保護猫はロシアンブルー1【保護してみたらロシアンブルーっぽいよ?編】
我が家の飼い猫、名前は“ぐり”
推定6〜7歳、オスのロシアンブルー。
飼い始めてから2年目の保護猫(迷い猫)です。
ぐりの日常写真を思い出と共に残していきたいと思います。
猫飼う決心まで5秒だった問題
ぐりがうちへやってきたのは、2019年のクリスマス2日前。
実家の姉から電話がきたので出てみると、
「あんたんち、猫飼わない?」
あまりに唐突すぎて意味が分からず、一瞬返答に詰まる私。
「飼う‥」
旦那が出張中だというのに5秒で決めてしまった。子供たち(大学生・中学生2人)は大喜びだ。この時点で旦那への事後承諾が決定した。
なんでも、実家の隣にある車庫に居着いてしまって1週間くらい経つとのこと。実家には先住猫がおり、2匹飼うのは難しいという。
私は猫を飼った経験がない。
どちらかというと犬派だったのだが、歳を取ってきたら何故か猫が飼いたくて飼いたくてどうしようもなくなっていた。
動物愛護センターのミルクボランティアから始めてみるか?と考えていたのがまさにこの頃。
しかし我が家の一番のネックは旦那だった。「死んだときがツライ」となかなかOKサインを出してくれない。そんなタイミングでの電話だった。
子供の頃に飼ったことがあるのは柴犬、文鳥、柴犬とビーグルのミックス犬‥。
猫なんて、ろくに触ったこともないのに飼えるんだろうか?不安を抱えつつ姉を待った。
「言っとくけどそんなに可愛くないよ?」問題
電話のわずか数時間後に、その猫はうちにいた。
姉からは、「あのさ、言っとくけどあんまり可愛くはないよ?」
と聞かされていた。今考えるとひどくないですか‥。
子供たちに伝えると、「ブサ猫ちゃんカワイイからいいよ!」
と快諾してくれた笑
かわいいブサイクちゃん(?)がやってくるのだ!期待に胸が膨らむ。
そしてキタ!ブサ猫ちゃ‥
「あれ?ブサイクではない‥かわいいというか‥カッコいいじゃないか‥」(我が家一同。旦那除く)
痩せ細って、毛がバリバリのグレーの猫。
果たしてロシアンブルーなのか問題
「というか‥ロシアンブルーに似てない?」
「まさかー、ロシアンブルーが捨てられてるわけないでしょー」
「だよね?ロシアンブルーとなにかのミックスかなぁ?しっぽがすこーしシマシマっぽく見えるし」
結局、このときは猫種がハッキリせず。というか、血統書付きだろうがミックスだろうが猫は猫。カワイイ。何でもいいんです種類など。
そんな会話をしながら、実家のお下がりの猫トイレや砂を設置していく。
すると、上手にトイレでおしっこをするではないか。
「飼われてたんだろうなぁ‥。捨てられた?」
野良猫時代がどのくらいあったのかはわからないけれど、触っても怒ったりはしない。
夕飯時だったので、姉が買ってきてくれたテイクアウト牛丼をみんなで食べようという話になった。蓋を開けた途端、牛丼の匂いが広がり、猫が目を剥いて駆け寄ってくる。
「これはダメだよ!カル○ン食べよう?」
エサの缶詰を開けたら、これまた凄まじい勢いで突進してきた。ホントにまっしぐら🐈
ガツガツとあっという間に平らげ、満足するとコタツの横にピッタリとくっついてウトウトし始めた。
少し撫でたら起き上がって、子供の膝の上にも乗ってくる。
「飼いたいけど、一応飼い主さん探さなきゃだね」
とりあえずその日はうちで寝かせることに。
姉がいる実家の猫も元野良猫で、山で罠にかかっていたところを保護された。片目は見えず、片足は軽く引きずらないと歩けない。
実家に来た初日は、一晩中ずっと鳴いていて切なかったという。
「この猫も、今日はすごい鳴くかもね?」
と言って姉は帰った。
猫にビビりすぎ問題
姉の放った一言で、めちゃくちゃビビって夜を迎えることになる我が家。しかし、ビックリするほど大人しく、全く鳴かなかったぐり。
夜中、何回か起きたものの結構グッスリ眠ってくれました。
それどころか私の顔にピッタリ背中をつけて寝てくれるという!
「ヤバい‥死ぬほどカワイイ‥」
でも野良だったし、ノミとかいるかも?
真冬だったので体は洗わず、拭くタイプのシャンプーで軽く洗浄しただけの猫‥。
不安だ‥。明日、私の顔パンパンに腫れてるんじゃ?‥まあいいか。
「汚い<カワイイ」。
圧倒的な「カワイイ」に「汚い」は打ち勝てず、幸せな気持ちで一晩を過ごした私。至福のときでした。
※翌朝は、いつもと変わらずむくんだ自分の顔が鏡にありました。
寝たあと、子供にいろいろと装備されている図。写真を撮り終わる頃にのっそりと起き上がり、再び2階へお昼寝しに行きました。
次回は動物病院へ行ったときの話を書こうと思います。
*こちら、にほんブログ村にも参加しています。ポチっとしていただけるとうれしいです!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?