがあり、事実上のプレイ不可とみなして除外。

そもそもF〇ceB〇〇k前提、という時点で自分的にはアレですし。


PS4も所持しているのでPSVRの購入も検討したのですが、せっかくなのでHTC Viveも考えてみたいところ。

・・・と、ここでふと思い出したわけです。

昨年8月、同人誌の自炊に利用した「DMMレンタル」。

もしかして、Viveあるんじゃないか?

→ありました。

2/20からは職場が4連休。余裕をみて2/27まで押さえてみる。

・・・これでもPSVR買うより安いぞ!

というわけで、取組みが始まりました。


必要スペック

先に結論を書いてしまいます。

[PC]
・そこそこのCPUとメモリ(たぶん重要じゃない)
・DisplayPort搭載のミドルレンジ以上(?)のグラボ(重要)
・ヘッドマウントとは別に接続できるモニター(HDMIとか)

[環境]
・1.5メートル×2.0メートル以上の「空間」
・空間四隅のうち対角2点に、自分の身長±15cm位置への設置設備
・コンセントの空き3個分(横並び非推奨)

(執筆中・・・説明を追記)


0日目~3日目 起動するまで

Steamのインストールとアカウント作成は、事前に出来るのでやっておくと良いです。Steamアプリも無料のものは入れておいてよいでしょう。


そして2/19夕方、予定どおりリモートワーク中に機材が届きました。

ちゃんと定時までお仕事してから、配線やって、ガイドの通りにVIVEドライバをインストール、セットアップ。

位置とモーション認識の装置となる「ベースステーション」、これを上述の四隅のうち対角2点に設置します。

私の場合は、1個は今月買ったばかりの本棚に、もう1個は荷造り用の紐を工夫して、カーテンレールに括りつけました!(笑)

本棚がもしなかったら・・・と思うと、今回はラッキーと言わざるを得ないです。


そして、ルームスケール(上述の空間)の設定でやや苦戦。

解説記事がありますね。お借りします。

まあベッドとか障害物ありまくりなんですが、何とかなりました。


そしてここで躓きます。PC側の不足です。

この時点でのPCスペックは以下のとおり。

ケース: microATX(電源は2019年買い替え済み)
CPU: Ryzen 5 3600
メモリ: 16GB PC4-3200
SSD: 500GB
グラボ: Radeon R7 250XE

はいまず、このグラボがダメ(笑)DisplayPort出力が無いんです。

HDMI→DisplayPortへの変換ケーブルとか無駄ですよ、音は出てもヘッドマウントの画面は真っ暗です。(これで1日無駄にした)

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というわけで、取り急ぎDisplayPortのグラボをお取り寄せ。

ロープロ対応で出来るだけ高スペックなモデル、実はすこし事前調査をしていて、2021年時点ではGTX 1650の事実上一択のようです。

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2枚挿しではないものの、巨大なヒートシンクによりがっつり2スロット占有しちゃっています。いずな姉ちゃんはフラグを立てていったのでした←


とりあえず、これでVRプレイは出来るようになりました。

1枠目を貼っておきます。タイムシフトの期限切れはあしからず。もし酔ってしまったらゴメンナサイで・・・!

AIR TONEのプレイ自体は問題なく出来るのですが、瞬間的なフレーム落ち(おそらく30FPSを下回る)が時おり見られます。

やはり、GTX 1650辺りがVR性能として最低ラインかもしれません。。


(補足)

GTX 1650はローエンドでは?と言われそうですが・・・自分的には2スロット埋めておいて何言うてんねん!と考えております。

同じGTX 1650でもDisplayPort出力が無いモデルや、ロープロ非対応のモデルも存在します。購入する方はよく確認を。。

また残念なことに現在、ミドルレンジのグラボは世界的に需要が爆発しており入手困難&価格高騰しております。


3日目~4日目 プレキャプ保存、そして試行錯誤

PS3のYouTube配信ではすでにやっているのですが、配信とは別に高画質キャプチャしておきたい!という脳内からのご要望。

SteamのVRCaptureというアプリが対応しております。


配信ツールはニコ生で使用実績のある「N Air」を引き続き採用ですが、アプリが増えればその分だけ「必要な設定と手順が増える」この点は、何度でも躓くので覚えておいてください。

私の場合の、何度も失敗を重ねたうえでの最終的な、配信開始手順は以下となります。

1. VIVE Proを(再生)既定のデバイスにしていますか?
2. N Airの音声(マイク1)は無効になっていますか?
3. N Airの音声(デスクトップ音声デバイス)はVIVEになっていますか?
4. N Airで「新しく番組を作成する」
5. N Airの自動延長設定は意図どおりですか?
6. N Airで画面の見切れが発生していませんか?
7. VRCaptureは録画開始していますか?
8. N Airで「配信開始」
9. 番組にログイン:音声は出ていますか???
10. N Airで「番組開始」

11. 配信終了(N Air)
12. 番組終了(N Air)
13. VRCaptureの録画終了

個々の手順をすべて解説していると長くなるので、要点のみ書きます。

1番についてはWindowsの「サウンド」設定です。これが入っていないと、VRCapture、N Airともに音声が入りませんでした。

自身でプレイするだけの分には何ら影響はないので、気づけない、というわけです。

3番と9番は最終日に追加したものです。

後述するアバター配信の関係で色々やっているうちに、N Airの設定値が「既定」では音声が入らなくなってしまったようです。VRCaptureには影響なかったので、既定が変わってしまったのでしょうか。謎です。

もし別PC(ノートパソコンなど)があれば、スタンバイさせておくのがよいでしょう。


6番についてですが、上述の配信1枠目をみると画面が左上に寄っていますよね・・・

これ、ヘッドマウントの不調でもキャリブレーションの不良でもなく、N Air側の問題でした。これは気づけない。。

原因と対策は以下の記事に。一番最初のやつです(お借りします)


4日目~7日目 VRの醍醐味、アバター配信

ここからは、Extra Operationと称しての予定外活動となります。関係してくるアプリ・サイトが多いので、いったんリストアップします。

・Vカツ(Steamアプリ)
・ニコニ立体(共有サイト)
・バーチャルキャスト(Steamアプリ)
・THE SEED ONLINE(共有サイト)
・カスタムキャスト(スマホアプリ)
・恋声(PCアプリ)
・Yamaha SYNCROOM(恋声とセット)

まず入門としての最初の勉強は、以下の記事を基点にリンク先を巡って必要な情報「だけ」をピックアップしていくとよいと思います。

とにかく情報量が多いので、自分の環境と、やりたいことに絞って情報を取捨選択です。たとえば本記事ではFaceRigについては一切触れません。


上記のアプリ・サイトの役割と関係をざっくり図に示すと、以下のようになります。

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バーチャルキャストがアバター配信の中心となるアプリですが、配信機能は有していません。

また、Vカツにも「Vルーム」という機能があり、これをN Airでキャプチャすれば配信は可能ですが、機能差が大きいため1枠目限りとしました。


さて、ここから取組み内容ですが、グラボの取り寄せ待ちのあいだにVカツでモデルを作っておきました。

そして、自声(地声)をオンラインに流したくないのでボイスチェンジにも取り組みました。

最終的に成果は確認できなかったので、今後の研究課題となります。Buffer full問題もあるので、他のボイチェンツール(Gachikoe!とか)も試した方がよいかもしれません・・・


というわけで、私の場合の、何度も失敗を重ねたうえでの最終的な、配信開始手順は以下となります。

1.VIVE Proを(再生)既定のデバイスにしていますか?
2.恋声が起動していますか?
3.恋声のパラメータ(M→W)は意図通りですか?
4.恋声の再生デバイスがYamaha SYNCROOM Driverになっていますか?
5.N Airの音声(マイク1)はYamaha SYNCROOM Driverになっていますか?
6.N Airで「新しく番組を作成する」
7.N Airの自動延長設定は意図どおりですか?
8.Virtual Castの入力デバイスはSYNCROOM Driverになっていますか?
9.Virtual Castのトークバック設定は意図どおりですか?
10.Virtual Castで「番組情報取得」→「スタート」
11.Virtual Cast側でスタジオの配置はOKですか?
12.N Airで画面の見切れが発生していませんか?
13.N Airで「配信開始」
14.Virtual Castで「配信開始」

この手順には載せていませんが、初回設定としてニコニ立体からのモデル取り込み(バーチャルキャスト上で設定可能)と、カスタムキャストを取り込む場合はThe Seed Onlineとの連携が必要になります。

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そして配信の3枠目が失敗(何も映らない)したのは、上記手順の13番が抜けていたことが原因です。

繰り返しですが、バーチャルキャストは配信機能を持っていません。配信開始ボタンはありますが、これはN Airの「番組開始」ボタンに相当するもので、上記手順の14番にあたります。

文言も統一してほしいですが、それ以上にニコニコ運営側は、ツールにおける配信開始と番組開始のそれぞれの役割について、もっと見つけやすい場所にてちゃんと説明すべきだと思います・・・

ちなみに2枠目の失敗原因は、N Air側が「PCゲームキャプチャ」でなく「ウィンドウキャプチャ」になっていた事でした。


というわけで、バーチャルキャスト配信が出来た4枠目です。恥ずかしいのでコミュ限で。タイムシフトの期限切れはあしからずでお願いします。

今後も取り組みを続ける場合、研究課題はすごく多くて、パッと思いついただけでもこれだけ残っています。

・凸機能によるコミュニケーション
・設置物の充実、コメントを画面に落下させる等
・VRChat(Steamアプリ)の活用
・FaceRigによる視線・表情コントロール
・ちびキャラ作成と、キャプチャ配信へのマスキング
・下半身のフルモーションキャプチャ
・Vtuberとしての担当分野づくり(所謂プロモーション)

とくに下2つについては、まったく出来る見通しが立っていません・・・というか現時点でモチベーションがそこまで無いので、たとえば身内でウケが取れるとか、ボイスでの雑談枠とか、今はそれで十分と思っています。

バーチャルキャストでは毎日誰かしらが配信をしているので、ここら辺から勉強していって、やりたい事が見つかればハッピーじゃないかな?という希望をもって、今回の取り組みは締めにしたいと思います。


7日目~8日目 あと片付け

ここからはVRの話ではなく、DMMレンタルの話となります。

返却日の17時までに佐〇急便にて集荷という規程ですが、前日までの予約が必要です。(当日でも受付可能だけれど、予約の混雑状況によっては保証されないっぽい)

ところが今回の電話予約時、集荷時間帯の指定が出来ませんでした。。

心配していたとおり、朝10時に集荷に来たので、16時で再度お願いするようお伝えしたところ、15時に来ました(えっ?笑)

まぁ、17時過ぎに来られるよりは・・・。片づけは時間に余裕をもって、もっと言うとレンタル申し込み時の日数にも余裕をもつこと。

日数を増やしても、料金は大きくは上がりません。その代わり延滞が発生した場合の追加料金はヤバいです。なので。


あとの注意点としては、今回はパーツが多かったので同梱のチェックリストをしっかり使わせて頂きました。

というわけで、記念写真を撮って終了。


感想

(執筆中)


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