地震調査研究推進本部、能登半島沖などの海底活断層を公表…地震を起こす要因としてのメカニズム(衝突型プレートの存在)の認識こそが重要‼
メカニズムを認識することなく観測データのみ公表する政府地震関係者。
活断層が動くのは、そこに力が作用するためなのである。重要なのは、南海トラフ地震の予測でも、メカニズムは、
『フィリピン海プレート と アムールプレート とのプレート境界の 沈み込
み』
なのである。
地震を起こしているのは、沈み込む二つプレート境界にお互いに力を及ぼしているからである。
では、南海トラフ地震の議論で、断層がどこにあるか?という論点は無い。
では、活断層が動く要因は、能登半島地震の場合、下図に示すように、ユーラシアプレートと北アメリカプレートがプレート境界でぶつかる衝突型プレート境界を形成しているためである(下図)。
上の図で黒く示した部分が能登半島地震の被害が大きかった部分である。
地震被害が大きくなるのは、衝突型プレート境界に、両側から圧力が作用いた際に、活断層が動くからである。詳細に見れば、下図のように境界(青線)を境に見事に能登半島地震被害域との関係が明らかである。
断面でとらえれば、下図のように能登半島地震のメカニズムを明白に示すことが出来る。また、その際に能登半島の一部が隆起したことも容易に示すことが出来る。
かつだんそうの存在(下図は政府発表)は、単に観測データ(知識)を示しただけで、なんらメカニズムを説明する(知恵)ものではない。
要は、もう少し専門家としての『知恵』を示さなければ職責など全うできない。
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