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能登半島隆起:フォッサマグナ西端の造山運動の一環…二つのプレート衝突によって山を造る【門外漢解説】
日本では、糸魚川静岡構造線と柏崎千葉構造線に挟まれた領域をフォッサマグナと呼んでいます。下図の黄色の部分です。
その西端(左端)の赤い線が糸魚川静岡構造線です(その上への延長線がユーラシアプレートと北米プレートの境界線)。
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さて、下図は糸魚川静岡構造線に沿って、そのすぐ西(左)をよく見て下さい。北(上)が、北アルプス、そして南(下)が南アルプスという
![](https://assets.st-note.com/img/1709287585429-wYM1TFm8IE.png)
これを詳細に見ると、下図のように二つのプレートが衝突のよって2000m級の山が生まれています。
![](https://assets.st-note.com/img/1709287842313-OKYFxpiA8A.png?width=1200)
以上でおおよそお分かり頂けるように糸魚川静岡構造線の西側にはプレートの衝突で、山を造っています(造山運動)。
こうしてみると、能登半島の急激な隆起はこの『造山運動』の一環とも十分に考えられます。